たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

垣根道に、ヘクソカズラの花が満ちて匂い……

2017-08-22 11:40:16 | 花とつぶやき

太陽の出ない8月も今日は22日です。2度目の梅雨のような気候でした。
8月の太陽はもう戻ってこないのだろうか。
出穂期だったお米にはどんな影響があったのだろうか。
果物の季節、秋の実り全般にも何か響ているでしょう。

今の季節、徘徊途中で一番、目につく花はこの花。
ヘクソカズラ(屁糞蔓)ですね
可憐なかわいい花を咲かせています。変な名前がつけられて可哀そうです。
歩いていても、そんな変な匂いはしません。




ヘクソカズラの花言葉は「人嫌い」。わかるなー、その気持ち。
「嫌なら」さっさと過てくれとということです。
他には「誤解を解きたい」。これも切実、わかるなー。


さらには「意外性のある」という花言葉も。
そうです。可愛くても「性悪女」もいますし、
「美人」ではないが、優しい心根の女性の方が多いです。
世の中は「意外性」に満ちています。




果実は黄褐色で小さな球形になる。つぶして、
しもやけ、ひび、あかぎれなどの薬にもなる。
子ども時分には、母も子どもも手足に擦り込んでいたものです。

  
秋の野草や小さな実を見ると、故郷の垣根道が思い出されます。
写真は旧式のガラ携帯で撮ったものです。