ひろふみのブログ☆

囲碁棋士大橋拓文のオフィシャルブログです。

手合

2009-09-04 01:05:00 | 手合

もう日付が変わりましたが、手合でした。

棋聖戦予選Bで潘善キ七段と打ちました。

ぼくの白番です。

【棋譜再生】 棋譜は226手までです。

ここで左下の形が問題となりました。

ここが黒地3目だと黒1目半勝ち。

黒地1目だと白半目勝ちです。

ぼくが、手入れ要らずと主張したため、

審査会に「勝負預かり」となりました。 問題の局面図です。

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18 コメント

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Unknown (fortune)
2009-09-04 02:22:49
規約の第7条-2を参照してください。
一見二段コウでややこしそうですが、理屈は変わらないかと。日本囲碁規約冊子の50ページ死活例23が類型ですね。
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Unknown (ok)
2009-09-04 03:43:41
むしろこのままでは黒地0目では?
コレが白負けになったら納得できませんね~。
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Unknown (ハル)
2009-09-04 06:10:39
対局の停止後、抜かれた瞬間に白はパスで頑張ろうということですね。
しかしさらに抜きこまれて、
またパスせざるを得ないので、取られ、
したがって手入れ必要、ではないだろうか。
どちらにせよ楽しい形ですね。
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Unknown (どら)
2009-09-04 06:31:23
黒地1目が正しいと思います。中国ルールで数えても白0.5目勝ち。ちなみにMultiGoのソフトで日本、中国ルール双方で計算。
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セキの場合 (kou)
2009-09-04 06:45:31
セキってのが味噌ですね。

大橋さんの主張は、
下の図で白は”イ”に放り込む必要が無い、
という理屈ですね。

下の図は無条件で手段が発生。
それでも手入れの必要無し。
現実に相手が打たない(打てない)以上、
コウの絡みは何の関係も無い。

私も黒地は1目だと思います。

├┼┼┼┼┼┼┼┼
○○○○○┼┼┼┼
●●●●○○┼┼┼
○┼●イ●○┼┼┼
└○●┴●○┴┴┴
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Unknown (New Castle)
2009-09-04 09:43:28
形というより、コウの負担の問題とコウ材をどう考えるかのようですね。

黒番の対局者が、黒地3目と主張するなら、
黒番「白5-十九に手入れしてください。」
白番「いいえ。」
黒番「では。」
ということで、黒は3-十九に仕掛けないといけないと思います。
黒が仕掛けないなら黒地1目。黒に仕掛けられて困るなら、白5-十九に手入れして黒地3目。これが、私の結論です。

プロでも意見が分かれるところのようですので、審査結果を楽しみにしています。
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Unknown (Unknown)
2009-09-04 13:35:43
このまま対局停止になれば死活確認に入ります。
黒石は取れないので黒は生き。
黒から白を取りにいくと、死活確認ではパスしないと劫を取り返せないので白は取られです。
よってこのまま対局停止なら白死です。
白手入れが必要で黒地3目。

隅の曲がり四目と同じ理屈です。2段劫でも同じ。取り返せないので。
劫立ての多寡は無関係。
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Unknown (どら)
2009-09-04 17:15:08
こうゆう問題で審査会に「勝負預かり」していたら又時間がかかっていたら囲碁は世界的な競技となりません。中国ルールはその点シンプルです。中国ルールは最後のダメまで打ちます。(ダメも0.5目)お互い納得がいかない場合は打ち続けます。地を数える場合何の支障もないからです。地の数え方は違いがあるが結果は日本式と変わりがない。ここは日本ですが、すっきりした解決を望みます。
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Unknown (どら)
2009-09-04 19:48:27
色々調べていくとこの手の問題はアマチュアが口出す問題と違うようで前言を撤回致します。どうも日本囲碁規約と日本アマチュア規格は違うようです。同じ日本の囲碁でもプロとアマチュアでは規約が違うようです。プロは対局にお金がかかっていてトラブルが絶えないのが残念です。
<参考>
http://www11.ocn.ne.jp/~igo-298/END-OF-GAME.htm
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日本ルールの基本精神 (碁キチ)
2009-09-04 21:30:11
日本ルールの基本精神は「生きを証明できない石は死石である」。この事を理解されていれば、審査会に持ち込むほどの事ではないと思われます。
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