南信州のりもの倶楽部♪

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中華エンジン用のトップガスケットの販売を始めました

2022年02月28日 20時10分00秒 | GPX125 エンジン偏





昨日の話なんだが以前注文していた中華エンジン用のトップガスケットが届いたんだが、
ロットで50枚と聞いていたから注文したんだが届いたのは何と150枚で、
一生分のガスケットを購入したような感じだった。

よって私1人でこんなに使わないと言うか、
国内でこのガスケットを販売している所が全く無いため、
せっかくだから販売してみようと考えた。

金額なんだが1枚400円の送料は全国無料として業販は行わないから、
まとめて購入された方が1枚あたりの単価が安くなるよ。

お支払いは銀行振り込みしか出来ないから10枚とかでまとめて購入された方が手数料の負担が少なるなる。

まぁ販売目的で注文した訳じゃないから売れるかは期待していないんだが、
もし大量に必要になるような方は下記のメールアドレス

msworksjapan@yahoo.co.jp

こちらまでメール下さいな。

そしてこのガスケットを150枚となると厚さが100ミリ近くもあり、
真ん中の空洞に非合法な物を入れる事も出来そうなんだが、
税関を甘く見てる人がもしいらっしゃるなら是非チャレンジしてお縄になって下さい。












今日はちゃんと働いていてGPXが1機完成した。

本来は中古のBタイプキックスピンドルに変更するはずだったんだが、
スピンドルが戻る時に引っ掛かる感じがしたので今回は取り止めて、
Cタイプで製作したから順番が変わってしまったが、
やはり中古を使うのは止めて新品を使って次は製作する予定だ。

今回の仕様なんだがミッションはセミクロスで強化テンショナーに、
超ハイコンプピストンにジェネレーターを交換したウチとしてはオーソドックスな物で、
これだけやってあれば普通に使うには全く問題は出ないと思う。

完成連絡はまた明日するとして、
バックオーダーがまだまだ終わらないから別のエンジンをまたバラして、
剥離に出してる間にまた別のエンジンを作るつもりで、
先週は無駄な時間をかなり使ってしまったから今週は頑張って取り戻すかな。





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CD90のミッションもやはりコレ

2022年02月26日 19時52分00秒 | 国産横型エンジン編





今日は出張先で仕事していてCD90のエンジンをお使いの方と色々お話ししていたんだけど、
純正クロスと言っても良いCD90の3、4速間が近過ぎると聞いたので、
帰って早速ギア比を調べてみて良さげなクロスミッションを創造してみた。

先ずノーマルの4速はギア比が1.043となりクロス比は1.186だからかなり近くて、
登りではグイグイ登って行くんだが平地は頭打ち感が強くなり、
前にも聞いた通り販売終了となり部品は購入出来ない。

次はカブ100EXの4速を使い少し離してみると1.292となり、
今度は少し離れ気味のような感じとなってしまう。

ちなみに0.958のギア比はカブの4速ミッションの全てと共通となっていて、
これを良い感じのクロスにしたいと製作したのが次のトップクロスギア。

トップクロスの場合はカブ100のカウンター側の23丁にウチで販売している23丁を組み合わせる物で、
当然ギア比は1となるんだけどクロス比は1.238と1.2の前半の数値となり、
例えるなら早矢仕クロスの3、4速間と同じ離れ具合となる。

よってCD90のミッションを良い感じのクロスミッションに変更する場合は、
手前味噌だが私が開発した4速カブ用のトップクロスギアが1番と言う結果となった。

あと、多分こんなふざけたギア比にする方は1人も居ないと思うんだが、
GPX125やロンシン125の4速ギアを使って超絶オーバードライブにしたのもシュミレーションしてみたんだが、
クロス比が1.351ってWIN120の4速ギア比と全く同じだから、
平地でも3速を使って走りたくなる感じで4速は基本降りでしか使わなくなる。

まぁこんなミッションで走りたいって方もいないと思うんだが、
このギアは錆びる程持ってるから作るのは簡単だ。

CD90のギア比を総括すると1〜3速はカブ 100EXと同じで4速だけ1.043になっているだけだから、
4速を0.958にすれば全てのギア比がカブ100と同じとなり、
4速ギア比を1にするとフルクロスミッションとなる。

ただCD90の4速はどちらも販売終了だから、
もしトップクロスに入れ換えたなら1.043のギアを下取りしても良いね。

あと最後になっちゃったけど返信していなかったメールは今日全て返信したはずなんだけど、
まだ届いてないって方がいたらまたお送り下さい。

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こんな物だよ、と言われればそれまでかもしれないんだが…

2022年02月24日 20時23分00秒 | GPX125 エンジン偏





まずお詫びなんだけど最近メールの返信が出来なくてホント申し訳ないです。
あと一昨日にエンジンを2機発送して多分届いていると思うんだが、
近日中に必ず使用方法のメールをお送りするので、
早速積み換えてラフキックでいきなり壊さないように。

