人はひとりではありません。
明るい道や暗い道。
登り坂や下り坂、いろんな道を
つねに一緒に歩いてくれる人がいることを知っていますか？
あなたの周りにたくさん居てるはずです。
つねに蔭で支えてくれる人も
それはご先祖様です。
南無大師遍照金剛
偉くなると、傲慢になってしまう人がおりますが、
今の地位が自分の力だけで得られたと勘違いしているのではないのでしょうか。
ご先祖様や周りの人々のお世話になっていると思いませんか。
ご先祖様の蔭の力があってこその自分だということを忘れていませんか。
感謝の心の欠如している者が、
人の上に立つと下の者を大事にしない傾向がありますが、
今も昔も変わりません。
近い将来排除されるのは、目に見えています。
神仏はお見通しです。
見えない力を、昔の人は、「お蔭さまで」と言っておりましたが、
最近では、「お蔭さま」と言う方が少なくなってきたような…。
ご先祖様の財という陰徳を積めるのは子孫の供養以外にありません。
生きている我々子孫しかできないのです。
ご先祖様の積まれた徳分を使いきった時、人はその家は、失速します。
地位を追われます。
徳分は、使えば亡くなるのは当たりまえ。
徳分が無くなる前に供養で常に補充しなければいけません。
南無大師遍照金剛
悩みのない人間はおりません。
みな、何かしら不満を抱いているのです。
不満な部分に焦点と合わして自分はダメな不幸せな人間だと生きるか
満足な部分にだけ焦点を合わせて自分は幸せな人間だと思うか
人生には、大きな違いがでてきます。
どちらかに焦点を合わせすぎてもいけませんが、
不幸な考え方にとらわれていると、
多くの満たされている大事なものを見失ってしまいます。
南無大師遍照金剛
人生、どの道を選むか大いに悩むものです。
多くの人は、問題が出ると選ぶ道を間違ったと後悔するが、
進む道を間違ったのではなく、
人生には、問題がつきものだということを自覚しなければいけません。
要は、問題が出た時にどのように対処するかである。
問題や悩みのない人生など有り得ないこと。
やり遂げる覚悟があるか、ないかである。
成功している人は、
問題から逃げないでやり遂げると言う決断ができたからこそ、
成功者をよばれるのである。
南無大師遍照金剛
長寿は、誰もが願う幸せの象徴です。
しかし、いつも愚痴や不足をいい、怒ってばかりでは血圧も上がり、
人相も悪くなってしまいます。
こうなってくると長生きどころではありませんね。
やはり、明るくさわやかに生きることを心掛け
優しい眼差しで微笑みを忘れず
お蔭様の心で暮らせれば
知らず知らずのうちに、おのずから身体も心も健やかになります。
観音様のような御心で、
人生を送れるようにしたいものである。
南無大師遍照金剛