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MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
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芸備線はドタバタ劇が…結局MAKIKYUは事なきを得ました

2006-07-28 | Weblog

28日に木次線に乗車、その後は備後落合から芸備線で広島を目指したMAKIKYUですが、ここは色々ドタバタがあって大変でした。

というのも、備後落合~備後西城間が現在不通、代行バス輸送となっており、これは想定済みでしたがその後にもトラブルが…

まず不通区間の話ですが、備後落合駅の2番乗り場には幽閉された車両が2編成(急行用のキハ58+28と普通用のキハ120)が並んで停車、普段なら真昼間にこんな事はまずないので異様な感じでした。

代行バスは地元のタクシー会社が運行、JRの職員は乗り合わせておらず、無線で連絡を取っていましたが、MAKIKYUが乗車した際は乗客10名、各方面から乗換5名ずつで落合乗車はなし・また途中の比婆山[Hibayama]では乗降なしでした。

代行バスの写真を掲載しておきますので、宜しかったらご覧下さい。

また不通区間の状況ですが、備後落合~比婆山間ではバス車中から目に見える程斜面が崩れ、幅10~20m、高さ2~3m位の土砂が線路に被さっている状況で、土砂の両側でブルドーザーが稼動しているのを確認できる程でしたので、復旧までは結構手間取りそうな感じですので、この区間を乗車される予定のある方は注意が必要です。

比婆山の手前では線路上をブルドーザーが動いているのも目撃、といってもブル自体は線路上を自走はしませんので台車に載せられ、それをレールバイクの様なもので牽引している感じでした。

備後西城からは代行バスの接続を受けて数分の遅れで列車が出発、これが大変な事になるとは予想もしていませんでした。

というのも、備後庄原[Bingo-Shobara]駅の三次寄りにある踏切(警報機・遮断機なし)でバイクと列車の接触事故が発生、MAKIKYUが乗車していた列車も高という小駅で足止めを食らい、結局ここで事故を起こした列車と交換するまで30分程待たされる羽目に…

そのため終点の三次到着は30分少々遅れ、MAKIKYUが乗車していた列車から直ぐに接続する急行列車へは不接となり、優等列車に乗れない青春18きっぷを使っているMAKIKYUはともかく、数名の乗客は急行券払い戻しの案内を受けていました。

MAKIKYUが乗車予定の広島行き普通列車は何とか接続を取ってくれましたが、こちらは接続を取った関係で三次を12分遅れで出発、ただ途中駅での交換待ちが何度もあり、その時間が結構長いので、広島市内に入る辺りで遅延は解消、終点広島には定時で到着してMAKIKYUは事なきを得ました。
(まあ三次駅で外に出る時間がなくなりましたが、この程度で済んだのならまだ良いかもしれません)

あと余談になりますが、三次駅では現在不通になっている三江線用のキハ120系も一両止められており、JRの方の話ですとこちらも復旧まで結構手間取りそうとの事で、HPにも復旧まで相当…と出てジャンボタクシー等での代行輸送となっていますので、ご乗車予定の方は注意して下さい。


青春18きっぷ3回目~木次線に乗車

2006-07-28 | Weblog
(この記事は過去ログ投稿です)
今日は松江から広島へ移動、この区間は現在高速バスでの移動が時間や本数の面から考えて一般的ですが、鉄道で行く場合には木次[Kisuki]線というローカル線があり、この路線はかなり乗り難い所ですが、青春18きっぷもある事で是非…という事でMAKIKYUは列車移動を選択、今日の経路は以下の通りです。
(-は鉄道、=はバスで、特記以外はJRの普通列車、また広島到着以降は別記事です)

松江=(市営バス)=川津=(市営バス)=県民会館前=(まつえウォーカー:小泉八雲~松江しんじ湖温泉廻り)=松江-宍道[Shinji]-備後落合[Bingo-Ochiai]=(代行バス)=備後西城[Bingo-Sanjo]-三次[Miyoshi]-広島

松江では出発まで時間があるので、パーフェクトチケットを持っているにも関わらず昨日乗車できなかった松江市営バスに少々乗車、これはAEROSTAR MMという通好みな車に乗車でき大収穫、その後まつえウォーカーと呼ばれる150円(均一運賃)のバスにも乗車、こちらは途中の小泉八雲記念館近くで塩見縄手と呼ばれる古い街並みの並ぶエリアも通過、また宍道湖を眺めたりと、車窓観光だけでも充分楽しめるバスです。
(外はかなり暑かったのと、時間に限りがあるので下車観光は割愛です)