ブログ更新してる暇有るならメールよこせと言われて当然なんだが、
そのブログの方も2日お休みしちゃったからねぇ…


で、今日なんだがキックの様子がおかしいGPXをまた調べていて、
予備のクランクケースにベアリングを打ち込んでCタイプを組んでみたんだけど、
元のケースと全く変わらないため戻して今回はCタイプのキックで組む事にしておいた。

せっかくだからBタイプの方でも試してはみたんだが、
中古のキックスピンドルがいけないのか蹴り終わった後に何か引っ掛かる感じがして戻りがやはり悪く、
ただ次のエンジンがカブ50となるから組んでみてから比べてみる事にする。













そんな訳でCタイプなら何ら問題無いって事が分かったため、
また腰下まで組み立てて今日は終わりにしておいた。

明日はもう金曜日になってしまうから本業が無ければまたエンジンを組み立てるつもりで、
あとメールの方も少しづつだが返信してくのでもうしばらくお待ち下さいな。





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この私を悩ませるとは生意気な奴よ

2022年02月21日 19時58分00秒 | GPX125 エンジン偏





今日もスターター異常のGPXの腰下を色々やっていたんだけど、
今回の収穫はクランクケースを閉めると異常が出るのまでは分かったんだが、
でもケースがスピンドルを押してる訳でもないのでまだ原因不明のまま。

しかしだ、このトラブルのせいでもう4日近く使っているから、
次はいよいよクランクケースを交換して、
それでもダメならエンジン本体を他の新品にして、
不具合のある今回のエンジンは後でトラブルシュートする事になると思う。

今回のネタはこれだけなんだけど、
今日は他にエンジン噴霧器の修理を行っていたり、
友達が遊びに来てくれたからエンジンがかからないジムニーを牽引で修理工場に運んでいただいたり、
その友達が乗って来たセピアZZがエンコしたらしく修理してみたり、
色々やってたから完成したエンジンを発送するのをコロッと忘れていたりした。

そしてまたメールの返事もなかなか出来ずホント申し訳ないですが、
必ず返信はするのでしばらくお待ち下さいな。



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Drivers! start your engines‼︎

2022年02月20日 21時16分00秒 | オートバイの無い生活
今日は休日だし色々やりたかったが朝早く起き過ぎたせいで昼間はグッスリ寝てしまい何も出来なかった…

よって現地時間の2月20日に開催されるデイトナ500の紹介でもしておく。



Get Ready! The 2022 Daytona 500 is here | NASCAR



ご存じの通りdaytona500はアメリカのデイトナインターナショナルスピードウェイのオーバルコースを200周(走行距離500マイルでキロ換算だと約805キロ)を、
時速300キロ以上の速度で全開で突っ走るイカれたレースで、
NASCARシリーズの開幕戦でもありストックカーレースのスーパーボウルとも呼ばれる由緒正しい?レースだ。

元々は何処ぞの公道レースだったみたいなんだが、このためにわざわざサーキットを作り行われたのが始まりみたいで、
周回キャノンボールがそのままサーキットに移ったような感じ。

よって公道レースは危ないからサーキットに移ったのがdaytona 500で、
危険と知りつつ未だ公道で行われてるのがマン島のTTと言えば良いんかな。

ただオーバルコースのためスピードが出過ぎてホントに危ないため、
デイトナとタラデガの2コースに限ってリストリクタープレートと呼ばれる吸入制限装置を取り付けるのがルールとされ、
パワーも約500馬力程にかなり制限されて全車ほぼイコールコンディションとなり、
レース中はアクセルベタ踏みのままスリップストリームとラインを取り合うシビアなレースとなる。

よってクラッシュも度々起きてしまう訳だかが、
トップに立つにはクラッシュに巻き込まれない運とひたすらにゴールを狙うクレバーさが必要となり、
そしてその中を800キロも走るんだから完走出来ただけでも讃えてあげたいくらいだ。

ちなみにNASCARでは5台以上の多重クラッシュをビッグワンと呼ばれており、
最悪だと車はスクラップとなりドライバーや観客にも危険が及ぶ事にもなる。

よって多重クラッシュを見たければyoutubeで 「 NASCAR BIG ONE  」で検索してみると良い。
見る事によって厄祓いにでもなってくれれば良いさ。

もし本戦を観たければご自分でどうにかしつ探していただいて、
私は録画を酒飲みながらyoutubeで観るつもりだがハイライトだけでも十分楽しめるよ。



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グラディウスもトライアンドエラーを繰り返しクリアしたなぁ

