マグロチャンピオンの料理道場

人気バラエティー番組、TVチャンピオンの「マグロ料理人選手権」優勝者が、本格料理を分かりやすく教えるブログ。

IRON CHEF Thailand(タイ版 料理の鉄人)に出場

2012年10月09日 | IRON CHEF THAILAND
皆さん ご無沙汰です。

バンコク「魚やす」がOPENしてから早くも3か月以上が経ったが、朝の9時半にお店に行き、夜は11時半過ぎにアパートに戻るという生活で、厨房で自ら鍋を振っていることもあり、なかなかブログを更新することができず、このブログに立ち寄ってくれている方々には申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

中国の時には店数が多く、また、毎月必ず大連、上海、蘇州を廻らなくてはならなかったが、今は小さな店とはいえ、もう一度自ら料理と向き合える時間がたっぷり取れて、休みは無いが充実した毎日を送っている。

「魚やす」のバンコクでの知名度が上がっているのか、タイの「IRON CHEF」というTV番組に出てみないかとの誘いがあり、うちの店の資料を送ったところ、直ぐに番組スタッフが来て、とんとん拍子に話が進み、9月16日、17日と「キッチンスタジアム」で収録が行われ、10月3日に放映となった。

この番組は日本で以前放映されていた「料理の鉄人」の版権をタイのTV局がライセンス契約した番組で、日本から番組制作のノウハウも教えてもらっているようで、後で詳しく話すが直前まで「料理の素材」を教えてくれなかったり、なかなか厳しい番組で、久しぶりに料理のレシピを何十も考えたりと頭の中は料理のことでいっぱいだったが、無事に収録を終えた時には正直ながらホッとした。



さて、キッチンスタジアムでの収録の直前に「料理の素材」が「ハマチ」と分かり、作った料理が下記の4品だ。

作り方(レシピは特徴)は後で詳しく説明することにしよう。

まず、最初の料理が「ハマチの寿司サラダ」で、中央の寿司は「セルクル」を使用した。


次の料理は「ハマチの笹焼き」で、煙が立っているのが見えるだろうか。


その次の料理が、「ハマチの塩窯焼き」だ。


そして、最後の一品が「ハマチの豆乳鍋」で、これで4品となる。


キッチンスタジアムには助手を2名連れていけるのだが、ちょっとしたアクシデントが起こってしまった。

当日、連れていくはずだったうちの店の「寿司場」担当が、収録の前日にお店にお客様がいっぱいでトイレに行く時間もなく、やっと一息ついたところでダッシュでトイレに行ったら、階段で足を滑らせて転倒してしまい、とてもキッチンスタジアムアムに行けるような状態ではなくなってしまったのだ。

急きょ、他のキッチンスタッフを連れて行くことになったが、彼も含め60分以内に4品を7人分、よく作れたものだと、本当に彼らもよく頑張ってくれた。


左が急に参加することになった「ギアン」と右が揚げ場担当の「トー」で二人とも若いが真面目ないい連中だ。

また、この番組では「マグロの解体」もやったのだが、そのことも後でゆっくり話をするとしよう。



尚、番組の収録の様子(写真)を幾つか貼りつけておこう。
















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