尾瀬の至仏山を登ってきました。
先月尾瀬ヶ原を歩いた後、七月の初めの至仏山の高山植物看たいという気持ちが強くなり
このところ良く利用する尾瀬夜行日帰りツアーに申し込みました。
このツアーは新宿を22時30分出発して翌5時ごろ鳩待峠へ。
往復同じバスなので着替えはバスの中においておけます。
有料で弁当も手配でき、14時40分まで自由時間があり
便利で利用しています。
朝の冷気に包まれながら峠を下り、尾瀬ヶ原の山の鼻へ。
オオレイジンソウ・カラマツソウを撮影しながら。
ミズバショウは大きな葉がキャベツのように開いています。
山の鼻から至仏山の登山口へ。
ワタスゲが一面に広がっています。
登山口からいきなりの急登になり、雪解け水が道に流れ、どろんこで歩きづらく、
足下につけたスッパツはたちまち泥だらけに。
タニウツギ・ヒメツマトリソウ・ガクウスバヨウラク
樹林帯を抜けると尾瀬ヶ原が広がります。
ここから高天原・頂上・小至仏山・笠ヶ岳分枝までお花畑の連続。
今回は、撮影する種類・量が多いことと。帰りのバス時間という制限時間が
あるために、あえて重たい三脚を持たず、身軽にしての撮影です。
歳も体力的にも三脚は大きな負担になりつつありますので。
ホソバヒナウスユキソウ
今回の一番の目的の花。ホソバヒナウスユキソウの一番最適な花時を選びました。高天原の大群落は見事で、至仏山から小至仏山にかけても大きな群落がありました。
ユキワリソウ
わたしの好きなサクラソウの仲間のひとつのユキワリソウ。至仏山でこんなにたくさんのユキワリソウを見るのは初めて。ユキワリソウの開花は早く、やはり時期があえば・・・改めて思い知りました。
ムシトリスミレ
わたしにとって追いかけている野草のひとつ。ムシトリスミレ。私の友人は日本全国ムシトリスミレ求めて
撮影にでかけいるが、私は無理。せめて、関東の山に咲くムシトリスミレを探しに行こう。
ハクサンイチゲ
タクサンイチケといわれるくらいお花畑を飾るハクサンイチゲ。
私にとってもひさしぶりの対面。わたしがこのところ至仏山登ったのが
七月下旬から八月上旬出会ったので、ハクサンイチゲの最盛期は過ぎていました。
花時のハクサンイチゲ。やはり美しいです。
クモイカソウ
谷川岳と至仏山周辺の特産種。この花も今の時期がぴったりでした。
ジョウエツキバナノコマノツメ
ユキワリソウともに、最盛期。草地に岩のすきまに、たくさん咲いていました。
ハクサンコザクラ
至仏山で見たかったハクサンコザクラ。長年の夢がかなった。今まで
みることができなかったのは、至仏山でのハクサンコザクラの開花が
早かったようです。
シナノキンバイ
高山植物・お花畑の代表的な花。きれいです。