2022年02月19日 20時47分00秒 | GPX125 エンジン偏





昨日からGPX125を製作していたんだけど、
本来はBタイプのキックスピンドルを入れる予定だったんだがラチェットが引っかかってるような感じがしてキックがちゃんと戻らず、
仕方ないのでCタイプに戻してみたんだけど、
今度はキックが戻る時にラチェットが当たりながら戻るようになってしまい、
昨日から組んではバラしを繰り返していたんだが原因がサッパリ分からん。

もう疑心暗鬼になってミッションなども交換してみたんだけどダメで、
それなら他のベースエンジンで試せば良いだけなんだけど、
専門家として分からないまま御宮入りにするのも気に入らないため、
何としてでも原因を突き止めたくて仕方がない。

とりあえずウチには代わりのクランクケースまでストックがあるためケース交換も辞さないつもりなんだけど、
昨日から他のクランクケースと睨めっこしてても違いは全く無く、
何時間も色々と試しているからキックスピンドルが私の対応でホカホカになるくらい。

今までこんな事でつまづいた事無いから原因が分かったらさぞ気持ちが良いだろうが、
とりあえずもう1日頑張ってダメなら新しいエンジンで作るつもりだ。

最近は晩酌が終わったら何か軽く食べてから寝るようにしたら朝早くに目覚めるようになり、
その時間を使ってエンジンを作るようになったので体調も大変良い。

やっぱりあまり食べずに酒ばかり飲んでんだけじゃダメなんだねぇ。


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組み間違いは無いはずなんだが原因が分からん…

2022年02月17日 21時11分00秒 | GPX125 エンジン偏





今日は朝の4時に起きてしまい、また寝るのも勿体無いため昨日バラしておいたGPXを組み立てていて早速1機完成した。

今回のエンジンは強化テンショナーの交換となってはいるんだが、
組み方があちこち間違っているため結局はほぼ全バラとなってしまい、
正しく組まれていればこんな面倒な事にはならないんだけどなぁ、と良く思う。

そもそもタペットクリアランスがゼロってエンジンに熱が入ったらバルブから少量でも圧縮が抜けるはずで、
エンジンを買ったまま乗ってる方も多いから、
最低限でもタペットクリアランス調整くらいはしてから使っていただきたいわ。












今日はさらにもう1機GPXをバラしていて、
次のご依頼のはキットスピンドルをBタイプに変更するから、
以前に中古スピンドルを買ってあり今日組み替えていた。

一応だが螺旋状にスプラインが切ってあるのがBタイプとなっていて、
ただ写真ではラチェットの抜け止めのCクリップがまた入ってないから後で出しておいた。

あと隣にラチェットギアが置いてあるがこれは50cc用で、
排気量が多いエンジンのラチェットスタートと山の溝が合わないため、
こればかりはカブ90か100EXの物を用意してやる必要がある。












ご依頼通りミッションもセミクロスに変更して組んで行ったんだが、
何故だか分からんがキックの様子がおかしく、
多分だがラチェットがうまく動いてない気がする。

よって何回か組んでバラしたが毎回変だから、
場合によっては中古のスピンドルを諦めて新品にしていただくか、
Cタイプのまま使っていただく事になると思う。

しかしBタイプ化は何回も行ったんだが今回の症状は初めてで、
既に何回かやり直したんだが原因が全く分からんわ。


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ベアリングが錆びていたらフルオーバーホールのサイン

2022年02月16日 20時37分00秒 | 国産横型エンジン編











今日はカブ50のエンジンをバラしていて、終わったら早速剥離に出しに行って来た。

しかしこのエンジン、ボアアップだけだったから腰上だけで済むかなぁ、と思っていたが、
念を押して腰下までバラしとほしいとリクエストげあったため全バラしたんだけど、
ミッションが外れなかったからコンコンと軽く叩きながらカウンターシャフトを外していたんだが、
その時に手応えが無くなり不思議に思ったら何とカウンターシャフトの6003のベアリングが砕けて落ちて来た。

砕けた原因なんだがオイルシールの隙間から水分が入りベアリングが錆びたようで、
もし腰下を開けてなかったら大変な事になっていたから運が良かった。
走行中にもし砕けたらミッションブローは間違いないからねぇ。

エンジンの年式は良く分からなかったが、
C系のカブはもう旧車の域に入りかけているので、
パワーアップする予定があるならフルオーバーホールをお勧めしたい。
もし腰下まで割らない場合でもエンジン車載状態でマイナスドライバーを使えばシールは外せるので、
面倒でも一応外してみてベアリングが錆びてないか確認して欲しい。

まぁシール外すと再利用不可とはなるんだが、
ミッションブローして転倒するよりは全然マシなはずだ。

で、ベアリングなんぞは安いもんだし交換は全く構わないんだけど、
困った事にベアリングレースだけがクランクケースに残ってしまったんだが、
そんな時はバーナーでクランクケースをチンチンに熱してからマイナスドライバーを引っ掛けてハンマーで叩くと以外と簡単に外れた。

そもそもカウンターシャフトの6003か6203のベアリングはあまり強く圧入されていないため外すのは楽なんだが、
移動防止としてベアリングの周りにポンチを打って止めてしまう事も出来る。

個体差はあるんだけどベアリングが軽く外れてしまう場合なんかはオートポンチで止めてしまっても構わないよ。

明日はベアリングや消耗品を注文して別のエンジンを行う予定だが、
作業場は超寒くてさらにまた雪が降るみたいだから腰が重いんだよなぁ…

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そもそもモトラの副変速機LOWモードって使う時あるんかな?

