井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

文大統領へ反旗が翻る

2019年02月16日 | 歴史・政治

文在寅大統領の娘さんが、夫と子供を連れてタイに
居住地を移し、それについては納得できる説明が
公にされないまま、あるいは文政権は足元から
揺らいでいるのではないかと思っていたのだが・・・・

韓国で文大統領の北朝鮮融和政策を懸念する人達が
ようやく声を上げ始めたようだ。
それも韓国軍の元将軍たちや、元大使たちという
強烈な人達である。

足元のゆらぎは、次期大統領と目されていた文在寅大統領の
腹心である金慶洙(キム・ギョンス)慶尚南道知事が懲役2年の有罪判決を
受けたことから、すでにその前兆は顕著であったのかもしれない。

文大統領は、判決を下した裁判官や文大統領寄りではない裁判官
100人程の「粛清」をやろうとしているとも伝えられていて、
これをやれば、なお足元が脆弱になるだろう。

しかし、文政権が潰えたとて次の大統領が日韓の歴史を
まっとうに捉えている人物なのかどうか、甚だ
心もとない。

乱暴なことを言ってしまえば、私は密かに「もっとやれ」
やって、のんきな日本人の目を覚ましてくれ、ついでに
政府に騙されている韓国の人たちも、と思って
いなくもない。

反日を国是に政府が国民の支持を得るその体質が
いささかでも、今回の退役軍人たちや現大使たちの
動きを核にいくらかでも変わってくれるとよいが、
教科書に公然と嘘を書いている状態では、さて
いかがなものか。

余計なお世話だとは思うが、韓国は国家としての反日から
軸足を外さないと、国力は足踏み、先へ進めないどころか、
凋落であろう。北との合体で得るものは核と、国際的孤立と、
北の凄まじい貧困と飢えでしかない。下手をすればどこかに
呑み込まれて韓国という国家さえ消滅しかねない。

北朝鮮に莫大な鉱物資源があるとする説の真偽はどうなのか。

「朝は輝けこの山河 金銀の資源も満ち 三千里美しきわが祖国」
これが北の国歌だそうだ。希少金属のタングステン、ニッケルに
至るまで地下資源は豊富だとして、韓国の統一省が2009年に国会に提出した資料では6千984兆ウォン(約537兆円)だと見積もった。
しかし、宝の山を持ちながらもそれを活かす国力が伴わねば
文字通り宝の持ち腐れなのだ。 

北朝鮮の経済規模は、韓国の40分の1に過ぎない。
いかに資源豊かであろうと、それを活かす経済力を
南北合体の国が得られるものかどうか。