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東北電、再生エネ送電5割増 新手法で受け入れ拡大

2018年01月29日 20時40分20秒 | 市場動向チェックメモ
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26270830Z20C18A1MM8000/?nf=1

東北電、再生エネ送電5割増 新手法で受け入れ拡大
経済
2018/1/29 19:01

 東北電力は再生可能エネルギーの受け入れを拡大するため、送電手法を見直す。欧州などを参考に経済産業省が採用を促す「コネクト・アンド・マネージ」と呼ばれる新手法を全国で初めて適用する方針を固めた。東北電が今回適用する送電線の増強計画では、容量は現行の最大約1.5倍となる見通しだ。

風力発電は技術の進歩で発電効率が高まっている

 東北電は現在、秋田県や山形県などを通る主要送電線網を新設・増強し、再エネなどの受け入れ拡大を計画している。ただ、北東北で洋上風力発電の計画が相次ぎ、発電事業者からこの送電線への接続希望が増えている。

 現状では受け入れられず無駄になる電力がでてしまうため、東北電はコネクト・アンド・マネージの手法を使う。太陽光や風力発電など再生エネは発電量のピークが異なる。

 季節や天候に応じて送電線を通る電気の量を細かくはじき出し、容量の「空き」をやりくりし、増強に伴う受け入れ容量を約1.5倍の最大450万キロワットに広げる。新たな設備投資をせずに済む。次世代型の対応策として欧州などで普及しつつある。

 政府は再エネの導入拡大を促すが、送電線の容量が限られて送電できないことが問題視されてきた。コネクト・アンド・マネージを使えば投資なしで対応できる。経産省は指針作りを主導し、全国の電力会社に同様の手法の導入を促す。

 東北電が増強する送電線網への接続には再生エネの入札が多く集まる。経産省は30日、今春の入札で水力や地熱、小規模バイオマスについての特別入札枠を全国で初めて設け、調達する再エネの種類を多様化するよう、東北電に要請、東北電も受け入れる方向だ。

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