MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

名残の桜と蠢く森の主達、そして4月10日といえば・・・。

2017年04月10日 | あらかると


やや冷え込みはあったものの朝から晴れたため、
近隣の桜を鑑賞しつつ大町公園へと入った。
風や雨でなかなか遠出の外出ができず、5日以来の散歩となった。

5日前には満開だった染井吉野は2割方散り始め、
遅れていた桜も今日は満開を迎えていた(巻頭の写真は大町公園北口の染井吉野)

山桜も種類に寄っては満開を迎えていた。
山桜などは自然交配が進み、名前の付いていない桜も多く、
早咲きのものや、霞桜のような遅咲きのものがある。


下の桜は、品種名が不明であるが、
花と共にやや赤みかがった若葉が出ているので、
山桜と大輪の花の多い大島桜系統であることが想像でき、
花弁のふちがほんのりと紅色であることから、
寒緋桜など緋桜の遺伝子が混じっているものと思われる。


下の写真は、小花柄や花の付き方から染井吉野のようである。
巻頭の写真も染井吉野なのだが、
花の終期に中心部が紅色に変化しているが、
このように変化する桜を「化粧桜」などとよぶこともある。


大町公園に隣接する芝生の広場では、
あちこちで蒲公英が開花しており、
様々な虫たちを見ることが出来た。
下の写真は蒲公英の花粉を食べている「ヤブキリ」の幼虫で、
食欲優先のようで、カメラを極限まで寄せても殆ど動くことは無かった。


下は「トウダイグサ」で採餌していた「フタホシヒラタアブ」
真正面から見ると、サングラスとカツラを付けた時代劇役者のようにも見える。


野山や公園は一気に春が押し寄せてきており、
木々が芽吹き、花咲きつつ日々に変化しているし、
新たな昆虫たちが続々と発生している。
ということで、
無限に近いほどの被写体に恵まれている。
約5時間の逍遥で撮った写真は300枚を超えた。

今日4月10日といえば・・・・・天皇皇后陛下の57回目の結婚記念日。
新宿通りを皇居から東宮仮御所までパレードされている。
その様子はこちらから→「映像で見るご結婚50年のお歩み」
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