井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

出入国管理法案と、アイヌ新法という白昼夢にうなされている

2019年02月14日 | 歴史・政治

銀座に所用で出かけたのが先の日曜日である。界隈は歩行者天国で、
人がひしめき、
しかし耳に届くのは中国語ばかりで、
かすかな恐怖を覚えた。

これが日本のいたる所、日常となったら? と。それは
かなり、実感を伴う想像であった。そして中国には
「国防動員法」があり、日本国内の中国人はひとたび国家から
命令が下されたら、その多くが”人民解放軍兵士”として日本人に
向かって来るのである。武器の備蓄など、あちこちに
とっくにされているであろう。


このてのことを書くたび、前置きをしないと曲解されるのだが
私は嫌中、嫌韓ではない。個々、お付き合いがあり好きな中国の方も韓国の方もいらっしゃり、仕事の上では尊敬する監督や好きな役者もいる。

私が言うのはこと日中、日韓として国家サイズの問題と
なった時である。

まず「出入国管理法の改正案」は実質、歯止めが余り効かない大量移民法では
なかろうかと、それを怖れている。企業からコンビニに至るまで、圧倒的
人手不足は暮らしの中で実感していることであり、外国人の労働力導入
それ自体には反対はしない。だが、それがわざわざ韓国人や中国人で
ある必要があるだろうか、留学生優遇を含めてのことである。

わけても現在の、数々の虚言を用いて日本を打ち据えることに躍起になっている親北朝鮮政権の時、あちらの就職難のツケを日本にまわされるのは、
外交としても得策ではない。あちらの因縁つけと嘘を許容することに
なりかねず、また受け入れても感謝されるわけでもなく、
下手したら強制労働で連れてこられたと50年後に言いかねない、
というのは皮肉を込めたジョークであるが。
あれこれの分野で韓国を、唯々諾々と受け入れるようではますます
日本の性根の無さを相手に
知らしめ技術を盗用されるだけのことであろう。

韓国人のノーヴィザ廃止も、フッ化水素の輸出禁止も、いっかな
政府はやろうとしない、せいぜい日韓通貨スワップ忌避程度なのか、
と鬱々としているところを目掛け、今度は「アイヌ新法」である。

その法の骨子である「アイヌは先住民である」は、事実ではない。
こういう虚偽が堂々と国会でまかり通る、怖さ。
縄文展を上野の博物館で見て、そのメソポタミア文明と肩を
並べる出土品の質の高さに驚嘆してまださして日が
経たぬこともあり、アイヌ先住民説の偽りをひときわ、
腹立たしく思うものである。
アイヌ新法決議に応じた議員の皆さんは、アイヌの歴史を
DNA解析と文化史の視点で勉強なさってのことか?
一体、どこを見て何を基軸にしての法案なのか。
「先住民」と規定しまっては、諸外国における認識では
ネイティブアメリカンとアボリジニを迫害、虐殺してきた
白人たちと日本人が同列にさせられ、また新たな濡れ衣を
着せられることになるが、それを承知の上でのことか。


虚偽をベースの法案が、もっともらしく国会で決議されるその
白昼夢のごとき現実感の無さに言葉を失くしているうち、
ことは着々と進行しているようで、移民法案と並んで暗澹たる様相である。
そして、国民の多くが日本を損ねる、ことの重大さに気づいていないのでは
なかろうか。雪が5センチ積もったの、誰が結婚したのと、
埒もない報道を延々、しらっと見つめている虚しさ、無力感。
そして日本を危うくする諸々が五輪のお祭り騒ぎにまぎれ、視界の
外に押しやられてしまい、アラーム音はかき消される。

私は日本が荒れて壊れ果ててしまう前にこの世を去るが、若者、子供たちを
どうする。
生まれたての命に対して、更に大人の不甲斐なさを申し訳なく思う。

個としての私は、日本古来の精神性の高さと先人たちが積み上げてきた
文化の高さをほそぼそと語って行くしかない。
縄文時代の文明の高さを知ることは、日本人が本来持っている素晴らしさに
気づくことでもある。
どうやらこの縄文時代を知られたくない人達がいるようで、縄文時代が
教科書から外された時期もあった。稲作を韓国から教わったなどという
嘘が縄文時代を研究することで端的に解かるからであろう。
日本の博物館の中には、いまだ稲作は半島から伝わって来た、などと
堂々と虚偽を掲げているところもある。

豪州に若い頃2年弱暮らしていたわりにはアボリジニのことを
知らぬし、日本に人生の大半をいながらアイヌ文化については
無知である。
ただネイティブアメリカンの人たちの、精神性の高さには
かねがね惹かれていて、自然の中にある大いなるものとの交流に、
神道に似通う感受性を感じている。文化の高さとは、
自動車でもITでもない、精神である。


1 コメント

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Unknown (総太郎)
2019-02-14 14:37:47
先生、皆様方、こんにちは。

今回の御意見に全く同感です!

御承知の通り、小生もなるべく穏健派ではありたいと心掛けておりますし、韓国、中国、アメリカであれ、特定の人種に対しての差別意識や攻撃的発言は慎んでいるつもりですが、
やはり対国家に於いては厳しく望むべきに物は毅然とした態度を示さなければならないと考えます。

出入国管理法の問題も先生が仰る通りですし、世界各国での移民の方々の現状や問題を余りにも一般国民の方々が無関心で・・。

例えば、小生の周囲で、介護の分野でお仕事なさっておられる方々の見解として「安倍総理始め、自民党政府は無知・無能で、介護現場の厳しさや人手不足を知らない」

「中国や韓国、フィリピン、タイ等、アジア各国の方々の労働者を積極的に受け入れるよう迅速に行動しろ」旨。

たまたま、御意見を伺った皆様がリベラルなお考えだっかも知れませんが、確かに介護報酬の引き下げ、劣悪な環境、業界に定着しないお若い世代、等、そのような御不満・要望を抱かれても責める事は忍びなく、平成の時代になり、日本の社会全体が、低賃金、過酷な労働の現場を外国人労働者の方々に依存してきた現実を考えますと、残念ながらそういった現場の皆様は、移民賛成のお考えにかたむき、世論を形成なさるのかも知れません・・。

実際、小生が直接、存じている現場でも、介護分野に限らず、木工、建築、溶接、縫製業、等々、アジア系外国人の方々がかなりの数を占め・・。

結論としては、そういった厳しい環境・職種に対しても健全な環境、豊かな賃金に導き、日本人のお若い世代の方々の従事・定着を目指すべきなのでしょうが、厳しい所で・・。

介護の分野に関しては、確かに、安倍総理始め、日本の政府も、現場で働く方々の賃金、健全な環境整備に対しての取り組み不充分と言われても仕方がないかも知れません・・。

アイヌ問題も厄介ですね・・(~_~;)

話が飛躍するかも知れませんが、慰安婦問題の発端も、第二次大戦中のサハリンに置き去りにされたと主張なさる朝鮮人の方々への補償に絡む賠償請求や左派系日本人弁護士の方々のロビー活動の影響が大きく、「そんな切り口や切っ掛けから行動を起こすのか・・(*_*)」と後で、思い知らされる事も多々・・。

先生が危惧なさるように、その内に、アイヌ問題を切り口に様々な思惑、利権絡み、政治的イデオロギーに基づいた闘争や反日活動が活発化する可能性はないのか・・(-_-;)。

私達一人一人が真剣に考えなければならないのでしょうね・・。