2022年02月15日 21時21分00秒 | 国産横型エンジン編





昨日まで製作していたロンシン125も終わったので次はカブ50エンジンのフルオーバーホールで、
とりあえずバラそうとは思ったんだが本業もあったりして行ってる暇が無かった…













以前製作したモトラのエンジンなんだけど、
前に修理したのにまだオイル漏れが直らないみたいでしばらくお預かりする事になった。

予想出来る原因としては副変速機のブリーザーしか考えられないんだが、
ちゃんと修理したくても欠品だらけでどうにもならないから、
ガスケットは考えないでコーキングで止めてしまっても良いと思う。












前にもネタにしたんだけどクランクケースに穴が2ヶ所空いており、
片方がブリーザーの役目をしていてもう片方は副変速機の中のオイルを入れ過ぎた時などに余計なオイルがケースに落ちるようになっているんだけど、
副変速機の中のオイルがスッカラカンになるよりはいっその事塞いでしまっても良いかもしれない。

ちなみに副変速機関係の部品は綺麗に欠品になっていてジェネレーターカバーのガスケットすら買えないから、
モトラに乗っている方は副変速機は壊さないよう気を付けよう。

ただモトラ専用のドライブスプロケットも当然欠品だから、
スプロケが手裏剣みたく摩耗しちゃった時はもう手の施しようが無く。
でも副変速機を取り払って4速ミッションにする事は可能だ。

明日もまたエンジン製作をするんだけど、
こんな寒い時期に何故か農機具の修理が入ったりして大変忙しく、
しかも今作っているエンジンも去年の11
月にいただいた予定の物だから、
この先モトラ直してる時間作れるかも分からんわ。







おまけ















カスタムホビーショップアローズさんとウチで販売していた正規品のデイトナ アニマ190なんだけど、
私が購入出来ないまま欠品で販売が終了してしまい残念な思っていた。

ただアローズさんの倉庫を整理中にGPX125に混じって1機だけデッドストックが出て来たみたいで、
直ぐ私の所に連絡が入ったんだが数時間考えた挙句やっぱり購入して自分用にストックしとおく事にした。

よってこの1機で本当に国内正規品は最後となるんだが、
そもそもアニマの国内販売を熱望したのは私だったし、
こんなアホの考えに乗ってくれたアローズさんやdaytonaさんにも凄く感謝していて、
さらにその最後の1機が私の所に来るって横型エンジンの神様も粋な計らいをしてくれたもんだ。
まぁ私は両親が真剣にドン引きするくらいの無心論者なんだけど♪

↑本当に神がおるんならこの世は事故死者と自殺死者ゼロのヘヴン

そして最後のアニマ190は展示品にする予定なんだが、
自分の会社経営もギリギリなのに私欲のためにこんな高額な物を買っても良いんかなぁ…




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ロンシン125改140ccがやっと完成しました

2022年02月14日 21時54分00秒 | オリジナル コンプリートエンジン
まず最初に皆さんに注意していただきたいお話があり、
数日前にとある方からメールがあったんだけど、
その方はとあるサイトでやたら安いGPX125エンジンを見つけたらしく即買いしたみたいなんだが、
振り込みをした後から連絡が全く取れなくなりサイトの閲覧も出来なくなってしまったらしい。

つまり詐欺サイトに引っ掛かってしまったみたいなので、
他の方に被害が及ばないようブログで注意喚起していただきたいとわざわざメールをして下さったのだ。

流石に詐欺サイトのアドレスを載せるのは止めておくんだが、
まず見本の写真がモダンワークスさんで販売しているGPXのをそのままパクって掲載してあり、
見た感じだと中国のサイトみたいで金額なんだが本来なら4万円近くするはずなのに約半額の22,000円程となっていた。

ちなみに日本国内でGPXを販売している所はミニモトさんとモダンワークスさんとカスタムホビーショップアローズさんだけで、
ウチで販売しているエンジンはアローズさんから仕入れているんだが、
在庫状況や要望によって仕入れ先を変更している。

