1963年の今日、第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディーがテキサス州ダラス
で暗殺されました。
あれから早や43年にもなりますが、私は、この事件を鮮明に記憶しており生涯忘
れることができません。
それは、私が、まだ若かりし新進の無線技術者として、当時、ある無線中継所に勤
務していた時のことですが、丁度この日に、今日では、ごく普通の技術になっている
衛星を利用した中継実験が日本とアメリカの間で初めて行われており、この成否
に大いなる関心をもって、テレビ放送に注目をしていたのです。
この時に第一報で飛び込んできたのが、大統領暗殺のニユースでした。
まさに、今起きているアメリカの出来事を、リアルタイムに日本で知ることになり、
衛星技術の素晴らしさと、アメリカ社会の凄まじさ、という明と暗を同時に目のあた
りにすることになり、強烈なインパクトを受けた記憶があります。
時々思うのですが、もしあの事件がなく、ケネディーが任期を全うしていたら今のアメ
リカはどうなっていたのかな~と、ふと思うことがあります。
齢を重ねると、昨日のことは定かではないが大昔のことはハッキリ覚えているもの
です、この記事もその一つかも?誰もが通る道とか・・・笑わないで読んで下さい。