現役当時の昭和５０年代の後半から昭和６０年代初めにかけて私は、某地方都市にありました
事業所の責任者として勤務をしていたのですが、そこに隣町の町会議員を兼職しているN君という
部下がいました。
丁度その時期でしたが、彼の町に原発設置の動きがあり、彼は「危険なものはいらない」と熱心
に設置の反対運動をしていたのを記憶しています。
結果的に反対運動が成功して設置には至ることなく今日を迎えていますが、この度の福島原発
事故の悲惨な現状を見てきっと彼は「それ見たことか！」と溜飲をさげ自分のとった行動に快哉を
感じていることだろうと思っています。
その後会うこともなく、２０年以上にもなってしまいましたが、何時か会うことがあったら、その心境
を直接聞いてみたいものと思っています。