よって安いからと言って飛び付かずにじっくりと考えていただきたいんだが、
2万ちょっとしかしないのはほぼ詐欺サイトだと考えて良いと思う。

ちなみに私がエンジンを販売する際の価格は38,000円としているんだが、
これは初期オーバーホールをして初めて利益が出る価格で、
エンジンだけ販売して下さいってのは赤字になるので勘弁してね。












ここ何日かブログをお休みしてしまったんだが週末は体調が悪く2日も寝込んでいて、
昨日は溜まりに溜まったメールを全て返信していたら1日が終わってしまった。

しかしこれだけメールいただけるってなかなか無い人生で、
まるで全国にメル友がいるみたいな感覚になるわ。

そして今日はロンシン140を組んでいたんだけど、
先ずはピストンがヘッドのショルダーにヒットしないようにする必要があり、
さらに高過ぎる圧縮を落としたかったからベースガスケットを試しに4枚挟んでみたんだが、
残念ながらカムスプロケットの長さが足りず断念して、
仕方ないのでベースガスケットを1枚足しただけの2枚ガスケット仕様でヒットは免れてチェーンもギリだが装着は出来た。

よって今日やっとこのエンジンが完成したんだが、
クラッチカバーもメッキのため黒く見えてしまうねぇ。

今回の仕様は先ず全バラしてから剥離に出してからケースボーリングを行い、
オイルフィルターローターは軽量品に交換して、
シリンダーは56ミリピストンの140ccに変更し、
ヘッドもバルブ加工してハイカムを投入してあるから、
ウチのオリジナルであるロンシン125のコンプリートエンジンをボアアップしたような感じかな。

まぁ圧縮が高過ぎるのが少し心配だが、
私が昔作った140ccにLIFAN150のヘッドを合わせたエンジンでパワーチェックをしていただいた事があるが、
ビッグバルブの代わりに圧縮が落ちるヘッドでもローラー10000rpm回してでリッター100馬力近くは出ていたから、
あの時のエンジンに似たパワーは有るんでないかと思う。

ちなみに1000ccで100馬力出るのがリッター100馬力とは言うんだが、
排気量が小さいエンジンだと10ccで1馬力と考えた方が分かりやすいかも。

だから50ccで5馬力出ればリッター100馬力とはなるんだが、
それを超えるのってかなり大変でGPXにハイコンプピストンを入れてたとしてもやっとリッター100馬力を少し超えるくらいだし、
軽自動車でも660ccにターボ化しても規制はあるが64馬力だからね。

ちなみに私が知ってるロンシン125の最高峰は昔販売されていたNCYのボアアップキットを使った150ccで、
埼玉県にあるBREさんのBOSSの手によって魔改造されたエンジンなんだが、
クランク出力ではなくダイノジェットのローラー出力で何と22馬力!
地獄のチューナーってホントに実在するんですよ。

そう言えば前に製作したエンジンも完成連絡してなかったから近日中に連絡して、
次はお預かりしているエンジン2機をバラしてまた剥離に出して、
帰ってくる間にまたGPXを製作する事になると思う。

実はオーバーホール予定のエンジンを預かり過ぎていて保管が限界に来てるから、
しばらくの間は中華エンジン以外のネタが続くと思うよ。











おまけ










アドレスは載せないが写真くらいは載せておくかな。






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これがロンシン125エンジンをハイカム化する正しい方法

2022年02月10日 21時19分00秒 | オリジナル コンプリートエンジン





今日なんだがまたロンシンのエンジンを作っていたんだけど、
140ccキットをそのまま装着するとピストンがヘッドに当たるみたいで、
その後仕事に呼ばれたから今回は終わりにしておいた。

そして昼飯時にロンシン125をハイカム化するって言う動画を見つけて見ていたんだけど、
どうやらこのブログを参考にされたみたいなんだが、
最後まで見てはいないがポン付け不可能!みたいな感じで終わられると嫌なので、
ロンシン125のヘッドにLIFAN150のカムを装着する正しい方法を一応だが書いておく。



先ず動画を軽く見た感じだとハイカムとバルブを一緒に用意されたみたいなんだが、
あの小径バルブの正体は中華110cc(正確には107cc)の物で、
ただ傘の大きさがマチマチだったりするので私の場合はロンシンのノーマルカムを写真のように傘を菱形のように加工して取り付けている。

加工方法としては旋盤かボール盤にバルブをチャッキングして、
それを回しながらグラインダーで削ってバルブの角を落としてあげる感じ。

ただ、この加工をしても写真のようにバルブ同士のクリアランスはギリギリだから、
最低でも親指の爪が入るくらいのクリアランスは必要となり、
それでもまだ危険だから高回転までの無駄な空吹かしは絶対しないこと。

だから珍走団や旧社会のようなバイクの使い方はダメなんだが、
そんな使い方する方が私のブログを見てるとも思えないから気にする事無いか。












お次はバルブスプリングなんだがロンシンのヘッドのスプリングはメインとサブのスプリングが入っているんだけど、
ハイカム化するとサブスプリングが縮みきってしまいそのまま組むとカムとロッカーアームが焼き付くため、
内側のサブスプリングは外してしまいメインスプリングだけにしてあげる。

