メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

シンプルでも売れ行き上々~ギリシャ風田舎サラダ

2017-09-15 22:52:03 | ギリシャ

ちょっと写真を整理していたら

えっ、なにこれ?

 

メイおばさん、自分で作って自分で食べて

自分で写真を撮ったのに

不思議どころか不思議すぎて、、、、、

 

だってまるで

積み木で作った帆かけ舟(笑)。

 

目の錯覚(に決まってる!)なのでしょうか

薄く切ったパンの上に載せられた

赤トマトも白いチーズも

宙に浮いて見えるのです。

きれいなお花のようにも見えます。

 

べつだん宙に浮いているわけでもなくて

ただ普通にお皿に横たわっているだけなんですが、、、、

 

このサラダ、

決して洗練されてはいませんけれど、とても美しい。

 

何かといえばメイ家定番の「ホリオティキサラタ」

ギリシャ風田舎サラダです。

 

トマトの赤と、胡瓜とピーマンの緑と

フェタチーズの白とオリーブの黒。

時に白や紫の玉ねぎの薄切りを加えたりもして。

 

ドレッシングはいりません。

出来合いのドレッシングもNO THANK YOU。

これで勝手にやってくんなされ(笑)。

葡萄棚の下のギリシャのレストランのように。

 

白ワインビネガーとオリーブオイルとお塩です。

けれどもシンプルだからこそお野菜の味がわかります。

トマトも胡瓜もピーマンも新鮮なものを選びましょう。

しわしわお婆ちゃんではなくて

お肌がプルンと張った威勢のいいものたちを!

 

そしてビネガーもオリーブオイルもお塩も

いいものを使いましょう。

 

メイおばさん、オリーブを買う時には

もちろん「pitted」(種抜き)のものにいたします。

行きつけのスーパー「QFC」では

自分で好きなだけプラスチックの容器に入れて

目方で払います。

 

色合いからしても、お味のアクセントからしても

黒オリーブがお薦めです。

輪切りにするよりは、そのまま転がしておいてくださいな。

 

驚くほど簡単ですけれど

いつも売れ行き上々です(笑)。

 

読んでくださってありがとうございました。
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甘い甘~いギリシャのお菓子

2017-06-14 23:46:55 | ギリシャ

さてさて昨日の続きにまいりましょう。

プラスチックのケースにきれいに詰められた

トミ子さん手作りの5種類の「おかず」については

昨日ご覧に入れましたので

今日は、この中にもう一つ入っていたものについてです。

見てください、この国には珍しく美しい箱!

この国ってどこ?

 

ほら、こんな字が書いてあります。

見慣れない字でしょう?

ザハロプラスティオ  エルガスティリオ  パネリニオ

なんかおまじないの言葉みたいじゃありません(笑)?

ちょっと唱えてみてくださいな

何かに変身できるかもしれません(笑)。

 

実はこれ、おまじないでも呪文でもありません。

ただ単純に

「お菓子屋さん パネリニオ」みたいな感じ。

 

蓋をあけてみれば

何やら可愛らしいお菓子たち。

甘い甘いギリシャのお菓子です。

 

実はトミ子さんの妹さんのご主人様はギリシャ人。

もう長らくギリシャで暮らしています。

妹思いのトミ子さんは折々に段ボール箱にたくさん日本の物を詰めて

船便で妹さんの所に送ります。

妹さんの方からも折々にギリシャの物が届きます。

 

それがこのお菓子箱。

中に入っているのは

乾燥イチジクやなんだかわからない果物の砂糖漬け(笑)。

甘い甘いものばかり。

 

ところでトリビアの雑談ですが

ギリシャではイチジクのことを「シカ」と言います。

メイおばさん、初めて市場に出かけた時

お店のおじさんが声張り上げて「シカ! シカ!」と叫ぶのを聞いて

「わっ、西瓜があるんだ! それにしてはなまってるけれど」(笑)

 

ところがどっこい

シカと指差された所を見れば

そこにあるのはイチジクでした。

 

あとからわかったのですが

西瓜は「カルプージ」という可愛い名前。

 

さてさてトミ子さんにいただいたこのギリシャボックス。

甘い甘いギリシャボックス。

甘い甘いと言いながらも、少しずつかじっています。

 

でもね、ひとつだけ仲間外れのものがあって

甘い中にかなりの苦み、その不思議な味わい。

じわ~っとやってくる美味しさ。

それがこれ。

トミ子さんお手製の「ゴーヤの砂糖漬け」でした。

作り方、アメリカに帰る前にお聞きしておかなければ、、、、

その節にはまたお知らせしますね。

 

読んでくださってありがとうございました。
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厚底?薄底?厚蓋?薄蓋?@スパナコピタ

2016-08-24 10:11:00 | ギリシャ
つい先日は麺棒で延ばしたこんな生地を
四角い容器に入れて、はみ出した部分を挟みでチョキチョキ切りました。


そして中身を詰めて
上から蓋をしてオーブンで焼きました。


できあがりはこんなでした。
やたら土手の厚い、もさっとした四角いパイです


今回はこんな冷凍生地を見つけました。
これぞまさしくあるべき姿のための生地「fillo dough」!


