【弥生賞ディープインパクト記念】コスモキュランダが力強くまくりＶ！並み居る素質馬を蹴散らし皐月賞切符奪取：サンスポZBAT!
(弥生賞ディープインパクト記念、2024年3月3日 15:45、G2、中山11R、芝・右2000m)
第６１回弥生賞ディープインパクト記念（Ｇ２、３歳オープン、芝２０００ｍ）は、ミルコ・デムーロ騎手の６番人気コスモキュランダ（牡、美浦・加藤士津八厩舎）が向こう正面半ば過ぎからまくり気味に進出を開始して２番手まで位置を上げると、直線で力強く急坂を駆け上がり１着でゴール。並み居る素質馬を蹴散らし初の重賞タイトルを奪取した。Ｍ・デムーロ騎手は今年初のＪＲＡ重賞制覇で、これで２００７年から１８年連続のＪＲＡ重賞制覇となった。タイムは１分５９秒８（良）。
１馬身１／４差の２着にはシンエンペラー（３番人気）、さらに１馬身１／４差遅れた３着にシリウスコルト（９番人気）が入り、上位３頭が皐月賞（４月１４日、中山競馬場、Ｇ１、芝２０００ｍ）の優先出走権を獲得した。なお、１番人気のトロヴァトーレは６着、２番人気のダノンエアズロックは７着に敗れた。
コスモキュランダは、父アルアイン、母サザンスピード、母の父Southern Imageという血統。通算成績は７戦２勝。重賞は初勝利。加藤士津八調教師、Ｍ・デムーロ騎手ともに弥生賞ディープインパクト記念は初勝利。
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今年の弥生賞を勝ったのは単勝３４倍の伏兵コスモキュランダでした。
戦前の予想では中山芝2000ｍで２戦２勝のトロヴァトーレ、東京の芝1800ｍ戦で２戦２勝のダノンエアズロック、そしてホープフルＳでレガレイラの２着だった新エンペラーの三つ巴とされていましたが、フタを開けてみれば、シンエンペラーは２着に頑張ったものの、トロヴァトーレが６着でダノンエアズロックは７着と散々な結果に…。
トロヴァトーレもダノンエアズロックも重賞実績は無かったですが、両馬ともここで強いレースをすれば一躍クラシック候補の素質馬と言われていただけに、この完敗はそれぞれの陣営にとって非常に口惜しい結果だったと思います。
その一方で、勝ったコスモキュランダは向こう正面からのマクリ一発が見事にハマった強い競馬。直前まで稍重だった馬場で1000ｍ通過が60.4秒でしたから、決して遅くはない流れの中でＭ・デムーロ騎手が動いた時は『どうなのかなぁ？？』と思いましたが、直線で逃げ馬を交わしたあとも最後までしっかり脚を使って後続を完封しましたからね。本番がどういうレースになるかは分かりませんが、コスモキュランダがアルアイン産駒と言われると、なるほどねぇ…という気持ちになるから不思議です(^^ゞ
いやぁ、これはどうなんでしょうね、今年の牡馬クラシック…。
何となくではありますが、３冠それぞれ勝ち馬が違う…みたいな１年になるのかもしれません。
＊＊2024/3/3中山11R 弥生賞（G2/芝2000ｍ）・良＊＊
報知杯弥生賞ディープインパクト記念【2024年3月3日中山11R】：競馬ラボ
中山６Ｒ ３歳未勝利（牝/芝2000ｍ）に出走したピークブルームの関係者コメントです。
◇吉田豊騎手のコメント 「道中でちょっと右に張るところはありますが、全体的にはいい内容で頑張って走っていると思います。最後もジリジリとですが伸びていましたからね。このあたりはこれから力を付けていくにつれて、もっといい脚を使えるようになるのでは。今日のような悪い馬場（稍重）でも気にしなかったですし、現状ではパンパンの良馬場よりも、少し時計のかかる馬場のほうが合っているのかもしれません」
◇蛯名調教師のコメント 「道中は我慢が利いていましたし、最後も鞍上のゴーサインに反応して伸びてくれましたので、今までで一番良い内容だったと思います。この感じでレースを使いつつ力が付いてくれば、順番が回ってくるのではないでしょうか」
◆クラブのコメント 「スタートで左右と接触しかけたものの大きな遅れはなく、道中は馬群のなかで落ち着いたレース運び。３～４コーナーより位置取りを上げていき、直線で外めから末脚を伸ばしましたが、坂上で脚色が一緒になってしまいました。なお、このあとは、「今日の流れに乗じて続戦したいところですが、権利が獲れませんでしたので次回はダート戦も視野に。仮に短期放牧を挟んだとしても、中山開催のうちにまたレースに使っていきたい」（師）ところです」
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私も感じたとおり、吉田豊騎手も蛯名先生も「全体的には頑張っている」、「今までで一番良い内容だった」と前向きな評価をしてくれました。もちろん、それは現状の完成度を前提とした話ですし、この先に課題が残っているのは確かですが…。
ただし、前走に比べて内容が格段に良くなったのは事実です。昨年のランドオブラヴがそうだったように、この感じであれば、（次走でそうなるかは微妙ですが）どこかでガラリ一変があってもおかしくないんじゃないかと思います。
まあ、冷静にレースを見直すと、まだ成長途上の雰囲気が色濃く残っていますので、蛯名先生の方針通り（いろいろな条件を試すことを含めて）適度に実戦を使いつつ、心身の成長を後押しするイメージでいきたいところです！
阪神２Ｒ ３歳未勝利（ダ1800ｍ）で６着となったマジックブルーの関係者コメントです。
◇古川奈穂騎手のコメント 「ゲート練習を重ねても本番でうまく改善できず、スタートが決まりませんでした。道中もフワフワした感じで集中力を欠いていましたが、ムチには反応してくれましたからね。最後はささり気味で内へ行きたがるのを真っ直ぐ走らせるように意識する形。これから集中力が持続するようになれば、いい競馬ができるようになると思います」
