MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

錦秋の大町公園

2022年11月27日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


市川の大町公園(市川動植物園)では、11月19日から紅葉の見ごろとなった「もみじ山」の開放が行われている。12月9日までの期間限定だが、コロナの影響か「もみじ山開放」の記事はネットを探しても見当たらなかった。

ということで最近の公園訪問で見られた様々を紹介したいと思います。

まず巻頭の写真は「熟柿(じゅくし)を食う目白」で、公園北口の通称「電線池」近くの歩道添いの柿の木で、今年は豊作のようで沢山生っている。
歩道のほぼ真上に生っているので、人が通ると採餌中にもかかわらず逃げてしまう事が多い。5~6m離れて待っていると戻って採餌するのでその時がシャッターチャンスでもある。

下の写真は二頭の目白が交代で熟柿を啄んでいた。
番(つがい)なのかもしれないが、雌雄の判別はできなかった。ちなみにこの日(11月25日)は10頭ほどの目白が確認でき、近くでは鵯が鳴いていたが、柿を啄む鵯は見られなかった。


下の写真は別の場所にいた「四十雀(シジュウカラ)」で、時には群れに混じって行動する可愛い「柄長(エナガ)」が見られることもある。


下の写真は公園内の木道に面した斜面林と枯葦原の一部。


下の写真は木道に面した「いろはもみじ」の紅葉。
緑などが混じった紅葉半ばも美しい。


日当たりの良い場所は紅葉の真っ盛りである。


市川動植物園の最寄り駅は北総線の「大町」で、徒歩10分ほどの場所にある。
その大町駅の上りホームの松飛台駅寄りには、下の写真の「蔓梅擬(ツルウメモドキ)」の熟れた実が、ホーム越しに見られる。


ホームの壁に触れるほどの近さなので、下のような写真も撮ってみた。


最後に、公園内で不思議な植物を見つけたので紹介します。
ササゲ豆のような先に赤紫の花が咲き、しかも実は全て上向きに弓のような形で生っていた。


更に25日に撮ったのが下の写真で、実が裂け、綿を付けた種が現れていた。この種も蒲公英のように風に運ばれていくものと思われるます。

何回かネット等を探してみてがこの植物の名前にたどり着くことが出来なかった。
もし知っている人が居たら是非教えていただきたいと思います。


上記の野草は「アカバナ」と判明しました。過去のブログを整理していたら、2017年12月16日に投稿しておりました。
こちらから➜https://blog.goo.ne.jp/maicogoobrg/d/20171216
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