持続的燃焼

くすぶっていれば、やがてメラメラ

ドライブシャフトシール交換

2019年06月06日 | 2つの輪
5月に遡った話だが、新天剣にトラブル発生。
もう全然YBRで問題が起こらなくて楽な反面、なーんもやることがなくてつまらなく思っていたところで、ついに修理が必要になるようなことが起きて、ちょっと楽しんでしまった。

症状は、オイル漏れであった。
エンジンオイルが減って困るほどの量ではないが、サイドスタンドをつたって駐輪跡にシミを作ってしまうので、これは直さねばと、整備だ。
原因をさぐってみたところ、ドライブシャフトのシールがダメになったようだ。圧入されているはずのシールが浮いてきていた。メインスタンドで立ててエンジンをかけてギヤを入れてみると、シャフトの回転で、ゆるゆる回って、オイルが漏れる。指で押し込んでみると、いったん回転も漏れも止まるものの、100kmくらい走るとまた緩む。これは根本的にシール交換しかあるまい。
てなわけで、サイドボックスは外して、草刈り後の草を積んである場所へ新天剣を大胆に右倒しである。エンジンオイルを抜きもせず、そのまま野外整備だ。


ずいぶん前にタオバオで買ったオイルシール3点セットの一つが外径、シャフト径ともに合致したので、厚さは分からないながら、これだろうとシールを外してみたらピッタリだったので、これを使った。こんなセットでの品番なんてなんだか分からんもんだが、使える物は使ってしまおう。10年乗って無印で使わなかったパーツはもう出番もないかもしれないし、こういう部分が新天剣と共通なのはありがたい。


外したシールも、見た目はきれいなものだった。熱劣化かと思っていたがシールの部品不良なのだろうか。内側のバネっぽいところなのか何なのか。
最悪のパターンはドライブシャフトが首振りでもしていてのシール攻撃とかだが、どうもそうでもなさそうだ。BMWのエフロクがそれで悩まされた人が多かったようだが、私の機体では幸い起こらなかった。ちなみにそのエンジンを作っていた所が、こんどの新型スープラを製造するロータックスなので、技術力が大丈夫なのか注視している。


シールの挿入は心配になるほどスムーズで、圧入とは言えないくらいの拍子抜けだった。もしかしたらまたすぐダメになるんじゃないかと思えるほどだったが、とりあえず交換後1000kmほど走ってみて今のところ大丈夫ではある。
エンジン(クランクケース)側の問題なのか、シールの問題なのか、気にしておこう。

まずは問題オールクリア。
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