シングルスプリングだとサージングを気にされる方もいると思うが、
普通に使ってれば125ccの単コロが15000rpmも回らないから気にする事は無いし、
自分が使うエンジンなんかは全てがメインスプリングのみにしてしまっている。
サージングしないならフリクションでしか無いサブスプリングなんて無い方がフリクションが減るよ。












カムの脇にある小さい穴と言うかエア抜き口なんだが、
中華エンジンの場合はここが結構塞がっているためリューターで拡大してあげるか、
何ならヘッド内部とカムチェーントンネル側を繋げるようにドリルで穴を開けてしまっても構わない。

ヘッドに上がって来たオイルはヘッド下側のオイル通路からクランクケースに戻るんだが、
このエア抜きが狭いとヘッド内はほぼ密室となり、
空気とオイルの交換作用が低下するためヘッド内にオイルが溜まり過ぎてしまい、
ヘッド内部はオイルでパンパンになるしクランクケース内の油面は下がるし、
行き場の無いオイルのせいでオイルポンプにも負荷がかかるしとロクな事が無い。

これはモトラタイプのカムを使ってるヘッドならエア抜きはちゃんと作ってあげよう。


とりあえずこの一式を行う事によってロンシン125をハイカム化出来るんだが、
バルブを外すにはバルブスプリングコンプレッサーは必要だし、
旋盤かボール盤にグラインダーとリューターまで必要になると自分では出来ないよ!
って方も居ると思うのでこの作業の代行を行なっております。

例えばバルブの加工だけなら1本1,000円で2本だから2,000円だし、
ヘッドは外せるけど他は無理!って方にはヘッド丸ごと送っていただければバルブ加工にサブスプリング抜きやエア抜き拡大とハイカムまで装着し、
タペットクリアランス調整までして合計で1万円で構わないし、
もしガスケットを破ってしまっても中華エンジン用ガスケットなら単品販売もしております。

他に部品は買っちゃったから加工だけお願いしたい、みたいな要望も普通に受け付けているから、
気になった方は下記のメールアドレス

msworksjapan@yahoo.co.jp

こちらまでどうぞ。

ロンシン125はハイカム化するだけでも化けるから是非行っていただきたいし、
なんならフルオーバーホールついでにフルパワー化なども行っているから、
先ずは無料見積もりの請求をしてみて下さいな。






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今回はロンシン125のボアアップで超ハイコンプ仕様

2022年02月08日 20時51分00秒 | オートバイの無い生活





昨日なんだが日曜日の晩に飲み過ぎてしまい一日中寝ていたため何も出来ず。
ただ昨晩は酒抜いたので今日は絶好調でエンジンを作っていた。

今回はロンシン125を140ccにボアアップする物で、
先ずはケースボーリングを済ませてシリンダーがちゃんと入るか確認してみる。

と言うのも腰下が完成してからやっぱりシリンダーが入らない!とかになると徒労になるから先ずは先に確認しておく事だ。












このエンジンではミッションやスターターは無変更のままとなるから、
オーバーホールしながら元に戻して行く感じとなる。

ただ、ロンシン125もGPXと同じようにセミクロストップギアに交換してトップクロスには出来るし、
もっと言えばGPXのリターンミッションを移植してトップクロスギアを入れればフルクロスミッションになっちゃうし、
スターターもケッチン喰らうのが嫌ならスターターをBタイプに変更も可能となっている。

ただGPXとは違ってロンシン125をセミクロスにする方はかなり少なく、
でも2.3.4速間はちゃんとクロスミッションになるし、
トップのギア比を0.916から0.958にするだけで別物のエンジンになった? ってくらい激変する。

まぁただパワーだけ上げたとしても伝達効率が悪ければ持ち腐れになってしまうって事だが、
平地をひたすら走る場合はオーバードライブ傾向の方が燃費は良くなるよ。













今日も腰下までは完成したから次は完成予定なんだが、
部品を買いに行ったり灯油も少なくなって来たからチャージしに行ったりとやる事が沢山あるかぁ。

そして昨晩は完徹してしまい既に超眠いのでまた明日頑張ります。





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テンショナーのトラブルは本当に怖い

2022年02月06日 22時29分00秒 | GPX125 エンジン偏





今日はオイル交換をしていたら何か出て来て、さらにジェネレーター側からオイルが漏れてると言った症状のエンジンを修理していた。

先ずはクラッチカバーを開けてみて原因を探してみる。












とりあえず何かが溜まってる感じもなく綺麗なままだった。

しかしマメにオイル交換されていたようで黒ずんだ跡が内部に無くて、
この綺麗さはちゃんと1000キロ走行毎にオイル交換していないと維持出来ないはずで、
中古のエンジンを買った時などはオイル交換をしていなかったから中が真っ黒ってのも珍しくないくらいだ。












