全日空に「ボーイング787」なる最新鋭機第1号機が到着したと話題になっています。
この飛行機の機体の構成部材の3割は日本メーカー製で従来機に比べ20%もの燃費の
向上が計れるというすぐれもの、今後ますます、日本が得意とする物作りが他のいろいろな
分野にも生かされて行くことを期待したいものです。
そんな嬉しい話題の一方には、去る6日、全日空の那覇発-羽田行きのボーイング737
形機が操縦士の単純ミスで、あわや大事故寸前であったという出来事がありました。
国交省の運輸安全委員会がフライトレコーダーを解析してその調査結果が報告されまし
たが、正に背筋の寒くなる事実が明らかになりました。
しかしながら、この事故を突き詰めて考えれば、副操縦士のチョットした不注意以外の何
ものでもありません。
その副操縦士の年齢は公表されていますが氏名は公表されていません、本人の人権に
配慮という側面があり公表しないのは分からないこともありませんが、決められた規則に違
反して事故を起こしたことに対する責任を考えれば当然、氏名の公表と、この副操縦士の
今後の処遇について明らかにすべきものと思いますが全日空の見解を知りたいものです。