いよいよ5月に入ったが相変わらず暑い日が続いている。
タイではソンクラーン(旧正月)の頃が一番暑く5月の中旬まではこの暑さはしかたがないのだが、冷房の効いたホテルの中で仕事をしていることもあり、なかなか外に出るのが億劫になってしまうが、定期的に市場に仕入に行っている。
市場で働いている連中もこの暑さには流石にぐったりしていて、商売をする気があるのかどうかうたぐってしまう連中ばかりだ。
そんな中、先月のソンクラーン明けの土曜日にいつも一緒に釣りに行くAさんとシーチャン島で船釣りをした。
下がその時の釣果だが、今回もたくさんの魚が釣れて大漁となった。
特に写真手前の「かじか?」(おこぜ?)のような魚が自作の「ブラクリ」で釣れたことは嬉しかった。
頭から尻尾まで長さは30㎝位あり、釣り上げる時にはしっかりと重さを感じることもできた。
この魚は刺身にしてもいいし、鍋にしても美味いと思うが今回はお店が忙しかったので唐揚げにして食べてみたが、ゼラチン質もありなかなかの味だった。
他に「小ぶりのバラクーダ」はみりん醤油で照り焼きにしてみたが、もともと脂が少ない魚なので身がパサパサしていてあまり美味くない。この魚を調理する時には中華料理のように唐揚げにしてからあんかけにするといいのではないかと思う。
このように「餌釣り」で魚はたくさん釣れたのだが、今回の船釣りでは考えさせられることがたくさんあった。
そして、そのことが頭の中で整理できるまでは暫く船釣りに行くのは中止しようと思っている。
今回の釣りでは何度も「なぶら」を見かけた。(5回以上)
「なぶら」というのはご存じの方も多いと思うが、大型魚がイワシ等の小魚の群れを追いつめて逃げ場の無くなった小魚が海の表層に群れる状態で、そこに鳥が集まると「鳥山」と呼ばれる。
船長は「なぶら」を見掛けると「投げろ!」と指示してくる。その投げる物とは「弓角」と言われるルアーや、メタルジグと呼ばれるルアーやサビキ仕掛けのことだ。
それを「なぶら」に投げることによって「マブタアジ」と呼ばれる小型のシマアジなどがおもしろいように釣れるのだ。
しかし、自分の釣りのスタイルは「サビキ仕掛け」がメインで、それに底魚狙いに「ブラクリ」、または、生きた鯵の泳がせ釣りと、どれも「餌」を魚に喰わせる仕掛けばかりだ。
先日の船長の釣りスタイルを見ていると、通常は餌を付けたサビキ釣りだが竿やリールは使わずに釣り糸を手で手繰って釣っている。(これだと小さなあたりでも指先に伝わるだろう。)、そして「なぶら」を見つけると、竿とリールを取り出してジェットテンビンを付けてその先は2メートル位のハリスで「弓角」と呼ばれるルアーを付けて、「なぶら」の先に向かって投げて主に海面近くのシマアジ等のフイッシュイーターを狙う。(もちろん餌は付けない)
また、沖の小島の周りでのアオリイカ狙いの時には「餌木」と呼ばれるルアーを使い、大型が居ると分かると浮き仕掛けで15㎝~20㎝位のアジを泳がせてしっかり射止める。
船長の使っている道具(竿やリール)はどれも安物で、アオリイカの「浮き泳がせ釣り」に使う「浮き」はなんと「飲み終えたペットボトル」だ。
そんな物でバンバン魚を釣るのだが、しかし、とても道理に適った方法ばかりだと思う。
隣でAさんと船長が「弓角」を飛ばして魚を釣り上げるのを横目で見ながら今回の釣りは惨敗のような気がしてならなかった。
「ルアー釣り」をしている人達の中には「餌釣り」はまったくやらないと断言する人もいるが、それはそれでその人のスタイルなのだからいいだろう。