松江からは11時前の列車で宍道へ、木次線の定期列車で明るい内に広島まで抜けるとなると、好むか好まざるかを問わず、余りに本数が少ないのでこの時間しかありません。

宍道からはいよいよ本日のメイン、木次線に乗車。

この路線はキハ120系と呼ばれる気動車の独壇場で、MAKIKYUはこの車両はあまり好みではありませんが、今回乗車した車両はこの形式では珍しい塗装車(大半はステンレス製車体です)で、座席もこちらは多少快適な感じで見栄えも良く、また暑い夏は関係ありませんが窓も開閉可能というオマケ付きですので、木次線に乗車する際は是非こちらに乗りたいものです。
(キハ120で塗装車とステンレス車が混在しているのは木次線の車両のみです)

ちなみにMAKIKYUが乗車した列車は幸運にもトイレ設置改造車で、この形式のトイレ付きには初めて遭遇しましたが、後ろに出雲横田までの回送が1両連結され、こちらは固いロングシート&トイレなしのステンレス車でしたので、、逆だったらと思うとぞっとします。

この路線は宍道を出ると直ぐに山中へ、本数がそこそこ走っている木次辺りまでは結構平凡な感じかと思っていましたが、初っ端からかなり乗り応えがあります。

木次の手前辺りは多少平凡な感じで、そこそこ人の営みも感じられましたが、木次を過ぎて少々進むと山深くに入っていき、なかなか面白いです。

途中出雲三成[Izumo-Minari]や出雲横田辺りはそこそこ人の営みが感じられますが、後は物凄い所ばかりといった感じで、陰陽連絡も殆ど高速バスという現状では、あと超ローカルダイヤも分からなくないなぁ、と感じます。
(昔は急行ちどり等が走り、そこそこ使い物になる路線だった様ですが…)

途中の出雲横田では12分の停車時間、そこそこの駅だと思っていましたがここも委託駅(集札は車内)というのは意外で、この路線の実態を強く感じさせられます。

また停車時間には一旦駅前ロータリーに出て奥出雲交通のバスも2台ほど撮影、一台はHPに出ている車両と同じ色(結構渋い感じです)のマイクロバス、もう一台はこの地にしてはかなり上等では?と思わせる日野中型ワンステップで、こちらは随分爽やかな感じの塗装、この会社のバスは色々ある様です。
(ちなみにHPの車両と同じタイプは、三成で木次線車中から目撃しています)

ここでは乗務員(運転士一人だけですが)氏も営業活動、木次線を走る観光列車(奥出雲おろち号)の記念オレンジカードを乗客に声をかけて販売、カードもなかなかでパズルの台紙付き豪華版、氏も頑張っているようで木次線の収益貢献も兼ねてMAKIKYUも1枚購入です。
(他の乗客は半々といった所で、4~5枚程度は売れていた様です)

横田出発の頃には扇屋の出雲そば(その内別記事で紹介します)も頂き、いよいよクライマックスへ…この区間は昨年冬~今年春にかけて雪害で長期運休し、異例のタクシー代行(代行バスではありません!)となった所で、今月も何日か雨でタクシー代行となりましたが27日に開通、その翌日に乗車のMAKIKYUは幸運なものです。
(前日の一畑電車もそんな感じで…)

スイッチバックのある出雲坂根駅では臨時運転の奥出雲おろち号と交換、ここでこちらの列車に乗り換えてくる乗客も居り、また数分停車時間があったのでここで名水も頂き、交換列車のおろち号も撮影。

スイッチバックを過ぎるといよいよおろちループ(高度を稼ぐため、ここを通る道路がおろちの如く螺旋状になっている)が見える地点へ、列車は坂根駅やおろちループが見える地点で最徐行してくれるのは非常に有難いですが、九州の何処かを走っている観光列車の如く観光化され過ぎた不自然さを感じない辺りは、純粋なローカル列車の良い所です。

ここを過ぎると中国地方で最も標高の高い三井野原[Miinohara]駅へ、この辺りは高原といった感じの趣ですが、ここを過ぎると県境を越えて広島県、山中を走って侘しい終着・備後落合駅に到着です。

ここから乗り換えの芸備線は、色々ドタバタ劇があって…別記事で紹介します。


画像は木次線出雲坂根~三井野原間の車窓、この橋の右側にはおろちループがあり、この一帯の車窓は木次線のハイライトです。

コナン君に会える町~鳥取県北栄町

2006-07-28 | Weblog
  

追記:街中にあるコナン君のイラスト入り地図とコナン大橋の画像を追加しました(10月3日)

