メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

「Bite of Seattle」(シアトルひとかじり)前編

2019-07-22 09:03:56 | シアトル

19日の金曜日から、20、21の週末にかけての3日間

今年もまたシアトルで

メイおばさんの大好きイベント「Bite of Seattle」が開催されました。

                                                                                                           

ねえ、タイトルからして、なかなかいいと思わない?

「シアトルつまみ食い」?

「シアトルひとかじり」?(笑)

 

毎年開かれるこのイベント、とにかく面白いのです。

我が家の窓のずっと向こうにも見える「スペースニードル」と呼ばれる

まるでUFOのような形をした展望台の

(と言ってもUFOなんて見たこともないけれど(笑))

足元に広がる広大な野外会場に

見事なまでにズラ〜ッと屋台が並びます。

わくわく、ドキドキ、その活気たるやまるでお祭り。

舞台だってあります。

 

風船を作ってくれるおじさんもいます。 

 

お尻が半分見えちゃってるお兄さんも

ポロリとはだけてしまいそうなお姉さんもいます。

 

いいよねえ、こういうあっけらかんとしたところ。

すれ違う人たちだって誰ひとり気にもとめやしません。

人様に迷惑をかけさえしなければ

Everything goes(何だってあり)なのです。

 

いつだってかき氷屋さんは大人気。

 

自分で蛇口を押して

好きなシロップを好きなだけかける面白いものも

ぜひお見せしたかったのだけれど

う〜ん、困った、アップロードできない。

 

こういう事態になると根本がわかってないものだから

オロオロするばかりのメイおばさんです。

メイおじさんに聞いたってもっとダメだろうし(涙)。

というわけで、ひとまず本日のところはここでお開き。

明日まで待ってね。

 

この楽しいイベント、入場券などいりません。

ふらりと行って、好きなように歩きまわればいいのです。

立ち食いが苦手なら芝生の上に座ればいいし

日焼けが気になるなら、木の下で食べればいいのです。

 

ということで、続きはまた明日ね。

 


真夏の市場@シアトル

2019-07-14 07:59:42 | ライフスタイル

市場が好き。

世界中どこに住もうが市場に通い

世界中どこに旅をしようが市場をのぞきます。

 

だって面白いじゃない?

日本では見たこともないような物に出会ったり

まさかの何かがまさかの値段(高い&安い)だったり

とにかく人がごった返していて

活気があるじゃない?

 

旅先でだって

まるで土地の人になったような気分になれるじゃない?

 

アメリカの西海岸シアトルの今いる場所では

毎週金曜日の午前中に近隣の農家の人たちが

お野菜やら果物やら肉製品やらパンやら

お花やら搾りたてのジュースやら、、何やら何やら

通りのこちらから向こうまでずら〜りと並べる市場がたちます。

 

メイおばさん、よほどの予定でもない限り

同じコンドミニアムに住む友人のヘレンと連れ立って

ガラガラカートを引きずりながら、ぷらぷらと出かけます。

市場に出かける時ばかりは、スカートもハイヒールも身につけず

気合いを入れてこんな装いです(笑)。

 

80を越したヘレンだって

手押し車を押して出かけます。

 

お値段はスーパーよりも高いけれど

自信を持って作った本人から

手渡しで買えるというのはまたオツなもの。

 
昨日、心ウキウキと足を向けた久しぶりの青空市場で
目立ったのはこれでした。
 
2種類のチェリーですが
向こう側のオレンジ色&黄色のチェリーが
レイニア山をすぐそこに見るシアトルの
本家本元「レイニアチェリー」です。
 
トウモロコシの軒先に書かれた注意書きがまた面白いの。
 
「注意! コーンの皮は剥かないでください。」
 
メイおばさんが買ってきたものは
お花、レイニアチェリー、トウモロコシ、ケール、ブルーベリーパイ、
そしてなんか不思議なもの。
 
 
 
トウモロコシの皮に巻かれた中身を
切ってみればこんなです。
 
う〜ん、なんて言っていいやら、、、、
不思議な素朴さでお腹にたまります。
 
メイおばさんはケチャップなんかかけたりもして
それなりに美味しくいただきましたけれど
メイおじさんは、、、、、(無言)
仕方がない、一人でせっせと食べることにいたしましょう。
 

メイおばさんの宝物 @友との美味しい時間

2019-07-06 06:17:32 | 友人

ここは、ワシントン暮らしでの

メイおばさんお気に入りのレストラン。

つい足を向けたくなる場所。

家族や友人たちでも来ようものなら

まず一度は連れて行ってしまう場所。

 

 

何が好きかって

第一に水辺であるってこと。

 

第二に天井が高く広々とした店内であるってこと。

そして、もちろん料理のセンスとお味と、ほどほどのお値段。

もひとつ加えれば、その気になれば歩いても行けるし

それが面倒ならば「オールドタウン」への無料のシャトルバスもあるし

ちょっと贅沢してタクシーで行き来したって

たかがしれてる場所だってこと。

 

その名は「Chart House」

ガイドブックにはこんなことが書かれています。

 

「アレキサンドリアの東端、ボトマック川に面したとてもいいロケーションで、

 雰囲気もいい。夕暮れ時の川の景色は絶品だ。シーフードは新鮮で、

 ボリュームもたっぷり、味付けも濃すぎないので、素材の味を堪能できる。」

 

お値段は、もちろん頼んだものにもよりますけれど

古い表現で言えば、決して目の玉が飛び出るほどではありません。

 

今日のお仲間は、気心知れた友人夫妻のマークとジュディー。

背伸びをする必要もなければ、見栄を張る必要も

格好をつける必要もない心地よさ。

 

振り返ってみればこの二人

まあまあ、ワシントンに限らず

ローマでも、ミラノでも、アテネでも、

オークランド(ニュージーランド)でも

パリでも、一緒にご飯を食べて来ました。

旅先で怪我をして病院に運ばれた時には

ずっと一緒にいてくれました。

 

そんな気心知れた友人たちと

美味しいものを

心踊る風景の中で

心地よい会話をしながらいただく幸せ。

 

宝石がたくさん入った箱(そんなもん、持ってないけれど)よりも

ずっとずっと大切にしたい「メイおばさんの宝物」です。

 

ところでメイおばさんが今日選んでみたのはね

定番の「フィッシュ&チップス」ではなくて

4つのソースでいただくパリパリに揚がったエビフライ。

 

そして、お野菜たっぷりのこんなサラダ。

 

メイおじさんはこんなもの。

なぜか尻尾が持ち上がっていますが

これでもフィッシュ&チップスです。、

 

バリバリだろうが

尻尾か跳ねていようが

やっぱり水辺はいいね。