ジェネレーター側を外してみたら何とテンショナーのローラーのほとんどが無くなっていた。

ただテンショナー自体はちゃんと作動していたみたいでチェーンもピンと張っていたし、
ロッドのボルトが緩んで振れていた訳でもないみたいでこうなった原因が分からないまま。

ただまたベアリング支持のローラーを取り付けるのも怖いため純正のローラーを取り付けておいた。
ベアリング支持ではなくなるけどまたトラブルが出たりするのも嫌だからねぇ。

あとオイル漏れなんだが多分クランクのオイルシールが抜けたのではないかと思うんだけど、
せっかく開けたのでPOSHさんのジェネレーターオーバーホールキットを使い修理しておいた。

ちなみに正しいテンショナーの取り付け方なんだが、
面倒がらずにジェネレーターを外した状態でローラーがチェーンにかかっているか必ず目視点検する事で、
例えばボアアップしたエンジンなどはジェネレーターを外す事が少ないと思うんだけど、
もしローラーがズレたまま取り付けてしまうと偏摩耗したりする。

私の場合はジェネレーターを外した状態でテンショナーを取り付けてからテンションをかけるんだけど、
まぁフルオーバーホールがほとんどでジェネレーターを外すのが当たり前だから、
もし自分でボアアップした方などはそこまで気が回らないかもしれないかなぁ。

とりあえず色々取り付ける前にエンジンを横にしてオイルを良く抜いたから、
ケース内に溜まっていると思われる残留物も直ぐ無くなるはずだ。

それとついでにテンショナーにまつわるお話なんだけど、
私なんかは自分のエンジンには6Vエンジンの頃に標準装着だったセミオートテンショナーを必ず入れるるんだけど、
アレは本当にセミオートで定期的にテンション調整をしないといけないから、
今のフルオートテンショナーと同じ感覚で使わないでいただきたい。

フルオートテンショナーはバネの力と油圧でテンションを自動的に維持しているんだけど、
セミオートはバネのプリロードのみでテンションをかけていて、
テーパーにDカットされたテンショナーが下に戻らないよう横から押さえ付けてる物だから、
もしチェーンが伸びた時はテンショナーが上に移動する事が出来ず最悪はバルタイが狂ってエンジンブローする。

まぁ私の場合はオイル交換毎にケース横の調整ナットを緩めて、
また締めてやれば後はスプリングが勝手にテンションをかけてくれるから、
この一手間がセミオートと呼ばれる所以なんだけど、
私なんかはオイル交換毎にちゃんと調整さてはいたんだが、
たまにしか調整しないエンジンなどはケース横のボルトを緩めただけでテンショナーが上に移動する音が聞こえるくらいだからね。

とりあえずこのエンジンは完成したから
明日に完成連絡をするので少しお待ち下さい。

次に組むエンジンはロンシン125をボアアップして140ccにするエンジンで、
前にブラストは行っておいたから先ずは洗浄から始めますかね。





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悩みに悩んだGPXの5速ミッションの修理が終わりました

2022年02月05日 19時49分00秒 | GPX125 エンジン偏






これは昨日の話なんだけどLIFAN125を作り終わってから5速化したGPXを組んでいた。

まずドライブスプロケットの取り付け部がブッ飛んだカウンターシャフトと少し焼けが入ったシフトフォークを交換したんだが、
真ん中のシフトフォークだけで8千円以上ってなかなかの高額商品。

ちなみに欠けていたと思われた4速ギアは最初からあったみたいで、
他のギアの逃げの部分だと分かったため再利用しておいた。












CD90のカウンターシャフトは永久欠品になってしまったためモンキー用の5速カウンターシャフトを購入し、
削ってもらう事で対処しようと当初は考えていたんだけど、
スプロケットのスプラインが飛んでしまうようなシャフトを削って大丈夫か不安になり、
結局は削るのを止めて強化ラーを入れて対処する事にした。

写真はベアリング交換して強化ラーが既に入っている状態で、
言われないと分からないくらいなんだがベアリングが深溝玉になっているのが分かると思う。

ちなみにシャフトによって太さがほんの少しだが違うみたいなため、
シャフトをQ型エンヂンプロダクツさんに預けてこのシャフトに合わせて作っていただいたほぼワンオフ品だ。

