井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

日韓は永遠の平行線だと腹をくくろう

2013年11月07日 | 歴史・政治

さすが同胞の分析力は鋭い、と思わせるのが呉 善花氏による、
朴槿恵大統領への論評である。

大統領就任当時に父親である朴正煕元大統領が親日知日派だった
ところから朴槿恵大統領に親日的な姿勢を期待する声もあり、
しかしさすがに、これに対しては私も懐疑的で、反日国是の
韓国ではいかに親日家の父を持つ娘でも、反日を擬態せねばならぬだろう、
とは思っていた。
ところが蓋を開けてみると、朴槿恵大統領の反日ぶりが擬態のレベルを超えて
どうやら本物であるらしいことに気づいたのが、やっと最近。
呉善花氏は早々と大統領の本気の反日を見抜いていた。

驚いたことに父親の朴正煕元大統領から受けた反日教育のせいだという。
とすれば、納得は行くが、朴正煕元大統領は日本に対する言葉と、
韓国国民、身内に対する言葉と使い分け、ダブルスタンダードだった
ということになり、日本の前で演じていた姿は偽りであったということになり、
しかし、朴正煕元大統領の日本及び日本人への友情それ自体が、
まるで嘘であったとは思えず、要するに友情は友情、恩義は恩義として、
しかし国策と外交は別よ、とある意味政治家としては見事。

しかしながら、朴正煕元大統領は公の席でも、石原慎太郎氏に対しても、
日韓併合の正当性を語り、日本に負ったものを吐露してもいるので、
朴槿恵大統領も韓国の国民も、本気で知る気になればそこにも
行き着くだろうと思うのだが、見ぬふり知らぬふり、あるいは、
あれは日本向けの発言で、真意ではない程度の言いくるめ方を
朴正煕元大統領はしていたかもしれない。

いずれにしても、私などが純情にも思い込んでいたほど、朴正煕元大統領は
清廉潔白ではなかったかもしれない。(大統領としてはかの国には珍しく、身辺正しかったのは事実だが)
いやいや、私なども、そうならぬよう用心はしているのだが、やはりしょせん「人のいい日本人」なのである。恥ずべきことでもないのだが、こと外交がからむことには、二重三重に疑いの目を持つべし、だということであろう。

以下、呉善花氏の言葉を抜粋引用しつつ、私見をわずかに差し挟みたい。

  • 月刊誌『Voice』
  • 2013年04月18日

 

http://blogos.com/article/60447/

 

韓国大統領選での朴槿惠氏勝利は、日本では好意的に捉えられている。 だが彼女の“本質”をみれば、日韓関係改善などけっして期待できない――。
 井沢注=やはり卓見であった。日韓関係は期待できないどころか、ワースになっている。


父・朴正熙大統領は本当に「親日」だったのか?


(略)このように父親に「親日的」とのイメージがあるため、
娘の朴槿惠氏にも同じイメージがもたれているのだ。
朴槿惠氏が女性であることも、ソフトな印象につながっているのであろう。


 だが、これは大きな勘違いだ。朴正熙大統領は16年ものあいだ政権を握り、
いわば独裁主義を採ってきたのである。じつは韓国では、
この時代にもっとも強烈な反日教育が行なわれていた。


 たしかに朴正熙大統領は、個人的には日本好きだったのかもしれない。
そう思う。この部分に嘘はない。日本に恩義を感じ愛してもいた。しかし彼は個人の心情と政策を切り離した。

(略)韓国の軍事システムに日本的なものを随所に導入している。
だが国内では反日教育を徹底させ、それによって、韓国人の反日感情が
確固たるものとなり、現在に至っているのである。
この反日教育徹底が私の視界からは抜け落ちていた。お人好しの盲点である。自らの倫理観で測ると間違う。世話になった相手に弓引くようなことはしないだろうという、日本人的思い込みと期待。私のみならず多くの日本人が持っている長所と欠点。


 李承晩大統領が採った反日政策を、朴正熙大統領は踏襲したのだ、とよくいわれるが、李承晩大統領時代の韓国国民の教育レベルはそれほど高いものではなかった。つまり「反日」は、国民のあいだでそれほど強く固まってはいなかったのである。
これも意外であった。李承晩の政策からして、徹底反日教育が施されていた、
と思い込んでいた。

(略)「反日」という思想基盤がつくられていったのは、朴大統領時代からである。

 その反日教育とはどういうものか。「とにかく日本人は韓国人に対して
ひどいことをした」ということを学校教育で徹底的に教えただけでなく、
マスメディアも一貫してそのような報道を行なった。
私が韓国で学校に通っていたのもちょうど朴正熙大統領時代だったが、
そこでは日本人を「ウェノム」と言った。
「ウェ」とは倭国の「倭」、つまり「倭の奴」という意味である。
そして日本人を「血も涙もない人間だ」と悪魔のような存在として
教わったのである。いま60歳前後以下の教育を受けた
韓国国民はだいたい、このような侮日の感覚をもっている。
韓国で何かあるたびに日の丸を燃やしたり踏みにじったりするのは、
そのためである。


