猛暑続きの夏が終わり、やっと秋らしくなり、7月20日以来久し振りに大町公園を散歩してきました。
先ず出会ったのが、下の写真の溝蕎麦の花で吸蜜する褄黒豹紋蝶(ツマグロヒョウモンチョウ)の雌でした。
同じく、褄黒豹紋蝶の雄。
木陰で羽を伸ばして休んでいたのが青筋揚羽。他にも並揚羽や長崎揚羽、黒揚羽等の飛翔が見られました。
下の写真は野草の花では良く見られるチャバネセセリ蝶で、この時期には一番多い個体のようです。露出オーバーになっていますが吸蜜している花は柚香菊(ユウガギク)です。
下の写真は、もともと南国にしか住んでなかった「黒斑蘇鉄小灰蝶(クロマダラソテツシジミチョウ)」で、私にとっても初見の蝶でした。長崎揚羽もそうですが、温暖化により北上してきた個体です。
下の写真はもみじ山で見つけた「細身糸蜻蛉(オソミイトトンボ)」で、このまま住み着き越冬するかもしれません。
エゴの実を貯食するために何度もやってきては実を運んでいた「山雀(ヤマガラ)」です。
更にもみじ山では「エナガ」の集団にも出会いました。
もみじ山の楓の中には紅葉を始めたものもあり、いわゆる「薄紅葉」との風情でした。
久し振りの訪問でしたが、これからは冬鳥もやってくるので訪問回数も多くなることでしょう。
巻頭の写真は公園北口近くのベンチから撮りました。