風の向くまま、気の向くまま

人生楽しく行こうじゃないか、山よりデッカイ獅子は出ん、何事にも挑戦するぞ!

ままならぬ大自然

2008-08-30 08:34:19 | Weblog

地球温暖化の影響があるのでしょうか?東海・関東地方の一部で、観測史上初めと
という記録的な豪雨が襲いました。

田畑の冠水、家屋の冠水や倒壊、電車の脱線、人の死亡など大被害が出ています。

愛知県の岡崎市では、1時間に147ミリの降水量が観測されていますが、147ミリ
と言えば、僅か1メートル四方の土地に20リッター入りポリタンク7杯以上の水を、
ぶちまけた量に匹敵します。

この大量の水が、すり鉢状になった土地の底部に流れ込んだら、どのようになるか
容易に想像でき、想像するだけで恐怖を覚えます。

今日も、引き続いて日本各地に大雨に関する警報や注意報が出ています。

もうこれ以上の被害が出ないことを祈るのみです。

一方、四国の水瓶・早明浦ダムでは、貯水率0%で、早くから取水制限が行われて
いるようで、豪雨は不要ですが、適度な雨が降るように「天の神様」の思し召しを期
待したいと四国の人たちは思っていることでしょう。

このように、大自然は、これほど進化した近代文明を持ってしてもコントロールするこ
とができない、如何ともしがたい、ままならない、絶大なものです。

しかし、煎じ詰めて考えてみれば、このような状況になったのは、すべからく人間の
なせる技の結果かもしれません。

「人間と自然との共存・共栄」の大切さを改めて考えてしまいます。



ちなみに我が近畿地方1400万人の水瓶・琵琶湖の今日の水位は-39センチです。
 


街角の彫刻めぐり(その313)

2008-08-29 08:38:22 | 芸術・趣味・特技


作品名 : 淀屋の碑

作者名 : 不詳




我が家の老犬リックの続報です。

大手術を受けてから、およそ40時間が経過しました。

急速に元気を回復しており、食欲や排泄などの健康のバロメータになるものも以前
の状態に戻ってきました。

心配していた術後の痛みや、ストレスも殆どないようで安心しています。

抜糸は10日後になるようですが、その頃には、丁度気候も良くなり、また毎日散歩
に行けると思っています。

子宮蓄膿症でした。

2008-08-28 09:06:50 | Weblog
我が家の大事な一員であり、間もなく我が家にきて15年になる愛犬「リック」ですが
8月になって、毎日猛暑に襲われ食欲が減退し、元気がなくなっていました。

元来、殆ど病気のない健康なワンちゃんなのですが、年のせいで、ついに夏バテす
るようになってきたかと思っていたのですが、少し様子が変で、日に日に目に見えて
元気がなくなってきたので動物病院へ行って検査、診察をしてもらいました。

診断結果は「子宮蓄膿症」の疑いありとのこと、老犬でお産経験のないワンちゃんに
よくある症例ということでした。

専門的なことはよく解りませんが、子宮の中に膿が溜まり放置しておくと子宮が破裂
して死に至るということでした。

リックの場合も症状が大分進行しているようで、手術がベストの治療になるとの獣医
さんの説明でした。

老犬ゆえに麻酔などにより、他の臓器などへのリスクは当然考えておかなくてはいけ
ませんが、私たち家族に数知れぬ癒しを与えてくれたリックです。

何とか元の元気を取り戻させてやりたい、生きていてほしいと願い急遽手術をお願
いしました。

そして昨日、2時間ほど掛けて無事に手術を終えました。

普通リッククラスの犬の子宮は、人の指程度のもののようですが摘出したリックのそ
れは、私が両手で受け皿を作ってその上に置けばこぼれ落ちる程の大きさに膿みが
溜まって肥大化していました。