 朴槿惠大統領は現在、61歳。つまり、彼女も一般の韓国人同様、
朴政権が敷いた反日教育を受けてきた。たとえ朴大統領が個人的に親日だったとしても、家で娘に対して親日的なことをいうような矛盾を犯すはずはない。

実際、朴槿惠氏は、一般の韓国国民がもっているレベル以上の対日認識はないと思う。あらゆる発言内容をみても、一般の学生レベルの歴史認識しか持ち合わせていないことがよくわかる。
・・・にしてもおよそ知識階級に属する者であるなら、調べている過程で、事実は
探り当てるだろうと思うのだが・・・。教育による思い込みが思考停止させて
しまうのか? 朴正煕大統領には日韓併合前の李氏朝鮮を手厳しく
批判した書物があるのだが、そこからの開放と日本を結びつける発想が
ないのだろう。

 たとえば大統領就任前、「竹島問題をどうしますか」と問われ、「それは簡単です。日本があきらめることさえすれば問題は解決できますよ」というように答えている。
竹島(独島)の来歴について、調べることすらしないのだろう。
日本人の知識人なら当然踏むはずの手順だと思うが?
調べて真実に行き着くのがまずいと避けているのか、頭ごなしに
自国領土だと信じ込んでいるので、調べないのか?
いやこれも日本人的感覚であるのかもしれないが、日本人なら相手が余りにも
頑強に、あることを主張し続けるなら、史料を紐解いて学習、お互いの言い分を検証する。

また「日韓歴史問題について、どのように解決しますか」という問いに対しては、「日本の知識人はまともな歴史認識をもってほしい」としか言っていない。「日本人の歴史認識はまともではない。これを直さないかぎり日韓関係の未来はない」と言いたいのである。
これでは永遠の平行線であり、日韓友好など永遠にあり得ない。
「お互いが」史実、事実を探る姿勢がない限り、解決はない。
解決がないから、ハーグの国際司法裁判所に提訴しようと提案すると、
拒否する。自信があるなら、さっさと裁判の俎上に乗せて、客観的
史料を突き合わせ、いずれの主張が正しいか、結論を出して
スッキリしようではないか。
今のままでは、戦後のどさくさにまぎれて日本人の土地が奪われたと
同じ構図であって、韓国のアンフェアさがいずれ世界に浸透することになる。
国家としてはやっと動画を発信したばかりだが、いかにも内容が食い足りない。
むろん、やり始めただけでも進歩で、そこは多としたいが、対韓国に関しては、
アメリカからの圧力で政府を頼れる
状態ではないことにかわりなく、発信は国民が担って行くべきことだろう。

日本人のなかには「きっと韓国内ではそんなことを言わざるをえないムードなのだろう」と慮る人もいるだろうが、そうではない。朴槿惠大統領であれ李明博前大統領であれ、政治家としての本音と建前があるのではなく、これが本音であり建前なのである。
本音建前はない、とこれが目からうろこの意見であったが、にわかについて行けない部分でもある。
本当にそれほど幼い思考力なのか?


 これが、朴正熙政権時代に強烈な反日イデオロギーという、精神性まで組み込んだ反日教育を行なった結果である。朴正熙政権時代にほぼ全国民が教育を受けるようになり、その結果、大多数の韓国人の日本に対する認識は、以後の教育で植え付けられた認識以外のものではなくなってしまった。

(略) もともと日本人は韓国に対して、どこか「悪く思いたくない」という気持ちがある。
ドキリとするフレーズである。その通り。これもまた、呉善花氏の韓国人として日本人を観察してこその言葉であろう。

(略)父親の時代に反日教育が徹底されてきたという事実を、日本はきちんと認識しておく必要がある。

隠された「漢江の奇跡」の真実


 韓国は朴正熙大統領時代、急激な経済発展を遂げる。いわゆる「漢江の奇跡」だ。「漢江の奇跡」は、現代においても経済成長の象徴である。これも朴槿惠氏を大統領選勝利に導いた大きな要因の一つである。

 韓国国民は朴槿惠氏に対し、経済成長を成し遂げた大統領の娘として、再び経済を回復させてくれることを望んでいる。というのは、いま韓国経済はどうにもならない状態に陥っているからだ。日本では「サムスンがすごい」などといわれているが、彼らのようなグローバル企業では、利益が韓国国内によく還元されないシステムになっている。
経済のことは解らぬが、
サムスン、ヒュンダイ、LG,SK,ロッテ・・・と10大財閥がGDPの77%を占めるという現実は経済構造としては偏頗で脆弱であるということは理解出来る。

 

(略)こうした社会の急速な進展によって、貧富の格差が極端に拡大して中間層が崩壊し、多くが下層に陥ってしまっている。貧富の格差が激しくなると当然、治安が悪くなっていく。実際いま韓国では年々、凶悪犯罪多発、自殺多発など、深刻な社会問題が拡大の一途をたどっている。
韓国の経済クラッシュが囁かれているが、朴槿恵政権が擦り寄っている
中国も同じ構造上の脆弱さを有しているのではなかったか。


 (略)朴槿惠氏は、「第二の『漢江の奇跡』」をスローガンに掲げた。そうすると、国民がいちばんに頭に思い浮かべるのは、父・朴正熙大統領なのである。
無理。漢江の奇跡は、日米からの援助なくしては成就不能であった。
中国が援助してくれるのか?


