風の向くまま、気の向くまま

人生楽しく行こうじゃないか、山よりデッカイ獅子は出ん、何事にも挑戦するぞ!

日食の思い出

2009-07-22 13:02:56 | Weblog

46年ぶりに国内で見ることができると言う皆既日食でしたが、皆既状態が長時間続く地トカラ列島
では生憎の空模様で、現地に乗り込んで世紀の天体ショーを楽しむ人達には残念な結果になりま
した。

私には、そこまでの興味はなく、また熱心さも持ち合わせがなく、テレビのライブ映像で十分楽しま
せていただきました。

私にとって日食と言えば、46年より更に以前になりますが、まだ小学生のころのこと、正確な日時
や皆既日食だったのか、部分日食だったのかは記憶にはありませんが、現在のように「日食グラス」
などない時代、透明ガラスの破片にローソクの油煙をへばりつけたグラスを手作りして欠けていく
太陽を眺めた記憶があります。

その時の、あたり一面の薄暗くなる様や、急に冷え込む気温の変化に、この世の最後を思わせる
ほどの恐怖を感じたことも鮮明に覚えています。

今日のテレビ映像は、そんな私の大昔の古いメモリーの片隅にある貴重な思い出を改めて引き出し
てくれ、二度と帰ってこない純真無垢だった子供時代に連れて帰ってくれた天体ショーライブでした。