メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

キーライムパイの思い出

2016-08-07 11:46:49 | アメリカ
「Cheesecake Factory」という店の歴史と思い出については
7月23日のブログで書かせていただきましたけれど

とうとう夫をデビューさせました。
いい年をして、これまで一度も入ったことがないなんて
チーズケーキの店なんてきっと女子供ばかりとでも
思っていたのに違いありません(笑)。


一歩中に入ればなかなか大人の雰囲気で
お食事メニューだって
どれにしようか迷ってしまうぐらいにバラエティー豊かです。

フラットブレッドをビールで軽くいただけば


「メイ、向こうにケイティーがいるよ。
 帰りがけに挨拶に行こう。」

そんな余裕も出て来た夫
ケイティーとは仲良しの美人弁護士。
その向かいに座る二人の紳士も彼女の素敵な弁護士仲間。

なるほどビジネスランチもするほどに大人の店なのかと
リラックスしてきた誰かさん

「なかなかいい店だね。チーズケーキも買って帰ろう!」
ですって(笑)。

そして、こんなにたくさんある中から二人で選んだのは


なぜか二つとも「キーライム」

「キーライム チーズケーキ」と「キーライム マンゴー チーズケーキ」です。


ライムの緑色をしていて
ライムよりもずっと小さなキーライムは
長い間メイおばさんの憧れでした。
今でもキーライムという言葉を聞くと胸がちょっとキュンとするぐらい。

その昔、文学少女だったメイおばさんは
マイアミから紺碧の海のまん真ん中にかかるセブンマイルズブリッジを走るバスに乗って
フロリダキーズと呼ばれる島々をどんどん抜けて
アメリカ本土最南端のキーウエストに行きました。


大好きなヘミングウェイゆかりのその地が
「キーライムパイ」で有名な島だったからです。

ブラブラ歩いて、お上りさんらしくヘミングウェイが住んでいた家や
彼がお気に入りだった店など訪ね
キーライムパイをたくさん食べて帰って来ました。

さてさて、ついつい買ってきたのはいいものの
それでもやっぱり大きすぎます。


アメリカのケーキにしては控えめな甘さとはいえ
それでもやっぱり甘すぎます。


そして高すぎます。
たしか二つ買って日本円にして1600円ぐらいだったかしら。


それなのに
今度はチェリー、それとも塩キャラメル?
などとついつい考えてしまうのはなぜかしら。

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