ひろふみのブログ☆

囲碁棋士大橋拓文のオフィシャルブログです。

カスパロフさんのチェス

2014-11-28 23:55:29 | 季節の話題

今日はものすご~く久しぶりにオフの一日でした。

しかし朝から気になる事がありまして、PCにスタンバイ。

カスパロフさんと羽生4冠のチェス対局

羽生さんは、趣味なのにチェスが国内屈指の実力ということで

一体どんな頭脳をしてるのか何を考えているのか覗いて見たいところですね。

しかしカスパロフさんはその羽生さんよりレーティングにして400点も高いらしい・・・

チェスはほとんどやったことは無いのですが、興味津々で張り付いて見ていました。

形勢判断の頼りは、画面のコンピューターが示す数値と解説。

と羽生さんの表情

将棋の時よりさらに表情豊かな気がします。

結局先手、後手2局ともカスパロフさんの勝ちでした。

驚いたのは感想戦、読み筋を惜しげもなく披露していて、その深さに改めて衝撃を受けました。

しかもコメントから察するに、羽生さんの棋譜を研究してたらしい・・・

引退して、駒に触れるのは5年ぶりとか言ってなかったっけ?

勝負は久しぶりでも、事前準備をして集中する様は迫力がありました。

そして後の対談はどうやら回線混雑のためうまく見れなかった・・・

ニコニコ無料会員だったのを、今日ほど悔やんだ日も珍しいです。

誰かが文字に起こして記事になるだろうから、それを楽しみに待つことにします。

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反省の谷

2014-11-26 12:28:30 | テレビ

11月19日放送の竜星戦 本戦Fブロック2回戦で沼舘沙輝哉ニ段と対局しました。

映像はこちらから、見れるようです。

検討シーンで、解説の山田至宝七段がある手を指摘した瞬間に放送時間が来てしまいましたが

その手はこちらです。 私の黒番。

1図 白3を解説山田至宝七段が指摘

白1は利かないと判断して黒2と劫を解消しました。

実戦では白3一路下のアタリでしたが、図の白3オキが良かったのでは?

これに対し

2図 黒8と打てば右辺は生きますが、右下の黒が取られてしまいます。

3図 しかし黒1と下から取るのが唯一のシノギ筋で劫になります。続いて次図。

4図 黒2以下、右上隅の白に対して二つ劫材があるので、ギリギリですが、黒が良いです。

しかし、読みきったつもりで1図黒2と打ちましたが、この劫は読めてなかったので反省。

5図 終局図

左下4分の1に石が一つもありません。

このような碁は囲碁史上初かも

棋譜は竜星戦のページでご覧になれます。

 

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ポーカーやったことありますか?

2014-11-24 00:45:35 | 囲碁&∞

22日土曜日放送のスペースマンでは

ポーカープレイヤーの木原直哉さんをゲストにお迎えしました。

木原さんが色んなゲームが好きなのは知ってるつもりでしたが

例えば、麻雀、バックギャモン、将棋、そして囲碁。

ぼくが思ってたより、木原さんが囲碁が好きで

なんか嬉しかったです。

13路盤自由置き碁で4子の手合いでしたが、

同じような勝負の世界にいるシンパシーを感じられたのが

良かったです。

ぼくのポーカーより、木原さんの囲碁の方がちょっと強そうですが

性格と棋風は相関関係があるように感じました。

皆さんはどう思いますか?

 

