MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

金蘭、一人静、稚児百合、春紫苑の咲く頃

2017年04月24日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


大町公園もみじ山の「金蘭」が咲き始めた。
日本の野生の蘭で、以前は里山のどこでも見られたようだが、
今では絶滅が危惧されるほどになっていると言う。


金蘭の咲いている近くでは、まもなく花期を終わろうとしている、
「一人静(ヒトリシズカ)」が見ごろになっている。
一部の株では花が散り始めているのもあった。


更にその近所では見落としてしまうほど小さな、
「稚児百合(チゴユリ)」の花が清楚な姿で咲いていた。


薔薇園近くの歩道ではタンポポが咲き、
繁殖期に入っている褄黄蝶のメスが旧蜜していた。
褄黄蝶は来年の春まで見ることが出来なくなるわけで、
これも「春愁」の一つなのではと・・・・


更にその近くでは、春紫苑(ハルジオン)が開花していた。
殆ど白一色のものや、巻頭の写真のように紅をさしたような花もある。
野ではどこにでも見られる花なのだが、
鑑賞時間を増やせば増やすほど、花の美しさが伝わってくる。
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