募集馬紹介の3頭目は、久々に募集となったウェルシュステラの牝馬です。
15年産も牝馬なのね… という話は別にして、ステラリード以来、私もいつも気にしてきた繁殖牝馬です。
そのウェルシュステラは1999年生まれの17歳、木村秀則牧場の中でも最高齢(のはず)になりますが、一昨年の展示会ではとても元気そうでしたし、デミアンさんも「まだまだ若くて元気」と仰っていました。
(昨年から展示会は日帰りコースになり、繁殖牝馬の見学は無くなってしまいましたが(T_T))
考えてみれば、今回募集になる馬たちは、あの時にお母さんのお腹の中にいた仔たちなんですよね。
(“あの時”の記事はコチラ → [広尾TC展示会報告7]繁殖牝馬とあれやこれやの関連情報)
過去の記事を読み返すと、『世の中思い通りにならないことが何と多いことか…』と感じてしまいますが、そういう話はさて置いて、母から仔へつながるストーリーをなぞりつつ、そこに多少なりとも参加をする喜びは何物にも代えがたいと思います(^^)
ウェルシュステラは私にとっては思い入れのある馬です。
それはもちろん、クラブや木村さんにとっても同様で、今回の15年産についてもいろいろな話をして頂きました。
その中にちょっと面白いエピソードがあったのですが、完全に裏話的な内容なので、紹介はしますが、読んだ方は何となく内緒にしておいてください。(誰かに迷惑がかかる話でもなさそうだし、止められてないので書いちゃいます作戦で(^^ゞ)
ウェルシュステラ'15が昨年のセレクトセールで2,200万円主取だったのはある程度有名な話。 で、当然ながらクラブには、その時点で2,200万円で売るという選択肢もあったわけです。
それが主取となって今回募集ラインアップに入ったのですが、木村さんによれば、当歳時からバランスの良さや身のこなしが非凡で、『この馬で大きなところを狙いたい』と思っていたため、売らずに残したいとクラブに話をしたのだそうです。
加えてクラブが国枝調教師に馬を見てもらったところ、「いい馬だから売るんじゃないよ」みたいなアドバイス(?)もあり、クラブとしてもその場で売却せずに、最終的には募集馬ラインアップ入りをさせる決断をしたのだそうです。
(ウェルシュステラ+国枝厩舎はレトロクラシック以来ですが、そういうネタがあったんですね!)
もっとも、木村さんは市場関係者から、売る気がないなら上場するな!、と怒られたそうですが… (^_^;
いやいや、もう書いちゃったのでどうしようもありませんが、とにかく、ウェルシュステラ'15は生産サイドや調教師からそれ程期待されているようで、実際、私の素人目にも、写真や動画より実物の方が全然よく見えました。
歩かせた時の柔らかくて深い踏み込み、肩がグッと前に出るフォームからは、すでに460kgある重さが全く感じられませんし、いかにも芝でイイ走りを見せてくれそうな、非常に欠点の少ない馬だと思いました(^^)
(父はルーラーシップですから、もう少し固さのある馬を想像していたのですが)
ちなみにこれは、素人とは比べ物にならないほど多くの馬を見ている竹内さんが仰っていたのですが、「ウェルシュステラ'15は血統背景はもちろん、馬自体がとても良い。動きを見るとサンデー系の血が入っていないのが不思議なほど」とのこと。
確かに、もしも気になる点があるとしたら、現代日本競馬において、サンデーの血を全く持たない馬が芝でどこまでやれるのか?、速い上がりの勝負に対応できるのか? ということぐらいなのかもしれません。
はい、ここまで褒めちゃっている以上、当然この馬も私にとって出資候補の一頭です。
ただし、他の候補馬との兼ね合いもあり、もう少し時間をかけて悩んでみたいです。 そして、時間の経過とともに少しずつ成長の方向性を確認できれば、いずれ出資決定の記事を書くタイミングが来るかもしれません(^^ゞ
◇ウェルシュステラ'15
牝1歳 鹿毛 2015.02.11生 新ひだか産
父:ルーラーシップ 母:ウェルシュステラ (母の父:Zafonic)
エクイノムスピード遺伝子C:T型(中距離適性)
美浦 国枝栄厩舎予定
販売総額 2,400万円 / 総口数 2000口 一口価格 12,000円
最新近況:
初期馴致の開始時期に伴い、9月12日に生産牧場である木村秀則牧場より、日高町のファンタストクラブ内木村牧場に移動しています。馬体重466kg、体高156cm、胸囲175cm、管囲19cm(9/16測定)
「牝馬ながら、腹袋や後駆のボリュームに恵まれており、パワフル感のある馬体にして、キレイなまとまりもある馬。これまでの姉たちとはまたタイプが異なり、スピードとパワーを兼備していそうな点にも大いなる期待を抱かせます。放牧時には首を立てることなく、柔軟に小気味よく、雰囲気のある走りを見せていましたし、他馬を寄せつけないオーラを放っていたのも印象的。成長も比較的早いほうですから、高いレベルでオールマイティな躍進が望めるのではないでしょうか。ぜひとも大きいところを狙っていきたい一頭です」(木村秀則氏)
募集写真:
広尾TC募集馬のページはコチラ:https://www.hirootc.jp/sellhorses/
*出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^_-)-☆
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m
*広尾TCのご好意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。
ご面倒かもしれませんが(^^ゞ 応援クリックを何とぞ!m(_ _)m