「フィロ」とはギリシャ料理に使われる薄い薄いパイシート。
どのくらい薄いかと言えばこのくらい。
ちょっとした隙間風にだってはかなげに揺れてしまいます(笑)。


箱の中にはロールが二つ。


だいぶ前にワシントンDCで買った冷凍フィロが
箱を開けてそっとパラフィン紙から外してみたら
ものの見事にパリパリポロポロと崩れてしまった時以来
フィロを使うことはあきらめて
普通の冷凍パイシートを使ってきましたが

過去のトラウマを乗り越えなければと
再び買ってこわごわ取り出したフィロシート
崩れもせずに美しく
メイおばさん、がぜんやる気に燃えてしまったのでした。

一巻きが20枚、二巻き入って40枚。
スパナコピタを作るのに使ったのは
底に4枚、蓋に4枚でしたから
まだまだあと4回は作れる勘定!

とにかくとてもとても薄くてもろいので
溶かしバターを表面に塗って重ねました。
はみ出した部分は最後に折り込んで縁を作りました。


触感はサクサク、パリパリ
久しぶりにギリシャらしい「スパナコピタ」になりました。



太巻き? 薄巻き?
四角? 丸?

中身は同じですけれど
やっぱり今回のように
フィロを重ねた丸いスパナコピタがいいかなあ、、、、、


日本にいる時は冷凍のパイシートを延ばして作ります。
まず失敗なくできますし、たとえパイシートでも
とても美味しく仕上がります。

それに、とにかく簡単ですから
目先の変わったパーティーメニューや
ゲストメニューにお勧めです!

メイおばさんが日本で作る時のレシピを書いておきますね。

*ほうれん草 一束
*冷凍パイシート 2枚
*フェタチーズ 1個(通常スーパーで売られているこんなもの。200グラムだったかしら?)

*小口ネギ 5~6本
*卵 3個
*パセリ 半房
*ディル、胡椒少々
*オリーブオイル 1カップ

1. ほうれん草を洗って細かく切り、大匙1杯の塩を振りかけ手で揉み、1時間ほどおきます。
2. ほうれん草の水気をよく絞り、オリーブオイル、砕いたフェタチーズ、小口ネギのみじん切り、卵、パセリ、ディル、胡椒を加えます。

3. 耐熱容器に油を塗って延ばした冷凍のパイシートを底から側面へと敷き詰めます。
4. 底にフォークで何か所か穴を空けておきます。
5. 2を流し込みます。
6. 表面をもう一枚のパイシートを延ばしたもので蓋をします。卵黄を塗ると綺麗に仕上がります。
7. 十字に切り込みを入れ、170度のオーブンで45分焼きます。

ちょっと癖のあるフェタチーズですが
トマトとキュウリと緑パプリカ(ピーマン)と玉ねぎを適当に切って
黒オリーブとフェタをのせれば
シンプルなギリシャの田舎サラダになります。


オリーブオイルとワインビネガーと塩、胡椒だけで食べる
我が家の定番サラダです。

それでも残ったフェタチーズはオムレツに使ったりします。
加熱するときれいに溶けてくれます。

ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。
いつもありがとうございます!
どうぞ良い一日を!
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77枚の葡萄の葉

2016-07-31 09:52:10 | ギリシャ
これ、いったい何だと思います?


ちょっと接近してみますね。


そう、葉っぱです。
虫食い穴ひとつあるわけでもなく
美しい、青々とした摘みたての葉っぱです。

こちら側から撮るとちょっと色がくすんで見えますが

惚れ惚れするぐらいに美しい葉っぱです。

この葉っぱ、大きさ別にざくっと分けたものを
大きなジップロックに入れて
わが友が持ってきてくれました。


大きな葉はメイおばさんの手のひらよりもずっと大きく


小さな葉はこんなに可愛らしくて


でもこれ、全部「葡萄の葉」です!


