MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

こもれびあじさい

2012年06月29日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

梅雨とは思えないような青空と強い日光、
そして白い雲。
まるで真夏そのものだが、
低めの湿度とそよ風は「五月晴れ」のようでもあった。

そんな強い木漏れ日を受けたあじさいを撮りに行った。
で・・・

あとは写真のみで説明はありません。









様々な色のあじさいが並んでいたので
スローシャッターで流し撮りをしたら面白かったかも・・・
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「職務質問???」と二人の警官からの「粗品」

2012年06月28日 | あらかると

昨日、いつものフィールドにいつものようにカメラを担いで出かけた。

フィールドには、
筋雲が上空に現れ、日暈ややや規模の小さい環水平アークも現れた。

雲が面白いので、
舗装されたあぜ道でいろいろ撮っていたが気がつくと12時であった。
雲の変化が面白いのでお握りを食べながら、
その変化を楽しんでいた。

すると
バイクの音とトランシーバーで何かやり取りをしているような声が聞こえて来た。
声の方向を見ると、
農道と直結した県道をバイクに乗った2人の警官が走っていて、
その二人がどこかと連絡しているようだった。

気にも留めないで昼食をとっていると、
そのうちの一台が、行き止まりの農道に入ってきて、
「こんにちは」と挨拶をしながら私の前を過ぎていった。

が、すぐに引き返してきて私の隣で停車し、
バイクを降り再び「こんにちは」と声をかけてきて、
「何をしているんですか?」等と問われた。

まあ、私も施設の警備員時代はよく使った言葉で、
施設内の挙動不審者にはよくかけた言葉である。

やましいところは何もない(今はそれほどつまらない日々と言うことにもなるが・・)、
ので、
興味本位で答え、いろいろ質問もしてみた。

警察官は柏署所属で近隣をパトロール中とのことだった。

柏の田園地帯は「不法投棄(確かにあちこちで見かける)」が多く、
また、自転車盗難も多いのだそうだ。

で・・・・・私の自転車に張ってある盗難防止登録票を見て
「あっ、自転車盗難防止登録していますね」と言いながら、
自転車の購入日などを聞かれた。

「7,8年前に近くの量販店で買った」ことを告げると、
「登録から年数がたっているのでもしかすると登録が消えているかもしれない」
と、警官。

「毎年相当数の登録があるので、
コンピュータの容量が不足して古いデータは抹消されることがある」
のだそうだ。

元プログラマーでもあり、SE(システムエンジニア)の私は・・・
「容量不足なんてありえないだろうし、
ましてや県警にとっては大切な資料でもあるので抹消なんてありえない」と思ったが・・・・

コンピューターに関しては警官も素人なので、
そのまま受け流すと
「登録が抹消されてないか調べて見ましょう」と、警官。
私は消えていようがいまいが関係のないことなので、
「あっそうですか」と答えたが・・・・・

しばらく無線で連絡していたが、レシーバーの向こうから私の名前と住所が聞こえてきた。
「あっ、大丈夫でした、まだ登録されていました」と、警官。

で、この場合「お礼の言葉」を言うのは私なのだろうか?
まあ調べて欲しいとは言ってないので、私からはお礼は言わなかった。

これって例の「職務質問なのかな」と思ったが、
警官はそうは言わず、
「こういうことは初めてですか?」
と聞かれたので「ハイ」と答えた。

私のところに来た理由を聞きたかったが、
聞いてどうなるわけでもないし、
私も「見た目や第6感や通報」で警備をしていた事があるので、
まっ、そんなことだろうと・・・・

私には不必要と強く固辞したものの、
抗しきれず仕方なく戴いたのが、
maid in Chinaの「ひったくり防止用ネット」・・・????
ここで初めて不必要なものに対する「お礼の言葉」を言った。


それにしても農道で写真を撮っていただけなのに、
「不審者」と認識されたのだろうか?
それとも新人警官の「職質訓練」だったのか?
最初に私を越してから引き返したのは、
もう一人の警官(県道に待機)との「挟み撃ち」体制だったのだろう。

途中から合流した警官が上司のようであり、
maid in Chinaの「ひったくり防止用ネット」を手渡してきたのもその方だった。

で、
「職務質問」について調べてみると・・・・

職務質問を適法に行うことのできる要件は、
以下のとおり、警察官職務執行法2条1項に細かく定められている。

1.異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、
若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者。

2.既にに行われた犯罪について、
若しくは犯罪が行われようとしていることについて知っていると認められる者。
ウィキペィデアより

ということなので、
「職務質問」ではなく、
自動車に対する一斉検問と同じ「職務質問に類似する活動」のようである。

巻頭の写真は、警官二人と談話した付近の景色であるが、
昼時とあって散歩するものは無く、
うろうろしていたのは私ぐらいでったので、
彼らの暇つぶしの犠牲となったとも言えなくはない。

ちなみに、「職務質問」には答える必要もないということなので、
私は相手にする必要もなかったわけであるが、
「職務質問の法的な裏づけ」を知らなかったために、
相手にしてしまったのである。