 朴槿惠氏自身に特別な個性があるわけではなく、また過去に政治的な成果を挙げたこともない。あるのはただ「漢江の奇跡を遂げた朴大統領の娘」だけである。だが「なんとかこの国の経済を立て直してほしい」「あの漢江の奇跡を起こした人の娘ならきっとできる」という国民の願望が、彼女を勝利に導いたのである。
これが事実だろう。蜃気楼のように、儚い存在基盤の上に立った大統領である。
無事、任期を全うできるのか。


 だが、じつはこの「漢江の奇跡」は、日本からの膨大な援助があってこそ達成されたものだ。インフラなど韓国のあらゆるものが日本の莫大な援助によってつくられた。たとえば日本の製鉄会社は、韓国の薄鋼板の会社に対し、資金援助のみならず技術援助も大いに行なっている。いま韓国のソウルにある地下鉄などは、ほぼ日本の技術でできたといっていい。
そう、資金援助のみならず日本の技術協力。余談であるが、平昌の冬季五輪も
日本の資金と技術提供をあてにしていないだろうかと、私などは
眺めているのだが。


 だが朴正熙大統領は、その事実を国民にいっさい伝えていない。以前、新日鐵の会長もされた有賀敏彦氏に伺ったことがあるのだが、氏の取り組みが評価されて賞をもらうことになり、朴大統領から青瓦台に招待された。ところが、その賞を渡されたのは個室で、かつ有賀氏たった一人しかいないところだったそうだ。
せこい。


 ほとんどの韓国国民は、「漢江の奇跡はすべて朴大統領の力で成し遂げたものだ」と信じている。私自身も韓国にいるあいだはそう思っていたし、来日してからもしばらくは真実を知らなかった。のちに関係者から直接話を聞いたり、調べながら、真相を知ってショックを受けたことを覚えている。本当のことを知っているのは、一部の政治家たちだけだ。
これが日本人的感覚では解りづらい、
やってもいないことで「反省」するような殊勝な国民なので、日本人なら真実を追求すべく勉強するのだが。
もっとも追求して変な結論を得る人もいるのだが、たいてい学べば正しい結論にたどり着く。

母親のイメージが大きく重ねられている


(略)さらに興味深いことに朴槿惠氏には、母親である陸英修氏のイメージも重ねられている。いま韓国のニュースでしきりにいわれているのも、「父親の強いリーダーシップと、母親のソフトなリーダーシップが要求されている」というものだ。陸英修氏は、いまの韓国人にとって歴史的にもっとも尊敬される女性の一人である。

 韓国では大統領はみな賄賂問題を抱え、幸福な最期を迎えた者はほとんどいない。この賄賂問題に、国民はまったくうんざりしている。だが朴大統領とその妻には賄賂問題がなく、倹約家で質素であり、現在でも非常に評価が高い。つまり、韓国国民は朴大統領や陸英修氏のような人間を長らく欲していた。その願望が、娘である彼女に対する多大な期待として表れたのだ。

 私が韓国にいた時代、たとえば映画館に行くと、上映前に必ずニュースが流れた。最初に国旗が映し出され、国歌が流される。するとみな立ち上がり、国旗に向かって右の手を左の胸にかざす。すると「今日の大統領ご夫妻は……」とニュース解説が流れる。テレビも同じく、ニュースではまず「今日、朴大統領閣下は○○を視察された」といった内容が報じられる。朴大統領の側には必ず陸英修氏がいて、いつも白っぽいチマチョゴリを着て、髪を後ろで束ねたスタイルをしていた。

 毎日のように「国の父と国の母が今日、何をなさったか」が報じられ、これが16年間も続いたのである。国民は、二人の姿を見るだけで涙が出るほど胸が熱くなる。そして、いつの間にか愛国者になっていく。いま50歳以上の韓国人は、ほとんどがそうした感情を抱いているといっていい。
・・・・と、こういう状況下で、反日教育が施されたとすると、それは浸透する。
日本人が案外知らないことだ。


(略)私も韓国にいたころは、国父の娘で国母の代わりを務める娘だということで、彼女を「韓国のお姫様」と言っていた。年齢が上になるほどその印象が強く、ゆえに大統領選でも年配層に支持されたわけである。

 実際、血筋といった、なにかシンボル的なものが欲しいといった感情が、朴槿惠氏の人気を後押ししたのではないかと私はみている。たとえば、北朝鮮で金正恩氏が後継ぎになったときに、朴槿惠氏の人気も高まりをみせた。

 じつは北朝鮮のシステムをもっとも理解しているのは韓国人だといっていい。世襲はおかしいと口ではいい、独裁政権で経済政策は間違っているのだが、体系的に国が成り立っているということに対する憧れが、韓国人にはある。
2千700年続く天皇も、韓国には羨望とそれと裏腹の憎悪の対象であるのかもしれない。