15年産も牝馬なのね… という話は別にして、ステラリード以来、私もいつも気にしてきた繁殖牝馬です。
そのウェルシュステラは1999年生まれの17歳、木村秀則牧場の中でも最高齢(のはず)になりますが、一昨年の展示会ではとても元気そうでしたし、デミアンさんも「まだまだ若くて元気」と仰っていました。
(昨年から展示会は日帰りコースになり、繁殖牝馬の見学は無くなってしまいましたが(T_T))
考えてみれば、今回募集になる馬たちは、あの時にお母さんのお腹の中にいた仔たちなんですよね。
(“あの時”の記事はコチラ → [広尾TC展示会報告7]繁殖牝馬とあれやこれやの関連情報)
過去の記事を読み返すと、『世の中思い通りにならないことが何と多いことか…』と感じてしまいますが、そういう話はさて置いて、母から仔へつながるストーリーをなぞりつつ、そこに多少なりとも参加をする喜びは何物にも代えがたいと思います(^^)
ウェルシュステラは私にとっては思い入れのある馬です。
それはもちろん、クラブや木村さんにとっても同様で、今回の15年産についてもいろいろな話をして頂きました。
その中にちょっと面白いエピソードがあったのですが、完全に裏話的な内容なので、紹介はしますが、読んだ方は何となく内緒にしておいてください。(誰かに迷惑がかかる話でもなさそうだし、止められてないので書いちゃいます作戦で(^^ゞ)
ウェルシュステラ'15が昨年のセレクトセールで2,200万円主取だったのはある程度有名な話。 で、当然ながらクラブには、その時点で2,200万円で売るという選択肢もあったわけです。
それが主取となって今回募集ラインアップに入ったのですが、木村さんによれば、当歳時からバランスの良さや身のこなしが非凡で、『この馬で大きなところを狙いたい』と思っていたため、売らずに残したいとクラブに話をしたのだそうです。
加えてクラブが国枝調教師に馬を見てもらったところ、「いい馬だから売るんじゃないよ」みたいなアドバイス(?)もあり、クラブとしてもその場で売却せずに、最終的には募集馬ラインアップ入りをさせる決断をしたのだそうです。
(ウェルシュステラ+国枝厩舎はレトロクラシック以来ですが、そういうネタがあったんですね!)
もっとも、木村さんは市場関係者から、売る気がないなら上場するな!、と怒られたそうですが… (^_^;
いやいや、もう書いちゃったのでどうしようもありませんが、とにかく、ウェルシュステラ'15は生産サイドや調教師からそれ程期待されているようで、実際、私の素人目にも、写真や動画より実物の方が全然よく見えました。
歩かせた時の柔らかくて深い踏み込み、肩がグッと前に出るフォームからは、すでに460kgある重さが全く感じられませんし、いかにも芝でイイ走りを見せてくれそうな、非常に欠点の少ない馬だと思いました(^^)
(父はルーラーシップですから、もう少し固さのある馬を想像していたのですが)
ちなみにこれは、素人とは比べ物にならないほど多くの馬を見ている竹内さんが仰っていたのですが、「ウェルシュステラ'15は血統背景はもちろん、馬自体がとても良い。動きを見るとサンデー系の血が入っていないのが不思議なほど」とのこと。
確かに、もしも気になる点があるとしたら、現代日本競馬において、サンデーの血を全く持たない馬が芝でどこまでやれるのか?、速い上がりの勝負に対応できるのか? ということぐらいなのかもしれません。
はい、ここまで褒めちゃっている以上、当然この馬も私にとって出資候補の一頭です。
ただし、他の候補馬との兼ね合いもあり、もう少し時間をかけて悩んでみたいです。 そして、時間の経過とともに少しずつ成長の方向性を確認できれば、いずれ出資決定の記事を書くタイミングが来るかもしれません(^^ゞ
◇ウェルシュステラ'15
牝1歳 鹿毛 2015.02.11生 新ひだか産
父:ルーラーシップ 母:ウェルシュステラ (母の父:Zafonic)
エクイノムスピード遺伝子C:T型(中距離適性)
美浦 国枝栄厩舎予定
販売総額 2,400万円 / 総口数 2000口 一口価格 12,000円
最新近況:
初期馴致の開始時期に伴い、9月12日に生産牧場である木村秀則牧場より、日高町のファンタストクラブ内木村牧場に移動しています。馬体重466kg、体高156cm、胸囲175cm、管囲19cm(9/16測定)
「牝馬ながら、腹袋や後駆のボリュームに恵まれており、パワフル感のある馬体にして、キレイなまとまりもある馬。これまでの姉たちとはまたタイプが異なり、スピードとパワーを兼備していそうな点にも大いなる期待を抱かせます。放牧時には首を立てることなく、柔軟に小気味よく、雰囲気のある走りを見せていましたし、他馬を寄せつけないオーラを放っていたのも印象的。成長も比較的早いほうですから、高いレベルでオールマイティな躍進が望めるのではないでしょうか。ぜひとも大きいところを狙っていきたい一頭です」(木村秀則氏)
募集写真:
広尾TC募集馬のページはコチラ:https://www.hirootc.jp/sellhorses/
*出資はあくまでも自己責任でお願い致します(^_-)-☆
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m
*広尾TCのご好意により、クラブ公式HPからの情報転載の許可を頂いています。
ご面倒かもしれませんが(^^ゞ 応援クリックを何とぞ!m(_ _)m
再来年の春
牝馬はルーラー
牡馬はハーツ
なのかなぁ
( ´ー`).。oO(妄想中)
おっと!
あと
ジミー
(^。^)y-.。o○
この仔は結構いいと思います。
牝馬はルーラーという意味では、モンちゃんがすごく良く思えてきて困っています(^_^;