昨日境港の鬼太郎の件に触れた際、余談…という事でコナンの事も少々言及しましたが、鳥取県北栄町(最近大栄町と北条町が合併)は名探偵コナンの作者・青山剛昌氏の出身地としても有名で、MAKIKYUが由良駅で下車した後に日交バスで倉吉へ引き返すまでの間にも少々視察してきたので写真を掲載します。

マンホールは由良を引き上げる際にバス停の目の前で見つけたモノで、北栄町のコナンの話は聞いていましたが、これには驚かされました。
デザインもさることながら、金属の地色が殆どのマンホールにあって、きちんと色つきというのも注目です。

他にも由良の街中にはコナンのオブジェなどが色々ありますので、興味のある方はこの方面へ行かれた際、是非覗いて見ては如何でしょうか?

それにしても、マンホールとは…鬼太郎の境港に比べて現状では劣勢が否めないコナン君ですが、これはさすがの境港でも見なかったので、なかなか面白かったです。


あと鳥取のホテルに宿泊した際、顔を合わせた方のHPでも、その方が鳥取を出られた後大栄町にも行かれた様で、コナン君の街をブログで取り上げていますので、よろしかったらこちらもご覧下さい。
(このページでは、MAKIKYUの別の一面も取り上げて頂いています。興味のある方は要チェック!!)

「易者 日本列島を行く」(TAKECHIKA様)
http://blog.goo.ne.jp/suimei_2006

JR西日本キハ40系 妖怪列車ねこ娘(2)

2006-07-28 | 鉄道[中国]

 

こちらは先程紹介した妖怪列車ねこ娘の車内の様子です。(10月2日画像追加)

天井はピンク一色のラッピング(?)でなかなか強烈な印象ですが、ここにねこ娘がいくつも描かれています。

またトイレ脇の壁面にもねこ娘が描かれて(貼られて?)いますが、座席モケットや化粧板などは従来通りです。

また鬼太郎やねずみ男は確認できていませんが、恐らく同じ様な感じになっているかと思われます。

この妖怪列車、賛否両論は色々で特にレールファンの一部の方からは…という声も聞かれそうですが、この列車がやってくる事で一般の地元の方や観光客が列車にカメラを向け、注目している状況を目にしますので、この様な取り組みはなかなか粋なものでは…とMAKIKYUは思っています。

まあこの様な事をやるのなら、もう一歩進めてワンマン車内放送でも各駅毎につけられた妖怪名を呼称(例:次は境港、鬼太郎駅です)する位の事をやったら面白いのでは、と思いますが皆様は如何でしょうか?

(ちなみに高知県のごめん・なはり線では、車内放送で各駅毎に設定されたキャラクター名が放送されます:「次は 球場ボール君の球場前駅です」の様な感じです)


JR西日本キハ40系 妖怪列車ねこ娘(1)

2006-07-28 | 鉄道[中国]
今日は旅行記録の更新が見込めません。

また鉄道関連の記事を期待されている方も居られると思いますので、代わりに昨日乗車した列車の記事を投下したいと思います。

今日紹介するのはMAKIKYUが昨日JR境線で乗車した妖怪列車、現在境線では各駅にも妖怪の名称(境港駅=鬼太郎駅など)をつけるなど、色々趣向を凝らしていますが、走っている車両もそれにちなんだものが…

これは鬼太郎、ねずみ男と最近登場したねこ娘の三種類がある様で、MAKIKYUはねこ娘に乗車、また途中で鬼太郎ともすれ違いました。

妖怪列車になっている車両はキハ40系と呼ばれる、日本では現在最もありふれたタイプの気動車で、既にMAKIKYUのページでも秋田県のなまはげ列車などで登場していますが、妖怪列車になっている車両は更新工事が施されて窓周りなどの印象が異なっているのが特徴です。

ただこれだけ派手にラッピング(?)を施しても地色は今や数少ない旧国鉄の首都圏色(朱色一色)というのは滑稽な感じもします。

ちなみにこの妖怪列車、境線では過半数の列車に運用されていますが、快速みなとライナーやラッシュ時間帯などの一部列車でキハ121系と呼ばれる新型車両で運用される列車には来ませんし、その他の列車でも普通の車両が代走したりする事もあるので、乗車できるかどうかは運もあるかもしれません。

車内の様子は(2)で紹介します。