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MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
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一畑電車視察

2006-07-27 | Weblog
先程の境港視察の記事の続きです。

松江で日ノ丸バスを降りた後は一畑バスで松江しんじ湖温泉駅(以前は松江温泉と呼称していましたが数年前に改称)へ、結構大回りしていくので2km程度にも関わらず15分程度はかかります。

松江しんじ湖温泉駅は町外れといった感じの場所にあり、ターミナルとしての立地はイマイチな感じで、もう少し中心部に駅が欲しいなと感じる様な所です。

ここから一畑電車に乗車、最初に乗車したのは東京の京王電鉄からの中古車両でしたが、一つ目(と言っても結構ここは距離があります)の「ルイス・C・ティファニー庭園美術館前」駅(日本一長い駅名?)では「出雲大社号」と呼ばれる特装車と交換、これも元は京王電鉄の電車ですが、一畑電車の乗り方が異様なのはこの電車狙いの為で、これには朝日ヶ丘~川跡[Kawato]間で乗車しました。
(上り電車は元南海の電車・出雲大社号に関してはそのうち取り上げたいと思います)

この一畑電車は松江しんじ湖温泉~スイッチバックのある一畑口[Ichibataguchi]までの間は宍道[Shinji]湖に沿って走るので車窓は抜群ですが、この区間で最近斜面が崩れて列車が脱線したのは記憶に新しい所で、ようやく昨日夕方開通というのですから、MAKIKYUもいいタイミングで来たものです。

また一畑口~雲州平田(最近平田市から改称)辺りでは先週辺りの大雨の影響で一部区間で徐行運転、これにより数分の遅れも生じていたので、一畑電車乗車を考えている方は注意が必要です。

川跡からは大社線に乗車、これは元京王の電車でしたが、一畑はここだけ未乗線として残っていたのでこれだけは何とか潰しておきたかったという所です。

出雲大社前到着後は出雲大社を少々視察、これは徒歩で駅から数分ですのでアクセスは容易です。

その後は日御碕[Hinomisaki]へ…というのも考えましたが、ここへ行ってしまうと帰れなくなるのでパスして出雲市へ、大社のバスターミナルにはキュービックLTが2台停車していたので期待していましたが、乗車時刻のバスは残念ながら普通の中型(LR)でした。

このバスに乗る頃には既に19時、出雲市駅到着は25分頃でしたが、出発の際には空はまだ明るく、西日本の日没の遅さを実感させられます。

出雲市からはパーフェクトチケットがあるので一畑電車を利用、この電車に乗車する頃には真っ暗でしたが、元南海の電車は旧式ながら結構高級感があり、車内の様子も独特なので、個人的には元京王車両より高感度は上です。
(一種類ではなく、全然違う車両が肩を並べて走る姿は面白いですね)

宍道湖に沿って走る区間では花火も見られ、松江しんじ湖温泉までの1時間はあっという間でした。

ただ松江しんじ湖温泉到着後に困った事が…というのも、ここからJR松江駅方面への路線バスは2046発が最終らしく、MAKIKYUが到着した21時過ぎにはないとの事。

県庁所在地にしてこの有様にはさすがに参りましたが、仕方がないので松江駅近くのホテルまで徒歩で…宍道湖大橋を渡って約20分程かかりました。
(バス代を浮かせる為に徒歩、というのはオススメできません。それにしてもしんじ湖温泉駅の立地の悪さを体感する羽目に…バスの運行終了後も一畑電車は走っているので注意が必要です)

明日は松江を離れて青春18きっぷの旅を再開予定ですが、時間があれば出発前に今日乗れなかった松江市営バスにでも乗車しようかと思っています。


写真は一畑電車の大社線を走る、元京王電鉄の車両です。

境港方面視察

2006-07-27 | Weblog
  

追記:境港駅前の市内案内地図と、街中の水木ロードにある鬼太郎モニュメントの画像を追加しました(10月3日)

今日の状況報告は2つに分けさせて頂きます。

松江のホテルを出発したのは9時過ぎ、まず最初に一畑バスで美保関(万原)へ。最近松江市に編入された所で市内というには微妙かも知れませんが、市内バス乗車約40分で運賃が片道730円というのは決して安くはない気がします。

万原からは美保関町民バスに乗り換え、松江市内なのに町民バスというのは滑稽な気がします。(このバスは後日改めて紹介したいと思います)

宇井渡船場では渡船に乗り換えて境港に向かいますが、随分粗末な感じの船で僅かな時間・距離にも関わらず200円は少々高い気もします。(MAKIKYUは他に国内では北九州市の戸畑~若松間で渡船に乗った事がありますが、これは確か数十円だった気が…)