しかし「弓角を投げろ」と言われても、「餌釣りしかできません」では、あまりに寂しい気もする。
また、底魚狙いの場合には餌釣りより「鯛ラバ」や「インチク」「メタルジグ」等のルアーを使った方が、大物が釣れる確率が高いようだ。
それば底魚というのは自分のテリトリーがあってあまり移動しない。そして自分のテリトリーに入ってきたものは捕食したり威嚇する。
その場合にはルアーを使ってたくさんの場所を探った方が効果的だろう。
釣りというのは本当に奥が深く、先日はサビキ仕掛けを2段に分けて、下に12号の大きな針を2本、上には8号の針を2本セットしてみた。(ハリスと幹糸の号数は同じ。)
通常は底に近い方が大型の魚が居そうな気がするが実際の釣果は「針の大きさ」には関係はないと思えるものだった。大きな針は「餌取り」の小魚に餌をうまく取られてしまうだけで、大きな針には大きな魚が掛かり、小さな針には小さな魚が掛かるのではないようだ。
また、サビキに付ける羽にもサバ皮やハゲ皮などがあり、色も白、ピンク、緑、黄色等があるが、今回の釣りでは一番ダメだと決め込んでいた緑に一番喰いついた。
今回の釣りでも反省点ばかりが気になるが、しばらくは船に乗らないで「堤防」に行き、「弓角」を投げる練習をしようと思う。
海岸からのキスの投げ釣りみたいに竿を振り回すことは船の上では危険なので、アンダースローでポイントまで「弓角」を飛ばす練習もしなければならないだろう。
そして、次回の船釣りでは「なぶら」が見えたらすかざずに「弓角」を投げられるようになりたいと思う。
釣りは本当に面白い。。。
さて、料理の方だが今回は「スパイシー・ツナロール」の作り方を紹介することにしよう。
このロール寿司はカリフォルニアロールに並んでアメリカでもとても人気のあるロール寿司で、スーパーなどでもよく見掛けることがある。
また、韓国料理店で「太巻き寿司」を置いている店でこれに近いロール寿司を置いている店もあり、やはり唐辛子系のピリ辛い味は韓国人に好まれるようだ。
ソースはマヨネーズとゴマ油とラー油と一味唐辛子を混ぜて作るが、マヨネーズに「シラチャー・チリソース」を適量(お好みで)混ぜてもいいだろう。
(実際、アメリカではこのソースを使っている店が多いようだ。)
このソースの名前の語源だが、今住んでいる「シラチャー」から来ているらしい。
それでは早速「スパイシー・ツナロール」を作ってみよう。
■スパイシー・ツナロールの作り方
1)ボウルにマヨネーズを大さじ1入れる。
2)ゴマ油を小さじ1加える。
3)ラー油を2~3滴加える。
4)一味唐辛子を小さじ1/2加えて全体をよく混ぜ合わせる
5)マグロを5㎜角位の小さなサイコロ状に切る。
6)さらに小さく切る。
7)ソースと和える。
8)海苔の上にシャリを置く。
9)シャリを広げる。
10)シャリを均一の厚さにする。
11)とびっこをまぶす。
12)海苔の面を上にしてアボカドを置く。
13)ツナを乗せる。
14)端から巻き始める。
15)しっかり押さえる。
16)端の形を整える。
17)反対側も同じようにする。
18)しっかり押さえて形を整える。
19)真ん中を包丁で切る。
20)6貫になるように切る。
21)皿に盛る。
23)完成写真。
さて、これまで何回かに渡って「ロール寿司」の作り方を紹介してきたが、これらのロール寿司すべてを実際に食べられるレストランをOPENしたいと考えている。
場所は「パタヤ」で、シラチャーからは30分程の観光地で欧米人も多い。
来週から場所の選定に入ろうと思っているので、次回は候補地とパタヤを紹介することにしよう。
