もう日付が変わりましたが、手合でした。
棋聖戦予選Bで潘善キ七段と打ちました。
ぼくの白番です。
【棋譜再生】 棋譜は226手までです。
ここで左下の形が問題となりました。
ここが黒地3目だと黒1目半勝ち。
黒地1目だと白半目勝ちです。
ぼくが、手入れ要らずと主張したため、
もう日付が変わりましたが、手合でした。
棋聖戦予選Bで潘善キ七段と打ちました。
ぼくの白番です。
【棋譜再生】 棋譜は226手までです。
ここで左下の形が問題となりました。
ここが黒地3目だと黒1目半勝ち。
黒地1目だと白半目勝ちです。
ぼくが、手入れ要らずと主張したため、
一見二段コウでややこしそうですが、理屈は変わらないかと。日本囲碁規約冊子の50ページ死活例23が類型ですね。
コレが白負けになったら納得できませんね~。
しかしさらに抜きこまれて、
またパスせざるを得ないので、取られ、
したがって手入れ必要、ではないだろうか。
どちらにせよ楽しい形ですね。
大橋さんの主張は、
下の図で白は”イ”に放り込む必要が無い、
という理屈ですね。
下の図は無条件で手段が発生。
それでも手入れの必要無し。
現実に相手が打たない(打てない)以上、
コウの絡みは何の関係も無い。
私も黒地は1目だと思います。
├┼┼┼┼┼┼┼┼
○○○○○┼┼┼┼
●●●●○○┼┼┼
○┼●イ●○┼┼┼
└○●┴●○┴┴┴
黒番の対局者が、黒地3目と主張するなら、
黒番「白5-十九に手入れしてください。」
白番「いいえ。」
黒番「では。」
ということで、黒は3-十九に仕掛けないといけないと思います。
黒が仕掛けないなら黒地1目。黒に仕掛けられて困るなら、白5-十九に手入れして黒地3目。これが、私の結論です。
プロでも意見が分かれるところのようですので、審査結果を楽しみにしています。
黒石は取れないので黒は生き。
黒から白を取りにいくと、死活確認ではパスしないと劫を取り返せないので白は取られです。
よってこのまま対局停止なら白死です。
白手入れが必要で黒地3目。
隅の曲がり四目と同じ理屈です。2段劫でも同じ。取り返せないので。
劫立ての多寡は無関係。
<参考>
http://www11.ocn.ne.jp/~igo-298/END-OF-GAME.htm