もう1日も遅れていたら死を迎えていたかもしれません。

麻酔が覚めるのを待って家に連れて帰り、一晩が過ぎました。

傷口が痛んで眠れないことを覚悟していたのですが、痛み止めの薬のお陰でしょうか
全く痛がることもなく普段通りに慣れた寝床で安らかに寝てくれました。

これで一山越えました。動物の強さも改めて知りました。

とは言え、リックには精神的に大きなストレスがあったと思いますが、思い切って手術
をしてもらって本当に良かったと思っています。

今日のリックは、術後のチェックと点滴があるようで一日、動物病院で過ごすことに
なり朝1番に送り届けてきました。

17時頃には帰ってきますが、いつも側にいるものがいないのは寂しいものです。

街角の彫刻めぐり(その312)

2008-08-27 08:30:44 | 芸術・趣味・特技




作者名 : 不詳

作品名 : 不詳




今まで使用していたデスクトップPCが全く不調になり、取りあえず娘のPCを借用して
いたのですが、この際、思い切ってメーカー修理に出すと同時に新しいノートPCを購入
しました。

セットアップも完了したので、今日からは新しいPCで気分も新たに記事のアップをし
ていくこととします。

記事の内容に新味はありませんが、この記事が新PCの記念すべき第1回目の記事
アップとなります。


F君さようなら!

2008-08-26 16:04:39 | Weblog

8月24日に亡くなった、友人のF君の告別式に参列してきました。

祭壇に飾られた、ちょっと取り澄ました遺影を見ていると、あの元気ものだった男が
亡くなってしまったとはどうしても考えられませんでした。

そこらの物陰から「おい!元気か」と声をかけてくれそうな気さえしていますが、導師
のお坊さん曰く「人の命は1000年も生きる人はありません、蓮の葉の上に溜まって
いる水玉や風に揺らめく炎のように、あっというまに消えてしまうもの」とか・・・・

命のはかなさを思うとき、言いしれぬ寂しさがこみ上げてきます。

ご家族の方々をはじめ、沢山の参列者に見送られて永久の旅立ちをしていきました。

私は心の中でF君に言いました。

「長い間、懇意にしてくれてありがとう、さようなら」と・・・


もっと元気でいてほしかった。

2008-08-25 08:40:29 | Weblog

元の会社のOB会から、会員の訃報の連絡がありました。

私と同郷で同期入社の、もう50年以上も付き合っているF君死亡の連絡でした。

若いころから、極めつけの元気者で、出勤の途中に練習場に立ち寄ってくる、という
ほどのゴルフ好きで、自らも病院などとは全く無縁というのが自慢の男でした。

そんな男でしたが、今から2~3年ほど前に少し体調を崩して入院をしたことがあり
ました。

それも持前の元気さで克服し、好きなゴルフが出来るようになっていたのですが、い
つか入退院を繰り返す羽目になり、昨日療養の甲斐なく逝ってしまいました。

命あるもの必ず1度は通らなければならない定めとは言え、出来れば避けて通りた
いと誰もが考えると思うのですが、やむをえない悲しい現実です。

明日は告別式が執り行われます。

私も参列して、永遠のお別れと、ご冥福をお祈りしてこようと思っています。


街角の彫刻めぐり(その311)

2008-08-23 08:39:48 | 芸術・趣味・特技




作品名 : 雲の詩

作者名 : 河原 明





今日8月23日は、地蔵さんの縁日です。

今は亡き父親の実家のある町の地蔵さんは、その近郷では有名な地蔵さんで、私
は毎年必ず父の実家に泊がけで参拝(実は遊び)行った思い出がよみがえってきます。

地蔵さんの境内には、サーカスが小屋を張り、町中じゅうには露店が並び、大勢の
参拝客で賑わっていました。

私の思い出の中でも特に強い思い出は、地蔵さんの境内の入口に店を構えて製造
販売をしていた「ういろ屋」さんがあったことです。

なけなしの小遣いで、出来たての「ういろ」を1個だけ買って食べたその食感と、ほん
のりとした甘味は今でも忘れることが出来ません。

それから60年以上、今ではどんな縁日になっているのか解りませんが、機会があれ
ば一度見てみたいものと思っています。

以上、つまらない年寄りのたわごとでした。

もし財布を落とさなかったら!

