MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

クロコノマ蝶大発生か

2020年09月02日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


先日(8月25日)、8月4日に撮ったクロコノマ蝶の幼虫の様子が気になって、
猛暑の中を出かけた。

下の写真は8月4日撮影の幼虫。


元気に数珠玉の葉を美味しそうに食べていた(8月4日)。


上記の2枚の写真から、もう羽化するころだろうとの予測で出かけたのだが、
これらは、すでに羽化してしまったようで、成虫も蛹も見つからなかった。
しかし、
新たに産み落とされた卵や、卵から生まれたばかりの幼虫などが、
彼方此方で散見され、その数はこれまでとは比べ物にならない程で、
公園全体にわたって幼虫や卵を見つけることが出来た。

下の写真は、孵化直前の卵と、孵化後数日の幼虫。


部分を拡大。


クロコノマ蝶の卵。


羽化の遅早によって大きさが異なるが、密集している場所もあった。
ある場所においては、ハエトリグモに捕まえられて食べられていた。


25日に見つかった幼虫の最大級の幼虫で、もう羽化しているかもしれない。
直ぐ近くには産み付けられた卵も見られる。


二匹の幼虫が、仲良く食事中だった。


公園からの帰りがけの歩道で、初見の大きな蛾が羽を広げていたので、
自転車から降りてパチリ。13~15cmもあったのである。
蛾の名前は「ヤママユガ」だった。
歩道では危険なので寄せようとしたが、すでに硬直していた。


今週は台風9号10号の来襲などで曇りや雨が予報されている一週間になってしまい、
もしかすると羽化する姿は見られないかもしれない。
やっと猛暑日が少なくなって散歩日和が続くものと思っていたのに、
秋の長雨(秋霖)のような天気で、蟄居するばかりである。
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