MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

オナガの子連れ集団

2011年08月31日 | あらかると

朝から曇りがちで暑くなさそうだったのでカメラを担いで出かけようとしたが、
部屋の鍵が見つからず、あちこち探しているうちに昼食時に・・・

鍵はいつもはポケットか机の上にあるのだが、なぜか下駄箱の上にあった。
で、
創作料理「ビビン豆腐素麺」を作っていると雨が降ってきた。
雨はすぐに止んだが、南風になり高温多湿状態になってしまった。
しかもあちこちに雨雲らしきものが点在していたので外出は中止。

写真が撮れないとなると何かブログネタを探さねばとベランダに出てみると、
「ギィーー、ギーーー」とオナガの集団が現れた。
普段なら、ベランダに立つと警戒して移動してしまうオナガだが、
なぜか警戒している様子が無かった。

まず近場の一羽を写真に収めたが(巻頭の写真)、巣立ったばかりのオナガの子だった。
人の子供もそうだが、子はすべからく警戒をする術を知らないのである。

あちこちで鳴いており、50羽近くがいたようである。
親鳥の時も30羽ぐらいが集団を作っていたが、それに子が加算されたようである。
下の写真には電線に3羽、やや判りずらいが左下の木の陰に4羽確認できる。


上の電柱から約6m左には4羽の子が仲良く並んだいた・・・
恐らく4~5羽単位で親が同じなのだろう。


折れた木の上にも2羽、更にこの周りにもいたのだが、
雨後と言うこともあってヒノキの葉陰で雨を凌いでいる子が多かった。
親は、私を警戒してか、
餌やりに来たかと思うとあっという間に去っていってしまった。


今年の5月に撮った番のオナガ。
恐らくこの番の子も同じ集団の中にいるものと思われる。
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21世紀の森にて

2011年08月30日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

買物のついでに「21世紀の森と広場」を散策した。

園内に入ったのが11時前後だったため、
気温は30度を越していたのではないかと言うほどに暑かった。

中央口から入ると、まず目に入ってくるのが
「森の仲間」と題されたモニュメント。
公園の開園記念として設置され、
『夢と希望に満ちあふれた明るい未来』を象徴しているのだとか・・・

暑さの為か奥に広がる芝生の広場には人影が殆ど見られない。


ピーカンな青空とけやきの緑は、まるで春のような色合いだった。


巻頭の写真と同じものだが、
やはりじっと撮られるのを待っているシジミ蝶は
何も撮れなかったときの撮影の対象として便利である。


羽が破れている蝶が多いのはまもなく蝶の季節が終わることを暗示しているのかもしれない。
が、彼らは確実に世代を継いでいて人と共にあり続けるのである。
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「蝶よ花よ」のポタリング

2011年08月28日 | あらかると

昨夜、ついにセミたちが静かになり秋の虫の音に変わった。
気温が上がってくると蝉時雨は再開するが、先週ほどの騒々しさはなくなっている。

今朝は室内も25度を下回るような気温で、そよ吹く風も湿度が低く軽やかである。
天気予報では南風に変わり気温も30度程度になるとのことであったが、
家を早めに出れば快適な気分が味わえるのではないかと、
8時30分過ぎから大津川方面へポタリングに出かけた。

いつものフィールドを向かい風を受けつつ走るのは実に爽快であった。
いつものフィールドには私なりの「撮影スポット」があり、
不定期に訪れてはさまざまな写真を撮っている。
いつも変わらないものと日々に変わっていくものの「定点観測的写真」は蓄積されつつあるが、
この蓄積こそがフィルム時代にはなかった「写真遊び」なのだと思っている。

最初に訪れた撮影スポットは大津川の支流の土手の上だった。
前回訪問時は雑草に覆われて座るほどのスペースもなく先へも進めないほどだったが、
今回はきれいに刈り込まれていた。
刈り込まれたばかりのためか、面白い被写体が少なく撮るものはなかった。
川の中ほどから大きな「黒揚羽」が風に乗って、こちらに近づいてきたがそのまま目の前を過ぎ去って行った。
続いて黄揚羽も同じようなコースで飛んでいった。

下の写真は2006年に「21世紀の森と広場」で撮った「ナガサキアゲハ」。
あれから5年目の夏なかなかこんな光景には出会いない。


さらに川を下っていくと今度は「翡翠」に出会った。
しかし公園を根城にしている野鳥などよりも警戒心が強く、
目視できる距離に近づくと飛び立っていってしまう。
というわけで揚羽蝶も翡翠も撮れなかった。

