ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

マーモンレイク プロムナード

2012年05月30日 | OVERLAND EXPO WEST 2012

 Overland Expo が開催されたMormon Lake, Arizona はいったいどんな所?

 

マーモンレイクの地図

 アリゾナ州のフラッグスタッフ(Flagstaff)という街はグランドキャ二オンに一番近い高原の街である。そこは現在アメリカを東西に走るインタースティツ40の中継点の街であり、ルート66が全盛期の頃にはシカゴとロサンゼルスの中継点の街でもあった。

 そのフラッグスタッフの街から車で南に一時間(かからない)程走った所にその場所はある。この場所から西方向に少し行った渓谷が有名なセドナという場所。

 

これがマーモンレイクの全景、地図の×印の所、展望台から西に向かって撮影した風景。

...とても静か、

頬にあたる風は優しい。

昼寝に最高!

 

 開催場所はこの池の対岸、現在は水の量が少ない。標高7000フィート(2000メートル)の高原は涼しい。すぐ隣の渓谷のセドナはこの季節既に30度を超える暑さだが、それに比べるとここは避暑地である。

 ここからイベントの開催地〇印まで池を回る様に走る。

 

 イベント会場の入り口にあるヘッドクウォーターとその周辺、空気が乾燥していて直ぐに砂埃が舞い立つ。

 

池の管理事務所、レストラン、バー、グロッサリーがある。

その横には、子供に人気のホースライデング。

 

 映画館に指定された古い木造の建物、ここでは常時アドベンチャーをテーマにした映像が放映され続けています。

 

開設されたカフェテリア(食堂)のテントとそのバックヤード。

 

そしてこの先には、

Bison, バッファロー牧場が隣接しています。

 

会場内でのスピード制限とその道、埃が舞い立つので散水車が大活躍。

刻まれたタイヤのタレーンを見るのも楽しいです。

 

会場に準備された人工オフロードコースの一部。

 このイベントに参加するのにはイベント期間中に起こったの車の破損、怪我などは全て自己責任です。という書類にサインをしなければなりません。

 

ここに来ると同じ様な嗜好を持った人が多いのでとても話がし易く、直ぐに溶け合います。

 振り返ってみると、話の内容は覚えていても名前が覚えられない。それは名前が難しいから覚えられないのではなくて、マイクとかジョンなど同じ様な名前が多くて覚えられないという弊害だったりして...。(汗)

 

広いです、奥行きが把握出来ません。

続々と全国から集まる好き者達。

皆さん意外と遠くから来ていますねぇ...。

 

キャンプ場の草原は、雑草の茂った田んぼの中を走っている様な感覚かな。

ただ、埃が舞うので走行は控えた。

 

 頂いた資料に目を通し、場所をキープします。前後左右の人々から声を掛けられたり掛けたりしてなかなかテントの設営が進みません...。

テントの設営に2時間掛かりました。(汗)

 

しかし、2時間掛けて設営したテントは翌日にはこのザマ!

風が強く、なんとミニトルネード(竜巻)まで...。

場所によってはテントが30メートルほど空に舞い上がったとか...。

 

グラスファイバーのポールも2箇所も折れてしまい、結局テントはオジャン!

今夜からは車内箔かぁ、

...

お陰で風も気にならず、逆に良く休めたなぁ。

 

...以外と会場にはルーフテントが多かったが、風には強かったなぁ!

でも、隣の奥さんは良く眠れた、じゃなくて良く揺れた、と恐怖を語っていたけど...。

 

標高が高いだけあってシンのしっかりしたメシが食える。(笑)

 

標高が高いと気圧が弱いので、スナック類はこのザマです。

ダッシュボードに置いたら、パスーッ だって...。

食え!って事か。

 

100を優に越す敷地内のブースの数

 

4x4アウトドアに関する様々なレクチャー

 

リカバリーなどの実演

 

アトラクション

 

インストラクションとアドバイス

 

バイクも沢山です。

彼らはデザートバイクと呼んでいました。

驚く事にほとんどがBMWだな。

95%はBMW

3%がKTM

1%がヤマハ

残りの1%がカワサキ、スズキ、ウラル

ホンダ、ハーレーは見なかったぞ...。

 

訪れるお客さんの車を観るのも楽しいです。

 

ゆっくり過ごそうと読書用の本なども持参したが、それは叶わなかった。

 普段からゆっくり過ごしていないと別の場所に出向いてもゆっくりと過ごせないものなのだと分かった。

本なども、ゆっくりとした時間があると読まない、忙しくしていると時間の合間に読む。

こういう場所に来ると気付くのだな、自分という存在の性質に...。

 

 関係者が言うに、10年前はアメリカにはルーフテントも、アドベンチャートレラーも存在しなかったんだよ。そして昨年は3000人のイベントだったのに今年はその倍だよ、来年はどうしょうって考えるとちょっと怖いな。

だと、嬉しい嘆きじゃないかい。

 

 確かに、都市の中で行うイベントなら大衆が押し寄せてもビックリしないが、広いアメリカのアリゾナ州のDo!田舎に4x4に乗って人が集まるという事は特殊な事だと感じている。

 おそらく車を使って楽しむという事に、多くの人が時間とお金を掛けてもいいという選択を模索し始めた現象かも知れないと感じている。

 

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なぜナナハチなのか?