以前、金正日氏が生きていたときに、朴槿惠氏は北朝鮮に行ったことがあり、そこで金正日氏と「二世同士で仲よくやりましょう」と言ったといわれる。彼女の母親は北朝鮮のスパイによって撃たれたわけで、本来ならばそんなことは口にできないはずなのに、である。

(略)金日成氏の写真はつねに掲げられ、金正恩氏のヘアスタイル、手の動かし方、声も金日成氏そっくりだ。これは、北朝鮮の人民が金日成氏に対する幻想を強くもち、その遺伝子が息子や孫へとつながっていることを感じさせるためだ。個人には力がなくとも、遺伝子だけで十分なのである。

 父親が国のリーダーになったら、その子もリーダーになるといったことは世界によくあることだ。子供は自然と政治的な環境のなかで育ち、影響を受け、力をもつからであろう。なかでも東南アジアでは、その娘がリーダーになる傾向がある。インドのインディラ・ガンディー首相や、フィリピンのアロヨ大統領もそうだ。そこには血筋を信用したいという国民の気持ちが強くあるのであろう。奇しくも韓国でもそうなったわけである。

期待される賄賂問題の解決は難しい


 いま彼女への期待が強い要因は、両親のイメージがあるからにすぎない。逆に国民の期待値が高いだけに、これからの政治運営は難しいものになるだろう。
もはや、破綻は覆い難くある。




(略)そのなかでいま朴槿惠大統領は、「賄賂問題はないだろう、身辺はきれいだろう」と思われている。両親の潔白なイメージに加え、独身であり子供がいないので、悪いことはできないだろう、と思われているのだ。だが、この考えは甘いといわざるをえない。

 韓国には、古くからの「贈与」の慣習が歪んだかたちで強く残っている。恵まれた人は恵まれていない人に援助をする、それが人の上に立つ立派な人物とされる。たとえば親戚のなかで一人が出世した場合、親戚全員の面倒をみるのは当然である。親戚に対してだけではなく、たとえば選挙などにおいて身近で助けてくれた人たちに対し、当選したら何かの職を与えるなど、恩返しをしなければいけない。これは伝統的な「美徳」なのである。

 また、出世した人にはモノを差し上げるという伝統もある。いまに始まったことではなく、朝鮮時代からそうだ。現代ではそれを「賄賂」というが、これをとくに悪いこととは思わず、逆に、しなければかえって非難されてしまうのが韓国社会だ。しかも韓国の「賄賂」は、小さなものではない。韓国社会で「互いに助け合う」といった場合、細々と小さなものでやりとりをするのはケチだと思われ、してはいけないことだ。助けるならば、大きく助けるのがいい。日本の賄賂問題など、韓国からみればかわいいものである。

(略)いま徐々に、社会的にいっさい「賄賂」ができないようにしていっている。だが一方、それが行きすぎて、逆に「きれいごと」が横行し、また社会が萎縮してしまう可能性が出ている。

だが近年、公務員は絶対に賄賂をもらってはいけないという意識が強い。私も韓国に行くと、公務員の友人が勤める役所にたびたび寄るのだが、日本からのお土産を渡そうとすれば、ものすごい勢いで拒否される。あるいは、ある資料を探して政府関係機関に行ったとき、資料をいろいろいただいたお礼を何げなく渡したら、投げ返されたこともあった。どちらも、大したことのない品なのに、である。

 周りで誰かがみている可能性のあるところでは、たしかに絶対に物をもらわない。しかし、じつは裏ではもらっていたりするのである。

 また韓国では従来、学校の先生に母親は賄賂を持っていく。「うちの子供をよくみてくれ」と。そうして子供を組長や班長にしてもらったりとかするわけだ。だが、そのようなことをいっさい禁じるとどうなるか。ある母親が「お礼の気持ちです」といって少しでも何かをあげたことが誰かにわかったら、次々と密告されるという事態が生じる。これでは社会全体が萎縮してしまうだろう。たとえば誰かと食事に行って「私がお金を出すよ」といっても、それすら難しくなる。

 (略)

「韓国は善、日本は悪」という思考から抜け出せない


 今後、日本が韓国に対してどのように向き合っていけばいいか。まず言いたいことは、日本は韓国に対してつねに甘すぎるということだ。
実に思う。本当にそう思う。このような情勢下での「日韓友好」のお祭りに大臣、首相夫人、皇族までがお出ましの甘さには、実のところ私も吐息を漏らしているいる。友好以前に、韓国に対して、そして日本国内に対しても、誤ったメッセージを発することにならないだろうか。

「今度こそ仲よくなれるのではないか」という気持ちをもって付き合っていると、必ずどこかで失望する。日韓関係はそのような歴史の連続なのである。
実にその通りだと言わざるを得ない。


 

 (略)日本の場合、神道を基盤にして儒教、仏教、さらに朱子学も採り入れ、そこからさらに新しい日本の思想が多く生まれ、幅広い精神性がつくられていった。一方、韓国(朝鮮)の場合、人びとの精神は儒教のなかの朱子学一本でできあがっている。鎌倉、室町時代あたりから日本人の精神性が幅広くなっていくあいだ、朝鮮半島では仏教的なものや神道的なものは徹底的に弾圧され、朱子学という唯一絶対なる教えのリードのもとで、国民が一つにまとまるという縦社会ができあがったのだ。