2008-08-22 08:45:05 | Weblog

大相撲のロシア人力士で、間垣部屋の「若の鵬」が大麻取締法違反容疑で逮捕され、
日本相撲協会から解雇処分を受けました。

まだ、20歳という若さで、実力もあり将来を嘱望されていた人材が、自業自得とはいえ
「なんたる馬鹿なことを!」という思いがします。

本人の処分は当然のことですが、同時に独特の大相撲社会における親方の責任も
避けて通ることはできないと思うのですが、この度は、お咎めなしで、親方本人の申
し出による理事職の辞任だけで一件落着とか・・・

その内また、別の事件が出てきそうな気がします。

そもそも、この問題は、若の鵬が財布を落としたことがきっかけになっていると聞き
ます。

これを拾った人が正直に交番に届け、交番の警察官が中身をよく吟味し不信感を持
って検査を怠らなかったのが今となっては大手柄になりました。

もし、若の鵬が財布を落としていなかったらと考えると、ことはますます悪い方向へ
向かっていたかも知れません。

拾った人と、警察官の行為は、人として職務上の当然の行為ではありますが、この
際、私には、表彰もののようにさえ思えてきます。


街角の彫刻めぐり(その310)

2008-08-21 08:59:38 | 芸術・趣味・特技




作品名 : 花の天女

作者名 : 北田 吉正





一気に本格的な秋になったような爽やかな夜明けでした。

いつもの愛犬との散歩の時間帯を1時間ばかり遅くして出かけたのですが、僅か
1時間の違いで、行き違う散歩人や連れ添っている犬達の顔ぶれや街の景色や雰
囲気までもが大層変わって見えるように感じました。

人も自然も、それぞれに己のリズムがあり、営みがあることを改めて知りました。

今日も一日健やかに過ごしたいものです。

夏休みもこれまで!

2008-08-20 08:46:53 | スポーツ

このところ、1勝7敗という惨めな戦績で、6つも貯金を減らしていた我らの阪神タイ
ガースですが、昨夜は赤ヘル相手に14対5と圧勝しました。

出来れば、5~6点次の試合へ取っておきたいくらいです。

今日現在、阪神タイガースは残りゲーム40、貯金23ありますが、もう夏休みもこれ
までにして、優勝へ一直線に進んでもらいたいものです。

オリンピックでも、星野ジャパンは格下とはいえ、中国に7回コールドゲームの圧勝
でした。

こつこつと、繋ぐ野球が実を結んでいます。

今夜は、ベースボールのアメリカと、野球の日本の決戦です。

どちらに勝利の神がほほ笑むのか楽しみです。


街角の彫刻めぐり(その309)

2008-08-19 08:14:04 | 芸術・趣味・特技




作品名 : TWORING-空間の軌跡-

作者名 : 堀 義幸




90回の記念大会の高校野球も、めでたく幕を閉じました。

決勝戦は、誰もが想像もしなかったであろう「17対0」と言う大差で、大阪桐蔭高校
が優勝を飾りました。

野球における戦力は、投手力が占めるウエートが非常に高いスポーツです。

残念ながら、常葉菊川高校のエースは肘の故障で本来の投球が出来なかったと聞
きます。

高校野球ファンの皆んなは、万全の状態で勝負させたかったと思っている人は多い
のではないかと思います。

それにしても、今回の野球の神様は情け無用の采配をしたようです。

私などは、すぐに判官贔屓したくなる性格で、もう少し常葉菊川高校にも見せ場を演出
させてやって欲しかった、と思っていますが勝負事は非情ですね・・・

爽やかな朝でした!

2008-08-18 07:38:53 | Weblog
お盆休みも終わり、またいつもの働き蜂の毎日の始まりの日です。

今朝方の我が地方は、大変爽やかな、そよ風も心地よい高原の夜明けの風情でした。

空気も透明で、早朝散歩の途中で見た六甲山は、谷や尾根や樹木の形までハッキリ
と解るほど近くに見えていました。

天気予報によると、日中はまだまだ猛暑日が続くようですが、確実に秋が近づいて
いることを実感しています。


今日、甲子園球場では、90回の記念大会の高校野球の決勝戦が行われます。

大阪と静岡の代表校が戦いますが、オリンピックの影響でもあるのでしょうか、記念
大会とは言うものの、もう一つ盛り上がっていないように思うのは私だけでしょうか?