2012年05月29日 | OVERLAND EXPO WEST 2012

 Expeditions 7 に使用されるランクル78トルーピーを目の前に観ながら、その製作を担当したProfitt's Cruiser のJohn Brasier 氏と直接話す機会が持てた。

 

 

青いシャツの男がBraser氏

 今回2台の78トルーピーが展示してあった。しかもその展示場所はイベントの主催者であるオーバーランドジャーナルの敷地のベストスポットでもある。(一等地)

 

 実はこの78はアメリカで登録(レジストレーション)された車体ではない。ニュージーランドで登録された車体である。よってナンバープレートはニュージーランド。

 日本で車体を買い付けて、ニュージーランドで登録してアメリカで改造する。運転手はアメリカ人で世界を走り廻る。

 

 ...

 ところでジョン君、なんで78なの、選んだ理由は?

ご存知だと思うがトヨタランドクルーザーという車の信頼性だ。

また、78はシンプルカーゴスペースが広く実用的だ。

 そしてもう一つは、トヨタという会社が持つ世界的なネットワークだよ。例えば何処かの国の僻地で車が壊れたとするだろ、そうするとその国の地方のトヨタの販売店に連絡を取ればそこに必要な部品が配達されて、短時間で必要な部品を手に入れる事が可能なんだ。以前はランドローバーがこの体制を執っていたが今はトヨタに変わったのさ、だからトヨタランドクルーザー78が選ばれたんだ。

 なるほど、車の信頼性と部品供給の体制かぁ。

これらの要素が車の冒険旅行に必要な要素(条件)だと分かった。

 ジープが普及するこの国の中で、あるいはイベントスポンサーのランドローバーが大きく振舞う環境の中にあってランドクルーザー78のその価値を認めてアピールするのは特別な事ではないかと思った。

 しかもこの国では販売されていない78を遠方から運んで来るという考え方。目的に会わせて国や場所に捕らわれないその思考と実践の提示こそが今後のオーバーランド、エクスペデッションの方向性と可能性を示唆していると感じた。

 ランクルの持つ可能性、人の知恵とコミュニケーション、これらがあれば地球を車で愉しむ事が出来るという一つの見本であると感じている。

 

過去記事:Expeditions 7

 

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Mormon Lake, AZ

2012年05月21日 | OVERLAND EXPO WEST 2012

 5月18(金)-5月20日(日)においてアリゾナ州のマーモンレイクで開催された風と埃と直射日光の恵みを受けたアウトドアイベントであるオーバーランドエクスポは無事に全日程を終了致しました。会場は標高7000フィート(約2000メートル)の高原で気温は夜は10度以下に日中は25度以下と意外と過ごしやすかったです。

現在、首が、顔が、そしてふくらはぎが真っ赤に日焼けして痛みを伴っています。

嬉しい痛み(笑)

 

 現在はネバダ州の砂漠を移動中、こちらはこの季節既に日中35度を越す暑さ、

もちろん、クーラーなんぞは使い(え)ません。

 

自宅を出発してから5日目(4泊)にして、会場に到着しました。

 

ここまで来るのに2726マイル(4360キロ)を走破、

ロクマルはなんとかOKです。

 

ガソリンも水もかなり消費します。

 

それでは詳細はまた後に...。

 

コメント (5)
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OVERLAND EXPO

2012年01月05日 | OVERLAND EXPO WEST 2012

 今年は積極的に新しい事にに首を突っ込んでみるつもりでいる。

今年取り組む課題の一つはクルマによる冒険旅行(Expedition)の可能性。

(ボロイ、古い)ランドクルーザーに乗っているだけのただのおっさんなんだけど、ランクルをより過酷に楽しく安全に使い込む為に今年はこのイベントに参加する事にした。(???)

 

好き者達のつどい

Overland Expo. 2012

 

 オーバーランドエクスポ 2012、世界最大の自動車とバイクによる冒険旅行者(野朗)のイベント。展示会とトレーニング、ドキュメントフィルムにQ&A, そしてBBQ  場所はアリゾナ州フラッグスタッフの郊外で行われる。

 無事に参加出来ましたらレポートしますので 乞うご期待下さい。

今から、ドキがムネムネーです。

...

5月の事ですが。

 

* 誰かこのイベントに参加される予定の方がおられましたら連絡を下さい。

gupmac@msn.com

 

入れますよ、当地で...。

 

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