 日本では、考え方にしても思想にしても、一人ひとりが異なることは当たり前である。そのため、相手の意見を受け入れるよう、自分の意見も受け入れてもらえるよう、話し合いましょうという精神性である。だが韓国の伝統では、朱子学の教えを修めた賢人・高級官僚のいうことが絶対であり、正しい考え方というものは一つしか存在しない。

 教育でいえば、「日本人が悪い」が絶対的に正しく、そこからずれたことをいう人が「間違っている」。だから日本側が「話し合いましょう」といっても、韓国人には通じない。彼らにとって竹島が韓国のものだということは100%疑いようがなく、話し合いをする意味がわからないのである。
ハーグの国際裁判所に提訴しないのも、そのせいなのか?
ならば、日本は根気よく提訴を持ちかけ、韓国が応じないことを
「竹島が自国領であるという根拠がないせいである」と転化して、世界に発信し続けるしかないだろう。

 


歴史認識についても、日本の統治時代があったということ自体、「日本が韓国に対して悪いことをした」そのものという認識しかないので、つねに「謝れ」といってくる。
なぜ日韓併合の中身を学ばぬのか、たえば数字で表される平均寿命の飛躍的伸び、 識字率の圧倒的増大、学校建設の増加・・・・などを調べぬのかといぶかしいのだが・・・・考えてみれば、日本人ですら、それをいちいち調べてみようと思わぬ人達が多いのだ。竹島(独島)がどちらの国に属するかさえ、知らぬ人たちがいる。なぜ調べてみないのだろうと、本当にいぶかしい。
自らの暮らしには影響がないからか。
いや外交問題はまわりまわって、いずれ自分の暮らしに反映するのだが。



 日本の政治家はこれまで謝ってきたけれども、いまなお韓国人が謝罪を要求するのは、その謝り方が韓国式の謝り方ではないからである。ではどのような謝り方をすればいいのかといえば、土下座をして、手をすり合わせながら涙を流し、繰り返し「悪かった」といったうえで、日本の領土の3分の1ほどを差し出す、これである。
思わず笑ったが・・・・。しかし、延々と戦後ひきずっているところを見ると、
事実なのであろう。ならば、日本も延々と、真実を伝え続けなばならない。
しかも3方向にだ。余りにも知らなすぎる日本人と、知ろうとしない韓国国民、
基本で無関心な世界へ向けて、だ。

仮に、「手をすり合わせながら涙を流し、繰り返し悪かったといい、
領土の半分を差し出し」たところで、新たな糾弾が始まるのでは
ないだろうか。彼らが日本に望む謝罪は自らが伝統的に
中国にさせられていた三跪九叩頭の礼レベルの
土下座であろう。これは半沢直樹程度の生易しさではない。

 

  • 「跪」の号令で跪き、
  • 「一叩(または『一叩頭』)」の号令で手を地面につけ、額を地面に打ち付ける。
  • 「二叩(または『再叩頭』)」の号令で手を地面につけ、額を地面に打ち付ける。
  • 「三叩(または『三叩頭』)」の号令で手を地面につけ、額を地面に打ち付ける。
  • 「起」の号令で起立する。

 

これを計3回繰り返すので、合計9回、「手を地面につけ、額を地面に打ち付ける」こととなる。
李王朝の王が中国の皇帝からの特使にこれを行っていたが、イギリスの外交官ジョージ・マカートニーと、日本では1873年、台湾出兵の処理に赴いた特命全権大使が、これを拒否した。韓国は拒否できるプライドさえ持てぬ状況であったのか。
屈従心は反転すれば尊大となり、劣等感は捏造を用いてまでも自らの優秀性を声高に言ってまわる。

 

日本は余りにも執拗に言われるので、つい謝りお金を出して、そうしたら
もうおしまいなのであって、それはこちらがいつか断ち切らないと、謝罪要求と、
それと1セットの賠償は永遠に続く。こんな無限ループに陥っている
お人好し国は世界に日本だけである。


 実際に冷静にみると、日本統治時代、日本は韓国に対して大きな悪事など働いてはおらず、逆に貢献のほうが大きい。韓国側はそれを認めず、小さな悪を拡大して「日本は悪かった」といっている。その「日本は悪い」という教育を徹底して行なってきたのが、まさに朴正熙大統領なのだ。
二枚舌を使い分けたということなのか。朴正煕元大統領が日本にだけ向けて発したメッセージの真摯さと公平さに、目くらましされていた?
日本にあれだけ世話になり、友情を与えてもらいながら、この裏切りが事実とするなら、日本人には、発想出来ないのだ。


