球春到来だ!
45年ぶりと言う、同一都道府県対決となった選抜高校野球決勝戦は、残念ながら天候
不良が予想され順延となったが、プロ野球はいよいよシーズン開幕だ。
我らの阪神タイガースは「挑む!」を合言葉に、若い選手たちの活躍で、何としても昨シ
ーズンのリベンジを果たして貰いたいものと、「トラッキー」の派遣元の我が家としては、切
に願いたと思う、胸躍る球春到来である。
ウオーキング路の途中に「雪柳」が満開になっている。
生垣の灌木に雪の積もった景色を連想するが、花の命名も「しだれるように密集して咲く
姿が雪の様」と言う単純明快なもの。
気温上昇した今日の雰囲気と雪景色の対比にややそぐわない思いもあるが、3月も残り
1日のみとなった。
また1歩まだ見ぬ世界に近づいた感ふつふつ。
「世界初 他人の iPS細胞移植」と見出しを付けた目の難病「滲出型加齢黄斑変性」の細胞
移植手術が神戸市の医療センターで世界で初めて無事に行われたとの新聞報道があった。
初期症状で既存の医療により回復してはいるが、同病の経験者の私としては再発の不安も
無きにしにあらず、実に嬉しい報道であった。
一旦失った光は取り戻すことができない難病だった病を克服して、失った光が戻るまでには
現在では5合目と言われているが、医学の進歩は着実に頂上を極めるのはかなり近い将来と
思いたく、大いなる期待をしたいものと思う朗報であった。
国会を始め総理大臣までが登場してテレビ番組がワイドショウ化している森友学園問題、
誰が嘘を言い、誰が知らぬ半兵衛を決めているのか知らないが、数々の疑惑は解明できる
のか。
元はと言えば、僅かに小学校1校の開校問題が発端の細事。
この1件を毎日新聞の山田記者は、「保守長期政権のおごり、官僚機構のおごり、首相夫人
の軽率が混乱の重要な背景にあることは疑う余地はない」と述べている。
全く同感である。
うやむやの内の幕引きは決して許されるものでない。
今月末に開幕する日本プロ野球の公式戦に先立ち行われていたオープン戦が終了した。
我らの「阪神タイガース」の戦績は、18戦して10勝6敗2引き分け、となり勝率.625で終え
た。
12球団中第4位で、セ・リーグのチームではトップとなり、オープン戦とは言え悪い気はし
ないが、世に言う実力のパ・リーグか、上位球団は殆どがパ・リーグ球団で、セ・リーグの球
団は「阪神タイガース」以外は全て下位に甘んじるチームばかり、どうしたことかと思ってし
まう。
特に「巨人、大鵬、卵焼き」と抜群の人気を誇っていた巨人は、12球団中最下位で、日本
球界の盟主とやらも地に落ちたもの、我らの良きライバルとして来るべき公式戦での頑張り
を期待したいものである。
ウオーキング時の着衣を春物に替えたところ運動中は丁度良いが、しばし休憩している
と海からの冷たい西風に一気に寒さが身に浸み、「非常に強い」という花粉の飛散にお手
上げ状態になってしまう。
寒さは何とかなるが、花粉には如何ともし難く、困ったものだ。
そんな不満を持ちながら、一方、それ以上に満足のできる1日が終わろうとしている3月
最後の土曜日である。
第198回のOM会ゴルフコンペは思わぬ結果になってしまった。
私は、今回の参加者中の最長老であったが実に快調で、通算5回目のチャンピオンになっ
てしまったのだ。
その嬉しさは当然あるが、それ以上に超高齢にも関わらず後輩達と一緒にゴルフのできる
ことの幸せを何よりも感じている良き記憶に残る1日となった。
学校法人「森友学園」が開設しようとしていた小学校建設に関わる「土地取得問題」「3通
ある建設契約書問題」「寄付金問題」等々の疑惑解明のため開かれた参議院予算委員会
における証人喚問を熱心に聞いた。
私のその感想は、証言の殆どは従来からの説明に終始しただけで、新たな証言としては
何も目新しいものはなかったと思わざるを得ない状況と見た。
午後に行われる衆議院予算委員会での証人喚問では、どのような証言があるのか想像
できないが、その結果と合わせて、事の真相は解明できるのか、証人は罰金刑か禁錮刑