◇前川技術調教師のコメント 「ゲートは練習しているのですが、まだまだ難があります。発走員の方とも『出遅れ覚悟で出走させるしかないのでは』と話していたのですが、やはり遅れてしまいました。これからも練習を続けていきたいと思います」
◆クラブのコメント 「ゲートが開いても反応できずに出遅れてしまい、やむなく後方から競馬。３～４コーナーより外めを回り、直線を迎えて脚を使って伸びましたが、６着までとなりました。権利が獲れなかったこともあってこの後については未定ですが、ゲート難を克服できれば上位争いに加われるはず。適度に出走を重ねていくなかでレース慣れが進み、全体的に馬が大人になってくるのを待ってあげたいところです」
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古川奈穂騎手のコメントを見ると、ゲートはもちろん、それ以外にも課題が山積みのようですね。ただ、そんな中でも最後は頑張って追い込んでいましたから、課題を着実に、ひとつずつクリアしていけばきっとチャンスが来ると思います。
と言いますか、潜在能力を含めた話で言えば、勝ち上がりの心配はしなくてイイのかなと…。まあ、現時点で強気になるのもアレですが、ゲートについては陣営が練習を続けてくれるでしょうし、心身の成長余地も多分に残っていそうですからっ！
クラブのコメントにもあるように、「全体的に馬が大人になるのを待ってあげたい」と思いますm(_ _)m
中山６Ｒ ３歳未勝利（牝/芝2000ｍ）に出走したピークブルームは７着でした。
【レース内容】この馬なりにゲートを出て中団後方に待機。向こう正面で少しずつぺーをを上げて、勝負どころの３～４角で外を回って進出した時は『オッ！これはもしかして…』と思いましたが…。さすがに直線で勝ち負けに加わるほどの伸びは無かったものの、最後まで頑張って着順を上げてくれました。はい、７着入線という結果以上に内容は良かったと思います。
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競馬のカタチはできていました。。
現状を考えれば良く頑張ったと思います！
レース前の蛯名先生や吉田豊騎手の弱気を知っていましたので、正直、もっと悪い結果も覚悟をしていました。その所為もあるのか、今日は競馬の内容自体は悪くなかったと思いますし、単勝154倍の馬にしては…(^^;)
いや、もちろんこれで満足して良い馬では無いのですが、まだ左右のバランスがとれていないとか、トモが甘くて推進力が出てこないとか、テンションが高くてコントロールしにくいとか、課題がたくさんある中での実戦でしたからね。欲を言えば、掲示板を確保して続戦の道筋をつけたかったのですが、それはまあ、今はまだ贅沢なのかもしれません。
ということで、少し休み休みになるかもしれませんが、レースを使いつつ成長していけばチャンスは充分あるでしょう。まだ、次で勝つぞ！みたいな状況ではないものの、何とか希望を繋いでくれたレースだったと思います！
＊＊2024/3/3中山6R 3歳未勝利（牝/芝2000ｍ）・稍重＊＊
サラ系3歳未勝利【2024年3月3日中山6R】：競馬ラボ
阪神２Ｒ ３歳未勝利（ダ1800ｍ）に出走したマジックブルーは６着でした。
【レース内容】ゲートで集中力を欠き、大きく出遅れ。１角までに一頭を交わして離れた後方２番手からの競馬になりました。その後、向こう正面中ほどから仕掛けられると徐々に前との差を詰め、３～４角で３頭交わして１１番手で直線へ。直線でも最後までバテることなく脚を伸ばしたものの、掲示板まであと少し、６番手まで上がったところがゴールでした。
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惜しいっちゃぁ惜しいんですけど…
ゲートが課題と分かっていたのに結局そこが…
また練習するしかないっすね(^^;)
注目していたゲート。前走のように中で立ち上がる素振りは見られませんでしたが、集中力を欠いていたのか、そっぽを向いたまま前脚を突っ張るような姿勢になっていて…。あのカタチでは、そりゃあゲートが開いても反応できませんよね(^^;)
ゲートが課題ということは分かっていて、厩舎の皆さんも練習をさせた上で臨んだレースだったわけですが、結果がこれでは残念過ぎます。まあ、ちょっと練習したぐらいで100％課題解消！とは考えていませんでしたが、うまくゲートがハマってくれたら好勝負も…とのスケベ根性があっただけに、掲示板まで一歩届かなかったのは口惜しいのひと言です。
ただし冷静に振り返れば、デビュー時４５４ｋｇだった馬が、約４ヶ月後の今日は４７２ｋｇでの出走。古川奈穂騎手４ｋｇ減の恩恵があったとは言え、あれだけ出遅れたのに、掲示板まで０．３秒に詰め寄った走り（上り推定２位）は以前より明らかに良かったです。はい、マジックブルーがこの馬なりに成長しているのは確かでしょう。
そう考えると、全体的に悲観する必要は全くないものの、ゲート練習だけは地道に続けるしかないっすね。。走りの面だけで言えば、今後成長する中で必ずチャンスが来るはずで、その時にゲートが原因で勝ち切れないのは避けたいですからね。
ということで、とにかく課題は明確なので、焦らず諦めずじっくり勝ち上がりをめざしたい。そうこうしているうちにドンドン強くなる可能性もありますし、１年後には結構良いポジションにいたりして…みたいな期待もないワケではありません(^^ゞ
＊＊2024/3/3阪神2R 3歳未勝利（ダ1800ｍ）・稍重＊＊
サラ系3歳未勝利【2024年3月3日阪神2R】出馬表、予想：競馬ラボ
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