 先日、日本のNHKにあたる韓国KBSニュースで、冒頭からこう述べられていた。「人の土地を自分のものだととんでもないわがままをいう人がいるんです。これがまさに日本です」と。竹島の日に日本の政治家が島根県の式典に参加したというニュースでのことだ。そこには話し合いをする余地などないとわかる。思想的に善は一つでほかは悪、つまり韓国人がいっていることが善で日本人のいうことは悪であり、悪は排除しなければならない、という思考から抜け出せないのである。

日韓関係の改善は“至難の業”と心得よ


 ビジネスにおいても、韓国とは覚悟して付き合わないと大変なことになる。
率直に言うが・・・・ビジネスで韓国や中国に出て行くのは、やめたほがいいのではないか。
次に書くかもしれないが、政財界も韓国は締め付けに来ている。(太平洋戦争中に強制徴用された韓国人の被害者に対し日本企業に賠償を命じる判決が連続している)

たとえば、日本で会議といった場合、横の人間関係で話し合うことだが、韓国における会議とは上からの命令が下に下るというものだ。日本企業が韓国に行って部長会議や課長会議をやろうとしてもうまくいかない、といった話はよく聞く。人間にはいろいろな考え方があるから話し合いましょう、という価値観が韓国にはないのだ。

(略)グローバルな一流企業の先端では、ビジネスはビジネスで割り切る傾向はあるけれども、一般の韓国人は日本人をお金としかみていない。ゆえに無条件に「こちらを助けてくれるでしょう」というスタンスでくる。しかも、助ければ感謝の気持ちをもたれるかというと、そうでもない。逆に、小さな援助では「私の価値はこれしかないのか」と、さらに怒ってくるほどだ。
多少、勉強した今となっては、ため息と共に、頷かざるを得ない。
そういう国民性である。通貨スワップに助けておいてもらいながら、
日本を罵り、日韓ワールドカップでは日本の援助で作られたサッカースタンドで、日本チームに罵声を浴びせ、日本を蔑む横断幕を掲げた。


 日本人は、汗も流さないでタダで助けてもらうことはみっともないと感じる。だが韓国人は、汗をかかないでタダで助けてもらえれば、それは自分に力があるからだと考える。これは政治も同じで、韓国を助ければ「助けるほどの価値がこちらにある」「助けないとあなたが困るからだ」と考える。だから助けたとしても絶対に感謝を表明しない。謝罪も同じで、心を込めて謝るといったことは通用せず、「では、その気持ちを金で表せ」といってくる。そしていったん助けたら一生、お金を出し続けなければいけない。

 日本では韓流ブームが起き、韓国ドラマをみていると親近感を覚えるという人もいるが、それは表面的なことでしかない。
ここは韓流にはまって、お金を貢いでいる人たちに見て欲しいが、そもそも
こんな文章に目を留める程の人々なら、韓流のファンにはなっても、お金を貢ぐことはしないだろう。

(略)私も日本の研究をしながら日韓間の溝がいかに深いかを身をもって感じてきた。
呉善花氏のような存在は奇跡のようなものであろうか。
一般にもたまに、浜の真砂だが正しく日韓関係を見ている人はいる。


 繰り返しになるが、朴槿惠大統領は一般の韓国人の受けた反日教育のレベルしかもっておらず、少なくとも竹島は100%韓国のものだと思っているはずだ。
政治家でもトップの少数は真実を知っているのだから、朴槿恵大統領は
端的に言えば知性と頭脳が十分ではない、ということなのだろうか。
いや、やり方を見ていると確かに、考えておやりなのか? と
いぶかしく思う。

歴史認識についてもおかしいのは日本で、ゆえに日本が正しく直すべきだという認識しかない。
となれば、永遠に平行線。日韓友好のあらゆる試みも不毛。
となれば、距離を置くしかないだろう。敬して遠ざけるやり方。
福沢諭吉先生は、実に慧眼であったと思う。

仮に、だが国交断絶となった時、日本が何か致命的に困ることが
あるだろうか? 仮に、である、誤解なきよう。物事の本質的な
構造を単純化するための「if」である。
商売をなさっている方々はともかくとして、国としてとりわけ
困ることはないような気がするのだが?
だが韓国は日本を失って困らないだろうか? サムスン、ヒュンダイ・・・・
精密機器は全て日本に負っている。日本もそれで潤ってはいるが、
相手は最近活気のあるミャンマー、そしてインド、マレーシアと、日本に好意的な
国々がある。ビジネスのことは、私には解らぬけれど。

従軍慰安婦の問題についても、必ず同じ主張をしてくるだろう。そこをしっかりと押さえておかないと、日本はまた日韓関係で失望する。間を置いて相手を見定めること、距離を置いて付き合っていくこと、である。少なくとも、朴槿惠大統領が「親日的」だという幻想はけっして抱いてはならない。
「距離」が、やはりキーワードであろう。友好などという幻想に期待しないこと。
「分かり合えない」「通じない」を前提の外交であること。
竹島も従軍慰安婦も、アメリカとの関係で政府は言えぬので、国民が
世界に向けて強く真実を発信して行くこと。
困ったことに、このての一致団結が日本人は冷淡で、韓国国民は
いたって熱心。この間も米国の音楽市場で少女時代が賞を得て、
仰天したのだが、よく聞けば投票制の結果だとのこと。
それで納得。韓国人の得意技である。YouTubeの再生回数で
誰とか言うイロモノ芸人・・・PSYか・・・を世界的に話題にしてみせたり、
「世界に影響を与えた人物」というアメリカ某誌のアンケートで、
Rainピ(日本では知らぬ人が多いのでは?)がマドンナや誰それを抜き去って上位にランキングされるのである。
動員力である。虚しくないかい、と問いたくもあるが、しかし日本人が
国威発揚と濡れ衣晴らしに対しては、余りにも不熱心ではある。
冒された名誉のツケを払うことになるのは、自分たちの子や孫で
あるのだと、自覚していただきたい。負の財産を遺すと、次世代の暮らしに直接響いて来るのが日韓関係である。