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反省の嵐

2014-11-21 01:08:38 | 手合

先週から今週にかけて、中国からたくさんの棋士が来て

複数の研究会と対抗戦を行いました。

手前は檀嘯七段vs許家元二段です。

そんなこともあり、以前中国に行って碁を打った時の事を思い出しました。

そして今日は手合でした。

十段戦の予選でマイケル・レドモンド9段と対局しました。私の黒番。


棋譜再生

3年前に中国で甘思陽プロに打たれた1手目8-8を思い出して試してみました。

1図 個人的には1手目で中央に打つ布石の中ではかなり有力だと思っています。

2図 実戦 しかし白4と打たれて黒3が少し問題だったかと思いました・・・しかしこれは微々たる問題、まあ好みとも言えるでしょうか

3図 黒1から白6まで決めたところで次の手を考慮中に昼食休憩。

休憩(45分間)を挟んで考えたとしたら結構長い?かもしれませんがここで悩んで次図。

4図 実戦は黒1とハネました。そして白4と急所にふくらまれ、白6と打ち込まれて大反省。

白にAとハネられる前に黒Bとハネたい・・・その前に黒1で様子を聞こうか・・などと余計なことばっかり考えてしまいました。

5図 素直に黒1と伸びる一手でした。

6図 その後、下辺が進行して黒2から4と渡るようでは生きた心地がしません

初手8線に打った人とは思えない2線と1線の連打です。

この後、要石を取られたりしんどい進行でしたが、最後はなんとか勝ち。

しかし5図黒1を逃すとは、大いに反省。

293手完 黒3目半勝ち 残り黒3分 白2分

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竜星戦

2014-11-18 12:47:29 | テレビ

先日、11月10日(月)竜星戦、河英一五段vs藤村洋輔初段の碁を解説しましたが

気付いたら日にちが過ぎておりました

碁盤を埋め尽くす大熱戦でしたので、再放送を見つけたらぜひご観戦下さい。

そして明日11月19日夜8時から、自分の対局が放送されます。

vs沼舘沙輝哉二段。

ご覧下さい。

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ベルリンの壁 ドイツベルリン紀行3

2014-11-10 11:34:55 | 世界の囲碁 World GO

今日は11月10日

そうかもうあれから1ヶ月たったのか

10月10日金曜日、ベルリン一日目

ユース大会が終わった後、みんながベルリンの街を案内してくれた。

近くの森(大きな公園?)を歩き

「ドイツでも紅葉があるのか!?」 と驚いたら

「日本の紅葉はもっと綺麗です」 と言われた。

どうも向こうが一枚上手だ。

そして像の前で恒例の

像の真似をするのは世界共通だ

森を抜けると刺激的なModern cityが姿を現してきた

これはいわゆる国会のようだ。

そして川沿いの近代建築に圧倒され

下を見るとそこは

ベルリンの壁の跡だった。

このまっすぐのラインがずっと、壁の跡だ。

幼稚園の時に見たニュースの記憶が

朧気に思い出されてきた・・・

そうかあの時テレビで見た場所に自分は今いるのか

風が吹いた

夜になった

洒落た建物だ、全部は分からないが、色んな言葉で「愛」と書いてある気がする

と思ったら10秒・・20秒・・・30秒・・・・・ 秒読み?

ライトアップで鮮やかに変身していく これも一つのベルバラか

良い時に来た そう思った。

続く

 

 

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女流本因坊戦第3局

2014-11-08 18:47:18 | 囲碁&∞

昨日の本因坊戦第3局

藤沢里菜二段が勝ち、3-0で新女流本因坊誕生となりました。

16歳はもちろん史上最年少、快挙です。

私は幽玄の間で解説でした。

印象に残った場面を一つ

向井千瑛女流本因坊(白)vs藤沢里菜二段(黒)

1図

白1、3が向井女流本因坊渾身のサバキ

白11まで黒模様で白はうまく形を作りました。

ここで藤沢二段は黒12とぶ厚いコスミ。

りなはちっちゃい頃から地が好きだった・・・・・   と思いますが

いつの間にかこういうコスミを打つようになったのですね。

実戦は続いて白Aのひらきでした。

ここが巨大な所で、地合は白リードかに見えました。

黒12ではAに打つのももちろんあったと思いますが、

善悪はともかく、落ち着いた手だなと妙に感心させられました。

昨日の夜はYahooのトップニュースになっていましたが、

本人曰く「あれは恥ずかしい」だそうです(笑)

 

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明日は

2014-11-06 21:11:01 | 囲碁

明日は女流本因坊戦第3局ですね。

私は幽玄の間で解説をします。

向井女流本因坊が底力を見せるのか、

藤沢里菜会津中央病院杯が一気の奪取となるか

注目です

 

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ユース大会 ドイツベルリン紀行2

2014-11-06 11:57:05 | 世界の囲碁 World GO

10月10日金曜日 ベルリン初めての朝

パンがうまい

天気は少し曇りだが

このパンの美味しさは

この気候あってのものだと思うと

なんだか感謝の念が湧いてくる

いつになく前向きな自分を感じた

ホテルにダビットが迎えに来てくれた

いざ出発!

少し歩くと川が見える 橋を渡ると各国の大使館が姿を現してきた

「大使杯囲碁大会」その名の通り日本大使館主催の囲碁大会である

1日目はユース大会で小学生が多い。今回で6回目を迎えた

壇上には左から坂田先生、岩本先生、呉清源先生、福田先生、高川先生の掛け軸がズラリと並ぶ

呉清源先生の 「見可而進」

「カヲミテススム は どういう意味ですか?」

と聞かれて少し困った。推測するも一応ググって返事をする

生け花もある。これを活けたドイツの方は、日本に来て生け花を習い、国際大会にも出たことがあるらしい。

みんなぼくより日本の事を知っているのでは?

大会が始まった

子供達が50人近く参加 その多さに驚いた

片言の英語で子供達に話しかけると、ドイツ語で返されて

ヨーロッパの人にとっても、英語は習うものだということを、ここで初めて知った

でも囲碁を打つと・・・

コミュニケーションがとれる 不思議

ちなみにこの碁盤も、先の掛け軸の大先生方のサイン入りで、

もしその先生方が打ったとすると、この子達まで、ざっと100年の歴史がある

そういえば碁盤の表面が少し坂道みたいになってたっけ

さてここからは写真メインで

指導碁をして

ピアノを少し弾いて・・・ドイツだからベートーヴェン弾いたら「日本の曲も♪」って言われちゃった

自分の国について知らないことが多いのを痛感したよ

そして表彰式

上位入賞の子供達、優勝者は三段くらいでとても強い

全員でパシャリ!

全員に賞状があるのに感動

これはやる気がでる!

そしてみんな楽しそうだった

子供達にドイツ語で返事をされたときはどうやってコミュニケーションとろうか戸惑ったけど

囲碁を打ったら仲良くなった

すごいことだね 続く

 

 

 

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荒川区囲碁大会

2014-11-03 22:27:37 | 大会

今日は荒川区囲碁大会に行ってきました。

指導碁と少しの講義、そして壇上で挨拶。

壇上での一言、以前は緊張しましたが、ドイツに行ったり海外で色々経験したせいか

少しずつ慣れてきたような気がします。

さて、荒川区大会ですが、もうすぐ50周年だそうで、

参加者は200人に迫る勢いです。

指導碁もたくさん打たせていただいて、

これからも益々の発展を祈ります

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