私も「よい被写体が見当たらず」暇をもてあましていたので、
「いい話し相手が来た」と思ってたのだが・・・・・

おかげで自宅に帰ってからも、
現状維持ではするはずの無い、
「職務質問」の勉強をすることが出来た。
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ハキリバチの巣作り

2012年06月27日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

葉を切って巣に集め、
キノコを栽培するという「ハキリアリ」は、
葉を抱えて巣に持ち込む行列のユニークさでつとに有名ですが、
「ハキリバチ」となると・・・・・

とある公園のベンチで休んでいると、
目の前を緑の葉を抱えた蜂が通り過ぎていって、
近くの朽ちた木の柵の上に止まった。


そして葉を抱えたまま朽ちた木の穴に入っていった。




暫くすると後ろ向きで出てきて、


どこかに飛んで行き、
再び葉を抱えてやってきた。

ということは、巣のアナにピントを合わせて待っておれば、
シャッターチャンスがやってくるのでは・・・・。
そんな風にして撮ったのが今回の6枚。


写真はピンボケがほとんどだが、
「蜂」と成ればやはり刺される危険性があるわけで、
その蜂の毒性の強弱も不明なので、
「君子危うきに近寄らず」のビビリが勝つことになる。

名前は判らなかったが、葉を切っての巣作りなので、
「ハキリバチ」で検索するとドンピシャで的中。

で・・・・
撮影した日(5月29日)から今日まで、
「葉切りの痕跡」を捜し歩いたがついに見つからなかった。
ちなみに
ハキリバチが葉切りをしている写真は、
「花のある暮らし」で見ることが出来ます。
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風邪と紋白蝶と紅シジミ

2012年06月26日 | あらかると

昨日今日と半袖では寒いほどの気温が続いた。

ということで長袖を着ていた2日間だったが、
湿度が低いこともあって、それでも寒さを感じた。

で、クシャミ3回・・・・
風邪のような症状である。
なので頭が重い。

そんなこんなでも午前中は外出をしていて、
その時に出合った紋白蝶とベニシジミを・・・・

まずは巻頭の写真。
この一枚は6月10日に撮ったもの。

下の写真が今日の撮影で、1cmマクロでの接近撮影。


で、元画像を加工せずにトリミングすると、
このように写っている。


ベニシジミは春先で見たものより一回り大きくなり、
色も濃くなっていた。
暫くの間数が少なかったが、このところ増えてきたので、
厳しい冬を越冬したベニシジミ達の2世なのであろう。
下の写真は6月23日撮影。


下の写真が今日の撮影で、1cmマクロ撮影。


元画像を縮小せずにトリミング。
小さな蝶だが、コンデシもここまで撮れる時代なのである。


今日のような陽気の中では、
花蜜もたくさん出ているようで、
多少近付いても逃げないチョウ達である。
というか、
一度は逃げるのだが又舞い戻ってくるのである。
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生まれて初めて見るもの・・・

2012年06月25日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

公園を歩いていると、
老人に声をかけられた。

「今日、カワセミを見ましたか?」と・・・
カメラにつけている100-300mm(35mm換算150-450mm)レンズのせいだった。

散歩していた公園はカワセミが住み着いていて、
毎日のように、
長尺レンズ仕様のカメラを据え付けた三脚が、
池の両岸に陣取っている。

老人も長尺レンズをつけていて、
狙いはカワセミのようだったが、
三脚の列が並んだ池とは別の池で待機していた。

で・・・
「私はあまり鳥は撮らないので、よく判らないのですが、
先ほど向こうの池にはいたようですよ」
と答えると、それには答えず、
「何を撮っているのですか?」と再び質問があった。

まさか「蜘蛛やバッタや蝶を撮っています」と答える訳にもいかず、
「生まれて初めて見るものを中心に撮っています」
と答えると、
「ほほうそれは面白い、生まれて初めて見るものねぇ」
と・・・・話は続いたが、
10分の話でも文章にすると大変なのでこの話はここで終わり。


ということで、
その日は「山葡萄の花」と「斑足長蝿(マダラアシナガバエ)」を初めて見た。

紋白蝶が4、5匹飛んでいる場所があった。
その場所は山葡萄の花の蕾が幾つもあって(巻頭の写真)、
蜜蜂、蜘蛛、蟷螂、蟻、花虻など様々な小動物が、
蕾を中心に集まっていた。


花も咲いてないのに可笑しい・・・
と思って山葡萄の蕾に近づいてみると、
小さな小さな花が咲いていた。

子供の頃、秋になると山葡萄を採りに山に入ったものだが、
花を見るのはこれが初めてだった。


蟷螂の子が小さな花虻のようなものを狙っていた。
花虻は小さすぎて写真には写らないと諦めていたが、
小さい割(体長5mm位)にはきらきらと金緑色の光沢があり美しい。
肉眼では見えなかったが初めて見るものなので撮った。


すると・・・
「何でこんな小さな虫がこれほどの輝きが必要なのか?」
そう思わせるほどの美しい虫だった。
調べたところ、虫の名は「マダラアシナガバエ」で、
名前だけでは金緑色であることは判らない。

小さい上に逃げ足も速いので、
普通に歩いていては見つけることが難しいかもしれません。
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