で、最初に採った一枚が岸辺に咲いていた巻頭の「芙蓉」。
野に咲いていたためか花壇などの芙蓉よりも色が鮮やかだった。

大津川土手に出ると草叢で休んでいる「ヤマトシジミ」とか、


ひまわりで吸蜜をしている「キタテハ」に出会った。


キタテハの下には「ウスバカゲロウ」も隠れていた。


もともとは観賞用として輸入された花の一つであるが、
野生化して野原でも普通に見られるようになった「大毛蓼(オオケタデ)」も咲き始めていた。


陽が出てくると天気予報どおり暑くなってきたので昼食前に帰宅した。
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遠花火(隅田川花火大会)

2011年08月27日 | あらかると

今日は江戸の華「隅田川花火大会」である。

ベランダから花火の光景と、東京スカイツリーや東京タワーも入れて撮ってみた。
巻頭の写真がそれで、近景の手前左の明かりはゴルフ練習場で、
右端の明るいビルはパチンコ屋さんで、約2Km先にある。
暗い空には「花火取材の航空機」の航跡も見えている。

下の写真が恐らく第一会場で浅草付近、


下の写真が第二会場の厩橋付近のものであろう。


都心のため尺玉などの大きなものは打ち上げることができず、
遠花火としてはそれほどの迫力は無い。


団地からやや南にある「浦安市」で同じ時刻に行なわれた花火大会は、
大きな打上げ花火が、上がっていてこちらのほうが迫力満点だった。


隅田川より遠くに見えるにも拘らず中空を彩っていた。


明日は団地自治会の盆踊り大会で、婦人会の踊りのお披露目と子供たちのレクリェション的な屋台が出る。
以前は自治会に寄付金で協力したが、
寄付金の使い道が(恐らく幹事さんたちの呑代となった)報告されず、
自治会員でもないため、今は寄付金をお断りしている。
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ベランダで野生ハーブ増殖中

2011年08月26日 | あらかると

8月1日付で紹介した、フィールドで採取したハーブ2種は、
植木鉢で順調に成長しています。
とくに、巻頭の写真の奥にある「アップルミント」は、
「旺盛な繁殖力」があり、新芽が出てきて成長したり、
根っこが鉢の底まで到達し、更に底からプランターの中まで伸びそうな勢いです。

最近川岸に「アップルミント」の群生地を見つけたので一掴みほど採取してきて、
ハーブシロップを作ってみましたが「イマイチ」でした。
家庭のハーブ園から野に進出したのも此の辺が理由なのかも?

薄荷も順調で、新しい花も咲きました。
葉も採取時よりやや成長し、8月1日に植えた時より繁茂した感じがします。
でも、花の数が少ない・・・何故????


葉にも白い点々が目立つし、曲っている。


全体を詳細に調べると一部の葉にはアブラムシのようなものがびっしりと・・
写真左下の枠内が葉の原寸大なので、物凄く小さなアブラムシである。
そしてこのアブラムシが葉の成長や光合成を阻害していたのである。

で・・
ネットで調べてみると「アブラムシの種類は700種類」とかで名前の特定は出来なかった。

以前「ハーブについた害虫は牛乳を噴霧するとよい」と言うことを学んでいたので、
霧吹きに牛乳を入れ噴霧してみた・・・が、半減程度の効果しかなかった。
農薬は使いたくないので、葉をひっくり返しながら、
葉を人差し指と親指でつまみ葉をいためない様に「虫を擦りつぶす」作業をした。
特に黒く成長したものは、葉に喰らいついていてなかなか離れず手間がかかったが、
約一時間の作業で何とか駆除した。

薄荷は、薄荷シロップを作ってソーダ水で割って飲んでみたが、
メンソールの香りが「暑気払い」には有効かもしれないと言うことで・・・
こちらは使えるので、増殖して行きたいと思う。

下の写真は、元気な「アップルミント」
アブラムシも寄せ付けないし、一度葉を落としたところから芽生えた新芽は、
10cm以上も成長している。
まあ、私の食材にはならないが「香りを楽しむため」に、
プランター一個分ぐらいは繁茂しても良いかなと・・・


関東の茨城、千葉、東京、神奈川は午後に成って大荒れの天候となり、
新幹線がストップし、羽田空港も一時閉鎖された。
自然災害には弱い大都市であるが、新総理にはもっと強靭な都市づくりをして戴きたいものである。
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