何れにしても、両校とも日頃鍛えし技を十二分に発揮して、印象にのこる好試合を展開
して欲しいものです。

自適の身の私は、テレビで観戦しようと思っています。

街角の彫刻めぐり(その308)

2008-08-16 09:38:05 | 芸術・趣味・特技




作品名 : ひだまり

作者名 : 河合 隆三





以前にも書きましたが、ETC未加入の車が依然としてETCレーンに誤進入する事例
があとを絶ちません。

先日もある有料道路で、私の2台前方を走っていたRV車が、ゲート内で突然急停車
しました。

誤進入でした。

すぐ後ろに迫っていた車も当然急停車して、危機一髪事故を回避しましたがドライバ
ーはきっと肝を冷やしたのではないかと思います。

私も、予め車間を取ってスピードを緩めていたので問題はなかったのですが、このゲ
ートは路面が鮮明に色表示されており、通常なら間違えるはずがないと思うのです
が何を考えて車を運転しているのか理解に苦しみます。

それでも人間、完全無欠はないようです、警察などの啓蒙活動の徹底や道路管理者
の更なる事故防止対策を徹底をしてほしいものです。

終戦記念日に想う

2008-08-15 08:42:35 | Weblog
今日は、63回目の終戦記念日です。

戦争で命をなくした戦没者を追悼し、平和を祈念して「全国戦没者追悼式」が行われ
ます。

63年前のこの日、私はまだ小学校1年生の鼻な垂れ小僧でした。

当時は、まだラジオさえ満足に普及していない時代でしたが、何か重大な放送があ
るらしいと聞いて、ラジオのあった隣家の中庭に近所の大人達数人と一緒に集まって
放送を聞いた記憶があります。

勿論、何のための放送か理解出来ませんでしたが、大人達の神妙な雰囲気は何か
重大なことが起きたようだ、と言うことだけは理解することができたように感じていま
した。

それが天皇陛下の、戦争の終結を国民に知らせる「玉音放送」と言うものであること
を知ったのは、それからかなりの時間が経過してからでした。

まだ、小学校1年生の知識では戦争の意味や悲惨さなど実感になく、まして、親たち
の必死の努力で、私自身に降りかかる深刻な事態を経験した訳でもなく、苦労をし
たわけでもなく、身の程に幸せであったように思っています。

ただ、戦争のためだったのか「サツマイモご飯」「大根入りご飯」「B29」「防空ずきん」
「防空壕」「灯火管制」など、今では死語になっている言葉などを思い出して、やはり
戦争は二度とあってはならないものと思っています。

イギリスの「エコノミスト」誌が発表している「平和度指数」なるものによると、日本は
世界で第5位という高いランクで評価され、現在オリンピックで湧いている中国は、第
67位、世界一の大国米国は第97位とか・・・

そこに住んでいる国民が、納得してこのランクを容認できれば良いのですが果たして
どんなものでしょうか?

今日は、そんな昔を思い出しながら、正午を期して戦没者に対して1分間の黙とうを
捧げようと思っています。

気候の変わり目のお盆

2008-08-14 08:38:29 | Weblog


寝苦しかった夜が明けて、いつものとおり愛犬と一緒に早朝の散歩に行ってきました。

今日あたりが気候の変わり目になると、気象予報士が解説していましたが、その前
兆でしょうか、我が家から見える六甲山系は薄気味の悪い黒雲に覆われて稜線が
見えない風景を見せていました。

ふと気がつけば、つい先日まで、あれほど賑やかだったクマゼミの鳴き声も、6デシ
ベルはダウンし、晩生の蝉が命の限り行く夏を惜しんでいるかのように聞こえます。

今日は、故人の霊が墓場から家に戻ってくると言うお盆です。

私の実家は締め切った儘で、故人にとっては懐かしい家と思いますが、今年は誰も
いない無人の家に寂しく帰っている事かと想像しています。

故人に対して、不徳を謝ると共に、せめて我が家が今あるを心より感謝しているお
盆になりました。