井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

2012年10月10日 | 日記
コンスタントに読んでくださる人たちがいらっしゃるようなのに
何を書いたら興味があるのか、よく判りません。

結局そのつど自分に関心があることを、熟考も無しに書き連ねているだけで
退屈ではございませんか?

ノーベル賞の山中伸弥先生のお顔がとても日本人らしくて、嬉しくなっていたら
またその言葉が日の丸の・・・何でしたっけ、とにかく日本のおかげという
言葉で・・・・。感謝ともおっしゃってましたね。

これもとても日本人的で大好きです。

あと神に関して述べていらっしゃることに興味を引かれました。

「これは神にしか出来ないと思うことがある」
「神頼みはすることがある」

でしたっけね。ソースも確かめず書いていますが大意に記憶違いはないと
思います。

科学者がSOMETHING GREATに言及するのは、山中先生に限ったことではなく
お名前は思い出さぬのですが、神について書かれた著名な科学者の方の本を
読んだことがあります。著名と言いながらお名前が出て来ぬのもしょうがないのですが
ふだんの自分とはまったくかけ離れた世界にいらっしゃる方なので
本を読んだきり、それ以降忘れていました。

私自身は作品を書いていて、没頭しているうちある種の「境地」は体験していて
「これは自分の力だけではないなぁ」と感じることがないではありません。
それを即、何か大きな存在と結びつけるほどの感慨はありませんが。
自分という小さな枠組みを超えた何かの気配のごときものは感じます。

山中先生の「神頼み」がどういう状態か知るよしもありませんが
きっと、全力を尽くした後の神頼みなのだと思います。
全力を尽くし、これ以上は自分の力ではもう出来ません、というところで
やっと神のサポートはあるのかもしれません。
あと、先生の「苦しんでいる人を救いたい」という至心に、神なるエネルギーは
感応してくれるような気がします。