タイではソンクラーン(旧正月)の頃が一番暑く5月の中旬まではこの暑さはしかたがないのだが、冷房の効いたホテルの中で仕事をしていることもあり、なかなか外に出るのが億劫になってしまうが、定期的に市場に仕入に行っている。
市場で働いている連中もこの暑さには流石にぐったりしていて、商売をする気があるのかどうかうたぐってしまう連中ばかりだ。
そんな中、先月のソンクラーン明けの土曜日にいつも一緒に釣りに行くAさんとシーチャン島で船釣りをした。
下がその時の釣果だが、今回もたくさんの魚が釣れて大漁となった。
特に写真手前の「かじか?」(おこぜ?)のような魚が自作の「ブラクリ」で釣れたことは嬉しかった。
頭から尻尾まで長さは30㎝位あり、釣り上げる時にはしっかりと重さを感じることもできた。
この魚は刺身にしてもいいし、鍋にしても美味いと思うが今回はお店が忙しかったので唐揚げにして食べてみたが、ゼラチン質もありなかなかの味だった。
他に「小ぶりのバラクーダ」はみりん醤油で照り焼きにしてみたが、もともと脂が少ない魚なので身がパサパサしていてあまり美味くない。この魚を調理する時には中華料理のように唐揚げにしてからあんかけにするといいのではないかと思う。
このように「餌釣り」で魚はたくさん釣れたのだが、今回の船釣りでは考えさせられることがたくさんあった。
そして、そのことが頭の中で整理できるまでは暫く船釣りに行くのは中止しようと思っている。
今回の釣りでは何度も「なぶら」を見かけた。(5回以上)
「なぶら」というのはご存じの方も多いと思うが、大型魚がイワシ等の小魚の群れを追いつめて逃げ場の無くなった小魚が海の表層に群れる状態で、そこに鳥が集まると「鳥山」と呼ばれる。
船長は「なぶら」を見掛けると「投げろ!」と指示してくる。その投げる物とは「弓角」と言われるルアーや、メタルジグと呼ばれるルアーやサビキ仕掛けのことだ。
それを「なぶら」に投げることによって「マブタアジ」と呼ばれる小型のシマアジなどがおもしろいように釣れるのだ。
しかし、自分の釣りのスタイルは「サビキ仕掛け」がメインで、それに底魚狙いに「ブラクリ」、または、生きた鯵の泳がせ釣りと、どれも「餌」を魚に喰わせる仕掛けばかりだ。
先日の船長の釣りスタイルを見ていると、通常は餌を付けたサビキ釣りだが竿やリールは使わずに釣り糸を手で手繰って釣っている。(これだと小さなあたりでも指先に伝わるだろう。)、そして「なぶら」を見つけると、竿とリールを取り出してジェットテンビンを付けてその先は2メートル位のハリスで「弓角」と呼ばれるルアーを付けて、「なぶら」の先に向かって投げて主に海面近くのシマアジ等のフイッシュイーターを狙う。(もちろん餌は付けない)
また、沖の小島の周りでのアオリイカ狙いの時には「餌木」と呼ばれるルアーを使い、大型が居ると分かると浮き仕掛けで15㎝~20㎝位のアジを泳がせてしっかり射止める。
船長の使っている道具(竿やリール)はどれも安物で、アオリイカの「浮き泳がせ釣り」に使う「浮き」はなんと「飲み終えたペットボトル」だ。
そんな物でバンバン魚を釣るのだが、しかし、とても道理に適った方法ばかりだと思う。
隣でAさんと船長が「弓角」を飛ばして魚を釣り上げるのを横目で見ながら今回の釣りは惨敗のような気がしてならなかった。
「ルアー釣り」をしている人達の中には「餌釣り」はまったくやらないと断言する人もいるが、それはそれでその人のスタイルなのだからいいだろう。
しかし「弓角を投げろ」と言われても、「餌釣りしかできません」では、あまりに寂しい気もする。