■ 呉 善花(お・そんふぁ)拓殖大学教授
1956年、韓国・済州島生まれ。83年来日、大東文化大学(英語学)卒業後、東京外国語大学地域研究科修士課程(北米地域研究)修了。新潟産業大学非常勤講師を経て、現在、拓殖大学国際開発学部教授。著書に、『韓国併合への道 完全版』(文春新書)ほか多数。

 

末尾に。しょせん私はドラマという形で、あるいはたまに情報番組の発言者として
テレビメディアに関わっている人間なので、ものを言うにも限度があり、
相当抑制しつつ書いている。だからこそ、「この程度」のことは、せめてすべての
日本人の方に知っておいて頂きたいたいと、切に願っている。
もし一読後ご賛同頂けるならどうぞ、身辺の方にお伝え願いたい。
人間関係を損なわない程度に、慎重に。

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7 コメント

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Unknown (achabi)
2013-11-08 07:25:15
去年の反日暴動を機に、中国韓国の実態を調べるようになり、呉善花さんの存在は認識しておりました。
しかし、未だ、著書に目を通した事はなく(パククネさんは、親日の父親の姿を見ていたはずなのに……)との思いを抱いておりました。
こちらの文章を読んで、目から鱗です。
納得出来ました。

やはり、人格者と思われていた父親の朴元大統領も、朝鮮人のDNAであったわけですね。
(話せばわかるはず・そんなに悪い人であるわけがない・誠意は必ず通じる)との思い。は多分、大多数の日本人に比べたら、低い方だと思ってます。
必ず、穿った目で見てしまう性格であり、欠点と自覚もしてます。
でも、こと、中国朝鮮人に対しては(反日感情を持っているのは、ごく少数の人達だ)とは考えなくなりました。
その国に住む人達はもちろん、在日の方・帰化した方においてもです。

日韓併合に関しても、政府は(村山談話、侵略に対しても踏襲する)との見解。
国民感情と、どこまでかけ離れるのでしょうか。
(移民政策)も止めて欲しいです。

国交断然が万一難しくとも、距離をおき(助けない・関わらない)で行って欲しいです。
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別スレコメですが (井沢満)
2013-11-08 07:42:59
achabiさん

>ちなみに、エゴマ油。
1日小匙1杯を、そのまま摂取(熱に弱い)すると、血中の脂肪やコレステロールを下げてくれます。

調べて試してみます。
タバコをやめたら肥るので閉口しています。



>政治家の奥さまになった方は、水野真紀さんでしょうか?

そうでした。まだ新人レベルの頃で、東宝芸能からの売り込みでした。

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Unknown (achabi)
2013-11-08 08:08:01
いつも、コメント返し、ありがとうございますm(__)m。
ちなみに、エゴマ油。14犬達にも、ご飯と一緒に毎日飲ませてますf(^ー^;。

失礼しました!
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Unknown (asa)
2013-11-08 15:33:18
初めまして、
呉善花さんの本は何冊も愛読しています。
反日教育を受けた韓国の方が書いた本だけあって説得力がありますね。
だからこそ、韓国では売国奴と、危険視されているのでしょう~
あちら側にとって都合の悪い、知られてはまずい事だらけですから・・・

今は、日本人も徐々に気がついてきているように感じます、
が、悲しいことに、我が家では団塊世代の夫が まだ左よりです。
仕事に忙しいこともあり、ネットで韓国情報を知る機会も、関心もなく
朝日新聞を読み、テレビで放送される韓国寄りのマスコミの言う偏った知識人の意見ばかり聞いていることと
学校教育で受けた自虐史のせいだと思います。
夫に、日本は悪いことばかりした訳ではない、韓国に良いこともしたと話せば、
それは詭弁だ、韓国人は被害者だよ、君は右翼なの、レイシストなの!!と言うでしょう、、、
韓国のせいで 円満な我が家が離婚の危機に瀕するなんて、冗談でも嫌ですから、、、
この問題については 今のところゆっくり時間をかけて見守るしかないのですが、歯がゆい思いが強いです。
彼らは朝鮮民族の正体をしらないのです。外見は似てるけど あまりにも、あまりにも違う民族だということを、
まだまだ、そういうに日本人は 多いのではないでしょうか。


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対人関係も損なう日韓問題 (井沢満)
2013-11-08 16:08:09
achabiさん

