Overland Expo が開催されたMormon Lake, Arizona はいったいどんな所?
マーモンレイクの地図
アリゾナ州のフラッグスタッフ(Flagstaff)という街はグランドキャ二オンに一番近い高原の街である。そこは現在アメリカを東西に走るインタースティツ40の中継点の街であり、ルート66が全盛期の頃にはシカゴとロサンゼルスの中継点の街でもあった。
そのフラッグスタッフの街から車で南に一時間(かからない)程走った所にその場所はある。この場所から西方向に少し行った渓谷が有名なセドナという場所。
これがマーモンレイクの全景、地図の×印の所、展望台から西に向かって撮影した風景。
...とても静か、
頬にあたる風は優しい。
昼寝に最高!
開催場所はこの池の対岸、現在は水の量が少ない。標高7000フィート(2000メートル)の高原は涼しい。すぐ隣の渓谷のセドナはこの季節既に30度を超える暑さだが、それに比べるとここは避暑地である。
ここからイベントの開催地〇印まで池を回る様に走る。
イベント会場の入り口にあるヘッドクウォーターとその周辺、空気が乾燥していて直ぐに砂埃が舞い立つ。
池の管理事務所、レストラン、バー、グロッサリーがある。
その横には、子供に人気のホースライデング。
映画館に指定された古い木造の建物、ここでは常時アドベンチャーをテーマにした映像が放映され続けています。
開設されたカフェテリア(食堂)のテントとそのバックヤード。
そしてこの先には、
Bison, バッファロー牧場が隣接しています。
会場内でのスピード制限とその道、埃が舞い立つので散水車が大活躍。
刻まれたタイヤのタレーンを見るのも楽しいです。
会場に準備された人工オフロードコースの一部。
このイベントに参加するのにはイベント期間中に起こったの車の破損、怪我などは全て自己責任です。という書類にサインをしなければなりません。
ここに来ると同じ様な嗜好を持った人が多いのでとても話がし易く、直ぐに溶け合います。
振り返ってみると、話の内容は覚えていても名前が覚えられない。それは名前が難しいから覚えられないのではなくて、マイクとかジョンなど同じ様な名前が多くて覚えられないという弊害だったりして...。(汗)
広いです、奥行きが把握出来ません。
続々と全国から集まる好き者達。
皆さん意外と遠くから来ていますねぇ...。
キャンプ場の草原は、雑草の茂った田んぼの中を走っている様な感覚かな。
ただ、埃が舞うので走行は控えた。
頂いた資料に目を通し、場所をキープします。前後左右の人々から声を掛けられたり掛けたりしてなかなかテントの設営が進みません...。
テントの設営に2時間掛かりました。(汗)
しかし、2時間掛けて設営したテントは翌日にはこのザマ!
風が強く、なんとミニトルネード(竜巻)まで...。
場所によってはテントが30メートルほど空に舞い上がったとか...。
グラスファイバーのポールも2箇所も折れてしまい、結局テントはオジャン!
今夜からは車内箔かぁ、
...
お陰で風も気にならず、逆に良く休めたなぁ。
...以外と会場にはルーフテントが多かったが、風には強かったなぁ!
でも、隣の奥さんは良く眠れた、じゃなくて良く揺れた、と恐怖を語っていたけど...。
標高が高いだけあってシンのしっかりしたメシが食える。(笑)
標高が高いと気圧が弱いので、スナック類はこのザマです。
ダッシュボードに置いたら、パスーッ だって...。
食え!って事か。
100を優に越す敷地内のブースの数
4x4アウトドアに関する様々なレクチャー
リカバリーなどの実演
アトラクション
インストラクションとアドバイス
バイクも沢山です。
彼らはデザートバイクと呼んでいました。
驚く事にほとんどがBMWだな。
95%はBMW
3%がKTM
1%がヤマハ
残りの1%がカワサキ、スズキ、ウラル
ホンダ、ハーレーは見なかったぞ...。
訪れるお客さんの車を観るのも楽しいです。
ゆっくり過ごそうと読書用の本なども持参したが、それは叶わなかった。
普段からゆっくり過ごしていないと別の場所に出向いてもゆっくりと過ごせないものなのだと分かった。
本なども、ゆっくりとした時間があると読まない、忙しくしていると時間の合間に読む。
こういう場所に来ると気付くのだな、自分という存在の性質に...。
関係者が言うに、10年前はアメリカにはルーフテントも、アドベンチャートレラーも存在しなかったんだよ。そして昨年は3000人のイベントだったのに今年はその倍だよ、来年はどうしょうって考えるとちょっと怖いな。
だと、嬉しい嘆きじゃないかい。
確かに、都市の中で行うイベントなら大衆が押し寄せてもビックリしないが、広いアメリカのアリゾナ州のDo!田舎に4x4に乗って人が集まるという事は特殊な事だと感じている。
おそらく車を使って楽しむという事に、多くの人が時間とお金を掛けてもいいという選択を模索し始めた現象かも知れないと感じている。