を受けるのことになるのか否か、引き続き興味を持って注視して行きたいものである。
「侍ジャパン」の世界1の悲願は残念・無念の結果に終わった。
負け試合とはいえ、最少得点差の好ゲーム。
ナイン全員がメジャー現役のアメリカチーム相手に、改めて日本の野球技術のレベルの高
さを世界に示したことに間違いない。
代表選手の皆さんには「大変お疲れさま」の一言を申し上げる共に、大手を振って意気揚々
と帰国され、今後は、日本野球の更なるレベルアップを期して、それぞれの所属チームでの活
躍を期待したいものである。
小雨降る連休明けの朝、午後になりようやく薄日が戻り、極く静かな1日が暮れようとして
いる。
昨日には、日本のトップを切って東京で開花宣言となったが、気が付けば、我が家の近くの
ビル陰の花はもう満開だ。
自然の営みに嘘や騙しはなく、何時も決して間違いがない。
我が余生もかくありたいたいものと思う花の季節の到来である。
東京・豊洲市場への移転問題に関して行われた都議会の百条委員会に証人喚問された
元副知事の浜渦氏、元知事の石原氏の証言は予想されてはいたが不発に終わったようで
ある。
テレビを通じて見た私の感想は、元を質せば御両人は同じ穴のむじなの似たものどうし、
現在の混乱を招いている元凶にも拘わらず、反省はおろか責任回避ばかりで救いようがな
い。
石原氏に至っては、証人喚問の時間短縮を願い出るなど最初から逃げの姿勢で見苦しい
ばかりであるが、権威のある百条委員会の真相解明に対する期待も全く無に終わった結果
を含み都民や市場関係者はどのような評価を下すのか注目するところである。
目の難病「滲出型加齢黄斑変性」の有効な治療に向けての朗報があった。
理研の高橋先生等は、iPS細胞から作成した細胞シートを難病患者に移植した臨床研究
結果の論文をアメリカの医学誌に「腫瘍形成や拒絶反応は認められず、視力も維持できて
いる」と発表されたと言うもの。
私も、その右目が「滲出型加齢黄斑変性」の経験者であるが、幸い一般的な医療方法によ
り回復し経過観察中なれど、周辺には、失明の危機にある人、すでに失明した人を知るにつ
け、更に研究が進み、誰もが安心して受けることができる従来にない再生医療の時代の到来
を期待できる嬉しいニュースである。
今朝も、日課にしているストレッチなどの運動を確実に行い、その後この原稿を書いている。
今日は、その日課に加え、昨日のゴルフで幾度となくミスを繰り返した反省を行った。
確かに、屋内での素振りと実際とではボールの位置する状況等に大きな違いがある上、特
に冬場には寒さ対策で着衣は厚着になり、更には、防寒着を着用する等、体の動きに少なか
らず支障のあることは明らかであるにも拘わらず感覚的には、何時ものスイングができている
と言う錯覚が間違いの元のようである。
来週予定のゴルフ日も天気予報では気温も低め、その反省点を十分に脳裏に刻み、自分な
りに納得できるゴルフをしたいものと思っている。
私にとっては、厳しい寒気となり、「非常に多い」花粉の飛散する苦手の中、何時もの仲間
とのゴルフは、気分転換に、運動不足解消に、得難いスポーツである。
来週は、仕事仲間だったOB会の定例コンペの予定が控えており、そのための練習にもな
った?楽しい1日になった。
豊中市で小学校の開校を進めていた森友学園にあっては、問題山積状態が判明し、大阪
府に提出していた開校申請を取り下げ、当面開校問題は一段落となったが、すでに運営中
の幼稚園に関わる不正問題や政治家の介入問題が表面化してきて事は益々混迷の度合
いを深めている。
特に、ここ数日は、稲田防衛相が、過去に森友学園との交流があったと国会で追及されてお
り虚偽の答弁に終始し、または、修正するなど大臣としての資質を問われているところである。
「将来の首相候補」だの「自民党のホープ」だのと呼ばれているようだが、役人の書いたペー
パーを読むだけや、追及に耐えられずに泣き出す等、この大臣のどこに将来を託せるか、国民
の一人として首を傾げたくなるばかりである。
出身地の特産物である「眼鏡枠」の宣伝役くらいにはなっていることは認めようと思うが。