エゴマ油をオーダーしました。
袋に入った粉末もあり迷ったのですが
オイル直接のほうが飲むかな、と。
続くかどうかですが・・・・・。

ワンちゃんにもいいのですね。
私は太らせすぎた過去があるので・・・
その時知っていればと思いました。


asaさん

ご夫婦でそれほど温度差というか、知識差が
あるのは珍しいのでしょうか?
知識や考え方を共有するご夫婦のほうが
多いと思ってましたが・・・。
日韓問題は別なのかな・・・。
この問題は相手によっては人間関係を
こじらせることもあるので、ましてご夫婦なら
慎重に越したことはありませんね。
何か温和な伝達方法があればいいのですが・・・・。
韓国側が言い立てる「悪いこと」の内容は、日韓併合と、強制連行、従軍慰安婦ですね。
そのいずれも中身を精査すれば、いや精査というほどのこともなくちょっと調べれば、強制連行という名の戦時徴用はともかくとして、併合は多大に韓国側のメリット、強制の慰安婦などは皆無、とすぐ知れるのですが。
日本は恩義こそ与え、悪いことなどほぼしていません。

しかし、それにしても教育とマスコミによる
刷り込みには困ったものです。
通常、疑いませんものね。例えば学校で
嘘が教えられ、新聞が捏造を書くなどと。
NHKも公共放送だということで、信頼度が高いし。ここの情報番組ほど偏ったものはないのですが。私が脚本を提供していた頃は、それほどでもなかったのですが・・・・。
ここ10年ぐらいでしょうか・・・・。かなりのことになっています・・・。
ある日韓歴史検証番組が余りにもひどかったので・・・調べてみたら演出家が韓国の方で尻もちをつきました。安重根を美化してみたり、どこの国の放送局かと思いましたが、この局に日本国民がお金を払わせられているのですから・・・・どんな構造にさせられてしまったのか・・・・。あたかも反日韓流に日本人がお金を貢ぐ構造ですが・・・・NHKの場合は自覚なしに、問答無用に反日番組に国民のお金徴収です。
片山さつきさんが頑張ってくださってますが・・・相手が巨大過ぎますね・・・・
もっと抜本的な対処が必要なのでしょう。

朝日新聞は従軍慰安婦問題に火をつけたところですが、記事は「勇み足」、要するに誤りであったと、主筆だったかがさらっと述べているのですが、正式に訂正記事も謝罪も出ません。
その後の日本を大きく傷つけることになった
記事を「勇み足」で済ませられても困るのですが・・・・。

いまだに見るのはNHK,読むのは朝日新聞という人たちも多いのでしょうね。毎日、偏った教科書を読まされているようなものですね。

あと・・・受験問題まで酷いですよ。
要するに「日本が悪いことをした」と
いう回答に導くための、誘導尋問みたいな
問題ですね。
賢い生徒は点数をもらうため、それが誤りと承知で答えを書いているようですが・・・・
もっと優秀な生徒は他で点を取れるので、
バツもらうの承知で、正しい歴史観での
回答を書き込む子もいるようです。

長くなりました。
立場上なかなか、表立って書けないことも多く、コメント欄ならまあまあ・・・ということで、
この機会に、ほんの一端を記しました。
言わない・・・言えないことが随分、あります。

それでも、私などは相当言うほうだと
思われているんですよね・・・この程度で
困ったものです。本当に・・・
抑えに抑えているのですが、これでも。
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本当に (はなふく)
2013-11-08 23:45:01
はじめまして。いつも読ませていただいてます。
せんせいの文章はとてもわかりやすく、勉強させていただいてます。

本当に日本はどうなってしまうのか心配です。
私もご多分にもれず子供のころから新聞は朝日テレビはNHKで育ちました。結婚してからも新聞は朝日でしたが嫁いださきは読売新聞をとってました。
最近になって朝日新聞は左よりと気がつきました。
読売と朝日の1面記事をくらべるとかなり違う時がありますね。

ヨン様、ビョンホン氏のファンではありませんでしたが
お花畑でした。新大久保にハングル文字を習いに通い
コスメの店員さんとも顔見知りになりましたが去年の
李明博の竹島上陸から疑問を抱くようになりました。
教える仕事をしてますが生徒さんから「WILL」という雑誌を渡されて読んで衝撃を受けました。

ハングルはもうやめて最近では嘘だらけの韓流ドラマは見れなくなりました。特に韓国でいう「史劇」です。気持ちが拒否します。

新聞もマスコミも信じられないですね。
これからもしっかり勉強して少しずつでも自分の知り得たことをまわりの人に伝えていきたいです。
幸いに息子は韓国の真実を理解してくれてます。
私のほうが教えられるときもあります。

長々と失礼いたしました。




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Unknown (井沢満)
2013-11-09 02:47:57
はなふくさん

お花畑から、無事生還とのこと、おめでとうございます 笑
史劇はねえ・・・大嘘と心得て観るのは構いませんが・・・あれで「韓国の歴史」を勉強する
などという人がいるで困ります。

息子さんがちゃんと理解している人で
よかったですね。
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