まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

Q.毎日の服装は何を基準に決めているんですか?

2013-05-20 17:53:26 | お仕事のオキテ
第1回目のときではないのですが、先日の看護学校のワークシートで、
標記のような質問をいただいてしまいました。
正確には次のような質問でした。

「Q.先生の1日の服装は何を基準に決めているんですか?
 (サークルのパーカーだったり、カジュアルやスーツだったりするので)」

サークルのパーカーというのはコレのことですね。
福島大学社交ダンス部 (今年から競技ダンス部に改名) のおそろのパーカーで、
腕のところに 「まさおさま」 と記されているやつですね。
ふだん基本的にはそういうくだけたカッコウをしているわけですが、
たまにスーツを着ていったりすることもあるので、学生さんとしては混乱してしまうのでしょう。
ふだんなぜスーツを着ないのかということについては以前に書いたことがあります。

  「スーツと私」

要するに、あまり教授然としたカッコウをして、自分の話を権威づけしたくないということです。
で、基本そう思わせておいて、たまーにスーツを着ていって、
ゼッタイにスーツを着ないと決めているわけではないというところも見せたいわけです。
なかなか複雑な男心です。
あとスーツのときにはよく、「ファンサービスのためにスーツを着てきた」 と言ったりもします。
これに対しては 「ファンなんているんですか?」 という身も蓋もない返しをする人がいますが、
私のファンという意味ではなく、スーツ姿のファンというフェチの方がいらっしゃるので、
そういう人にもいちおう心を配っているわけです。

さて、質問に戻って、毎日の服装は何を基準に決めているのか?
実はこれに関してもすでに書いたことがあるのでした。

  「ファッション哲学」

ファッション哲学と呼ぶほどのものではありませんが、
そこに書いた私の基準ははっきりと2つにまとめられます。

・その日の暑さ寒さに適しているかどうか
・一週間前とはちがう服かどうか

スーツというのも、春から新緑の頃にかけての時期に限定すると、
私のこの基準にぴったり当てはまる衣類なのです。
夏の暑い時期にスーツを着ようとはこれっぽっちも思いません。
最近になってクールビズなんてことが言われるようになってきましたが、
夏にスーツでネクタイなんて日本の会社人はアホじゃないのと思っていました。
真夏日にはTシャツに短パン、サンダルでいいじゃないですか。
せっかく四季のある国に生まれたのですから、
四季それぞれにふさわしいカッコウをしたいものだと思います。
あとはこういう商売をやっていると一週間ごとに会う人が多いですので、
前回とはちがう服装にしたいなあとは思っています。
ただし、こちらは記録をするのを忘れて先週の服装が思い出せないということもあるので、
完全に守れるというわけではありませんが…。
私の服装選びの基準なんてこんなものです。
やはり一番は、暑さ寒さをきちんとしのげるかといったところです。
最近の大学教員の皆さんはファッションにもものすごく気を遣う人が増えているようですが、
一昔前の研究者はファッションなんてまったく頓着しなかったものです。

ところで、最近ちょっと上に挙げた2つだけとは異なる基準も入ってきました。
これは 「ちょっとはがんばるダイエット」 が崩壊してしまっているからですが、
ヘタすると今後、第3の基準として定着してしまうかもしれません。
それはこうです。

A.服を選ぶ新たな基準は、腹が目立たないかどうか、です。

とうとう70kgの大台に乗ってしまいました。
まさおさま史上最大、最重量を更新しています。
その太った分は完全に腹の出っ張りに現れています。
だからちょっとピチピチめの服を着たりするととんでもないことになります。
いや、ピチピチの服でなくてももう皆さんにはバレバレかもしれません。
ただまあできるかぎり腹が目立たないようにゆったりめの服を着るようにしています。
スーツというのは体型を隠すのにも適した洋服ですね。
ですので、これまで以上に出番が多くなってくるかもしれませんが、
残念ながらもう暑くなってきましたので、秋まではスーツに頼ることができません。
これから薄着のシーズンになっていくのはホントにヤバイなあ。
なんとかこの腹、元に戻ってくれないものだろうか?
去年程度でいいので。
67~8kgという太め安定していたあの頃程度でいいので。
ちょっとはがんばるダイエットに成功して65kg割っていた頃まで戻りたいとは言わないので。
とにかく、絶好調の食生活をなんとかしなきゃ。
そして、少しは運動しなきゃ。
第3の基準が自分のファッション哲学のなかに定着してしまわないように、
なんとか努力しなければと思う今日この頃でした。

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2 コメント

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ありがとうございました (はるさん)
2013-05-23 19:16:49
せんせ、昨日と違う服を着るのは、沢田健二ならずです。笑
先生の講義が終わってしまい淋しい限りです。先生の講義では、いっぱい考えるのでホント疲れます。(ごめんなさい)でも、なかなか自分を振り返り考える時間がもてない今、貴重な時間でした。ありがとうございました。また、我ら11期生はお説教される事は多々あっても、褒められた事のないクラスでした。先生から、今までにないと褒めて頂いた事、ジンとしました。(結構、いいクラスなのです。笑)感謝いたします。
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さらば11期生 (まさおさま)
2013-05-24 18:04:20
はるさんさん、コメントありがとうございました。
はるさんさんはワークシートでこの質問をくれた方とは違いますよね?
たぶんグループワークの発表とかで一番目立っていたあの方なんだろうなあ。
哲学の授業終わってしまいましたね。
私も実は先生方からあらかじめいろいろと11期生に関する情報をもらっていましたが、
人の噂はともかく、自分は自分で判断しようと思っていました。
安楽死の分類のときはそれほどでもありませんでしたが、
「脳死は人の死か」 のワークと 「理想の看護師」 のワークの発表のときは、
本当にどの班の発表もひじょうにレベルが高かったです。
他の期に混ざっていたらどこの班も間違いなく優勝していたでしょう。
まあこうしたことは他の期と比較するようなことではありませんが、
君たちはみんな優秀ですので、自信をもって国試に臨み、自信をもって現場に出て、
自らの理想の看護師像を追いかけていってもらいたいと思います。
がんばってください。60km離れたところから応援しています!
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