また、底魚狙いの場合には餌釣りより「鯛ラバ」や「インチク」「メタルジグ」等のルアーを使った方が、大物が釣れる確率が高いようだ。
それば底魚というのは自分のテリトリーがあってあまり移動しない。そして自分のテリトリーに入ってきたものは捕食したり威嚇する。
その場合にはルアーを使ってたくさんの場所を探った方が効果的だろう。
釣りというのは本当に奥が深く、先日はサビキ仕掛けを2段に分けて、下に12号の大きな針を2本、上には8号の針を2本セットしてみた。(ハリスと幹糸の号数は同じ。)
通常は底に近い方が大型の魚が居そうな気がするが実際の釣果は「針の大きさ」には関係はないと思えるものだった。大きな針は「餌取り」の小魚に餌をうまく取られてしまうだけで、大きな針には大きな魚が掛かり、小さな針には小さな魚が掛かるのではないようだ。
また、サビキに付ける羽にもサバ皮やハゲ皮などがあり、色も白、ピンク、緑、黄色等があるが、今回の釣りでは一番ダメだと決め込んでいた緑に一番喰いついた。
今回の釣りでも反省点ばかりが気になるが、しばらくは船に乗らないで「堤防」に行き、「弓角」を投げる練習をしようと思う。
海岸からのキスの投げ釣りみたいに竿を振り回すことは船の上では危険なので、アンダースローでポイントまで「弓角」を飛ばす練習もしなければならないだろう。
そして、次回の船釣りでは「なぶら」が見えたらすかざずに「弓角」を投げられるようになりたいと思う。
釣りは本当に面白い。。。
さて、料理の方だが今回は「スパイシー・ツナロール」の作り方を紹介することにしよう。
このロール寿司はカリフォルニアロールに並んでアメリカでもとても人気のあるロール寿司で、スーパーなどでもよく見掛けることがある。
また、韓国料理店で「太巻き寿司」を置いている店でこれに近いロール寿司を置いている店もあり、やはり唐辛子系のピリ辛い味は韓国人に好まれるようだ。
ソースはマヨネーズとゴマ油とラー油と一味唐辛子を混ぜて作るが、マヨネーズに「シラチャー・チリソース」を適量(お好みで)混ぜてもいいだろう。
(実際、アメリカではこのソースを使っている店が多いようだ。)
このソースの名前の語源だが、今住んでいる「シラチャー」から来ているらしい。
それでは早速「スパイシー・ツナロール」を作ってみよう。
■スパイシー・ツナロールの作り方
1)ボウルにマヨネーズを大さじ1入れる。
2)ゴマ油を小さじ1加える。
3)ラー油を2~3滴加える。
4)一味唐辛子を小さじ1/2加えて全体をよく混ぜ合わせる
5)マグロを5㎜角位の小さなサイコロ状に切る。
6)さらに小さく切る。
7)ソースと和える。
8)海苔の上にシャリを置く。
9)シャリを広げる。
10)シャリを均一の厚さにする。
11)とびっこをまぶす。
12)海苔の面を上にしてアボカドを置く。
13)ツナを乗せる。
14)端から巻き始める。
15)しっかり押さえる。
16)端の形を整える。
17)反対側も同じようにする。
18)しっかり押さえて形を整える。
19)真ん中を包丁で切る。
20)6貫になるように切る。
21)皿に盛る。
23)完成写真。
さて、これまで何回かに渡って「ロール寿司」の作り方を紹介してきたが、これらのロール寿司すべてを実際に食べられるレストランをOPENしたいと考えている。
場所は「パタヤ」で、シラチャーからは30分程の観光地で欧米人も多い。
来週から場所の選定に入ろうと思っているので、次回は候補地とパタヤを紹介することにしよう。
我々日本では話題で持ち切り‼昔の仲間内だけっすけど。
20日からバンコク行くよーTHAIFEXって展示会。