しかもカウンターシャフトだけ交換したため1個しか購入しなかったんだがお仲間だけあって普通に売っていただけた。

もしカブのケースや武川さんの強化ケースなどにモンキーのミッションを入れたい方は
ヤフオクで購入していただくか下記のメールアドレス


こちらでも対処していただけるので欲しい方はどうぞ。

















昨日は腰下まで完成させて終わりにしておいた。

そう言えば4速から5速へのアップ時にニュートラルに入ったみたいになってしまうと相談されていて、
多分だがベアリングが奥まで入り切ってなかったからスラスト方向へのガタが無くなりチェンジ不良になっていたと考えてはいたんだが、
ベアリングを抜く時には何故かちゃんと奥に入っていたみたいで結局のところは原因不明だった。

ただこのまま組めないのでミッションのベアリングはNTNの物に交換しておいたが、
チェンジテストをしてもドラムが半端な場所で停止してしまうから良く分からんかった。

テスト時にはカウンターシャフトを手で回しながらチェンジするんだが、
もっとバックトルクがかからないとちゃんとしたテストにはならないから、
カウンターシャフトをドリルか何かで回せるような物をこしらえてみたいねぇ。

あとスラスト方向のガタなんだがちゃんと確認は出来たから組み立て的には問題無いはずだ。

前回書き忘れていたが使用したミッションは武川さんのCD90用5速のSツーリングでTAFではなく、
次に5速を作る時はモンキー用のミッションに強化ラーを入れるか、
もしくはキタコさんの5速を使い強化ラーを入れてどうにかしてGPXに合わせるように考えている。

一応キタコさんの5速は買ってあるが問題はクラッチで、
またポン付け出来ないのだけは分かっているからまた悩んでみるかね。









今日は腰上を組み立てていて滞りなく完成した。

ちょっと気になったのがヘッド右側のカバーのボルトが1本無くて、
もう1本もかなり緩かったんだが振動で外れたのかもしれない。

よってこれからはここもロックタイトを使う事にしたんだが、
中華エンジンは結局は全てのボルトにロックタイトを塗って組んでる気がするくらいで、
クランクの芯出しをしていてもそれほど振動が多く発生するみたいだねぇ。

明日は休日なんだが休んでる暇は無いためロンシン125改140ccを製作するか、
現在お預かりしているエンジンをバラして剥離に出す準備をする予定。

今日の最後になってしまったが、いただいたメールは全て返信したと思っているんだけど、
まだ返信されてないって方はお手数ですがまたメールして下さい。

今日も溜まっていたメールを一気に返信したから頭が疲れたわ…






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今回のお待たせはかなり酷かった…

2022年02月04日 20時15分00秒 | 輸入横型エンジン編





昨日なんだが本業があったり請求書を作って届けに行くなど色々行っていて、
さらに酒も飲まず寝てしまったので今日は頑張って1機作っておいた。

エンジンは前の続きのLIFAN125の1次側遠心クラッチで、
今日は腰上からだったのでハイカムを入れてバルブスプリングをシングル化したくらいだ。

ハイカムはLIFAN150の純正カムで言ってみれば純正ハイカムなんだが、
このカムはロンシン125にも入れれるんだがバルブの加工が必要で、
しかしLIFAN125は150ccと同じビッグバルブヘッドのためバルブの加工は必要無く、
ただスプリングが縮み切ってしまうためバルブスプリングのシングル化が必要となる。

バルブスプリングをシングルにする事が心配な方もいらっしゃるんだが、
ハイカムだけ交換した125ccがサージングするまで回る訳も無いから全く問題無く、
自分が使ってたエンジンなんて中華エンジンのメインスプリングだけで使っていたが、
余計なバネが無いからフリクションが減ってレスポンスが良くなったもんだ。

さらにLIFAN125なんて遠心クラッチだし50ccより遥かに低回転型なのにサージングの心配をするなんてナンセンスな話。
まぁ自分が使うエンジンなら心のレブリミットが有るから全てメインスプリングのみとなるわ。

あとクラッチカバーなんだがノーマルのだとワイド過ぎてカブのステップが使えないため、
カブ純正のクラッチカバーに交換してステップで困らないようにしてある。

クラッチカバーはヤフオクで安めの物を買って剥離に出してブラストを当てるなどしてレストアした物を使っているんだが、
見た目はボロいのを買って来てもちゃんとレストアすれば写真のようにほぼ新品のようになるからお得だと思う。

ちなみに写真のクラッチカバーはベースが送料込み4,000円くらいで、
レストアしても5,000円以上はいただけないからなかなかな赤字物件。
でも自分が使うと思えばLIFANのクラッチカバーは使いたくないから仕方ないよね。

よってこのカバーのみ売って欲しいと言われても声を荒げて拒否するのであしからず。

とりあえず完成はしたんだけどオーダー表を見たらかなり前にいただいたご予約みたいだから、
もしかしたら忘れてるか他のエンジンを買ってしまったなどキャンセルもあり得るんだけど、
お待たせし過ぎたのは自分のせいだから次の方に順番が回るかも。

しかしほぼ1年近くのお待たせはもう無理だろうなぁ…



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