ちなみにこの渡船は20分間隔で運行されていますが、18時台で運行終了ですので注意が必要です。

境港の渡船場~境港駅間は徒歩で10分程、途中には「みずきしげるロード」と呼ばれる箇所もあり、ここでは妖怪のオブジェなどが多数見られます。

また途中の店(鬼太郎関連を専門に取り扱っている)を覗いたら、商魂逞しく人形焼の様なお菓子の試供品を半ば強引に…結局この店では喉も渇いて飲み物が欲しかったので120円の缶ジュース(120円の缶ジュースはMAKIKYUは高く感じるので、105円の500mlパック購入が多いです)を一本購入しましたが、缶には妖怪汁とあり、4種類ある様で目玉の親父を購入しましたが、中身は当然普通のジュース(これはゆず味)で目玉は入っていません。
(何かの目玉でも入っていれば面白そうですが…でもあったら怖いです)

ちなみにゲゲゲの鬼太郎の作者みずきしげる氏は境港出身で、それにちなんだものがこの町には多数あります。

あと余談ですが、鳥取県では県中部の倉吉近くにある北栄町(駅で言うと由良など)は名探偵コナンの作者青山剛昌氏の出身地で、ここも一昨日少々覗いてきましたが、こちらも機会があれば取り上げたいと思います。
(少々強行軍になりますが、両者を一日で訪れる事も不可能ではありません)

境港からはJR境線に乗って米子へ、今日JRを使うのはこの区間の320円だけですので普通に乗車券購入ですが、境港駅(鬼太郎駅)→米子駅(ねずみ男駅)の水木すげるワールド記念乗車券が発売されていたのでこれを利用しました。
(値段は同一で、列車と鬼太郎が描かれた使用済みはいいお土産にもなります)

境線の列車に関しては近い内に別記事で取り上げたいと思います。

米子では鳥取藩のりあいばす手形があるので近郊を少々偵察、皆生(かいけ:読み難いですが有名な観光地です)温泉を経由してジャスコ(日吉津店)までを路線バスで往復、ちなみに日吉津(ひえづ:この地名は初めて知りました)とは米子の隣にある村ですが、ジャスコ周辺は地方の典型といった感じのロードサイド型店舗が集積している所で、バックに大山(だいせん)が見えなければ何の面白みも感じられない様な所でした。

米子へ引き上げる際はバスを途中の市内で一旦降りて他のバスに、ちょっと他の車両を…という目論見は見事に的中し、NEW AEROSTARをGETです。(ジャスコ往復は日野中型)

その後は松江に向かいますが、JRだと別運賃の所が日ノ丸バスなら手形で乗車可能という事でバスを利用、ちなみに米子~松江間のバスは概ね一時間毎、運賃は700円ですが、日ノ丸バスにも関わらずこの路線では島根県共通バスカードが使用できるのも特徴です。

途中には出雲郷という名前の停留所もありましたが、これは恐らく難読地名でMAKIKYUも車内アナウンスで初めて知りましたが、「あだかえ」と読む様です。
(ちなみに出雲郷は「あだかえ」と入力しても漢字変換では出てきません)

松江到着以降は別記事とします。


(写真は境港駅のスタンプと境線の乗車券、それに妖怪汁です)

18きっぷの旅は少々お休み~今日は松江周辺を…

2006-07-27 | Weblog
現在旅行中のMAKIKYUですが、松江で2連泊の予定という事で今日は青春18きっぷは使わずに、松江周辺を廻っていました。

松江周辺を廻るために、今日は一畑電車・バスと松江市営バスに2日間乗り放題の「パーフェクトチケット」(2500円)を購入、また一昨日~今日まで有効の鳥取藩のりあいばす手形も使い、更に一部は現金払いといった形で行動していました。

また昨日はバスには殆ど…という状況でしたので今日は逆にバスがメイン、電車は1つの特記以外は一畑電車です。

今日の経路は以下の通りで、-は鉄道、=はバス、~は船、…は徒歩です。

松江=(一畑バス)=美保関バスターミナル(万原)=(美保関町民バス)=宇井渡船場~(渡船)~境港(渡船場)…境港(JR)-(JR境線・妖怪列車ねこ娘)-米子=(日ノ丸)=ジャスコ(日吉津)=(日交)=高島屋前=(日交)=米子=(日ノ丸)=松江=(一畑バス)=松江しんじ湖温泉-伊野灘-朝日ヶ丘-川跡-出雲大社前…出雲大社(バスターミナル)=(一畑バス)=出雲市-松江しんじ湖温泉…松江

それにしても今日は疲労が少ない気が…やはり移動距離が短く、また荷物から開放されて朝がゆっくり(9時過ぎに出発)という事が大きい気がします。

いくら乗り物が好きとはいえ、朝早くから連日となるとさすがに疲れてきますので…

状況報告は別の記事で紹介します。