海を眺める友の家の大きな庭の一角にある葡萄の木。
この季節、すでに小さな実をつけ始めた葡萄の木。


先日一緒に庭を歩いていた時に
メイおばさんたらつい呟いてしまったらしいのです(笑)。

「いいなあ、葡萄の木、いいなあ、葡萄の葉!」

友が不思議そうに言いました。

「葡萄の葉っぱなんてどうしていいの?」

そこでメイおばさん、葡萄の葉の名誉のために凛として言いました。

「あのね、この葉っぱを使ってとても美味しいものができるの。
 今度作って持ってきてあげるね。」

もちろんその時、メイおばさんの頭の中にあったのは
まさか生の葡萄の葉っぱではなくて
こんな瓶詰の葉っぱでしたけれど、、、、、


私のぶっとんだ美しい友ときたら
翌日、こんな写真を「LINE」で送ってきたのです。


まるで葡萄の木の下にたたずむギリシャ神話の女神です(笑)。

さて大小取り交ぜて届いた葉っぱを数えてみたら
なんとラッキーダブルセブンの77枚!

メイおばさん、友のために、お客のために
夫のために、自分のために
これからどんどんこの葉っぱを使って
こんな料理を作ります。


ギリシャ料理のドルマデスです。
日本でもちょっとした輸入品のスーパーで
グルグル巻かれた瓶詰の葉が買えます。

レシピは次回にご紹介しますね。

それにしても、生の葉っぱから作るのは初体験のメイおばさんです。
まずは茹でるところから始めなければ、、、、、
ちょっとドキドキ。

ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。
ありがとうございます!
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生徒一人の「男の料理教室」はズッキーニのフライ

2016-04-13 10:13:49 | ギリシャ
先週のお客様メニューは定番のギリシャ料理。
ここシアトルではタラコだって簡単に手に入るものですから
まずはタラコを使って「タラモサラタ」と
ヨーグルトとキュウリとディルとガーリックの「ジャジキ」を前菜に。

パンにもお野菜に合うディップですから
いつものようにズッキーニをオリーブオイルで焼いて添えました。
(コロキダキア ティガニテス)


次に続くは
フェタと黒オリーブを載せた「田舎サラダ(ホリオティキサラタ)」と
夫も大好きな「卵とレモンと鶏肉のスープ(アブゴレモノ)」。

メインはもちろんムサカです。
茄子とミートソースとまた茄子と
その上にベシャメルソースとチーズを載せた段々重ねのグラタンです。
子供たちに言わせると、これが彼女らの「おふくろの味」だそう(笑)。

デザートはオレンジを絞って作ったシャーベット。

今日は3番目のズッキーニについてちょっとおしゃべり。

ただ単にズッキーニをポンポン切って
塩を振り入れた小麦粉をまぶして
オリーブオイルで両面をこんがりするぐらいに焼くだけなのですけれど
これがいつも大人気。
たくさん作ってもすぐにお皿が空になります。

メイおばさんはこんな風に、長方形やら輪切りで作ります。


翌日、およそ料理などしたことのない夫が言いました。
「メイ、あのズッキーニのフライ、僕にも作り方を教えてくれないかな。」

鉄は熱いうちに何とやらと言いますから
昨夜早速、生徒一人の「男の料理教室」を開催したのですが、、、、、

と言ったって、ポンポン輪切りにして
塩を振った小麦粉をまぶして


オリーブオイルで両面を焼いて


焼けたそばからお菜箸でつかんでキッチンペーパーの上に移して


油が切れたらお皿に盛る。


たったそれだけなんですけれど、これがまあ大騒ぎ。
輪切りにしたはいいものの、薄すぎたり厚すぎたり。
フライパンの上でひっくり返すのにも苦労するし
焦っていっぺんに入れてしまったらくっついちゃうし。


我慢、我慢となるべく手を出さずにニコニコとしていましたけれど
内心はハラハラ、ドキドキ。

仕上がりは、どこでどう間違えたのか
若い娘さんのピチピチお肌ではなくて
年取った元娘さんのフニャフニャお肌。

「メイに言われた通りにやったのにWHY? WHY?」と
論理的思考法の本人は考えこんでいましたけれど
メイおばさんにもよくわかりません(笑)。

たぶんお料理というのは
長年の経験から身に付けたある種の勘がだいじ。
あまり頭で考えるものでもないのかも知れませんね。

おだてながらもなんとかうまく育てなければと思っても
もう遅いかな、、、、(笑)。

読んでくださってありがとうございました。
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