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18年前のアルバムから聴く歌

2015年01月11日 23時49分41秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
ファンのシンガー篠原美也子の1997年のアルバム“Vivien”より聴く歌は『風の背中』。これまで何回か取り上げた曲なので、お馴染み感はある。毎度、「年末年始歌」として何か語った事が多かったような気がする。この曲自体は、シングルカットもされていて、1997年1月1日のリリースと言う話も何回もしてきたと思う。

年明けたこんな時期に音源聴いたことがあったかなかったか思い出せないが、こうして聴いてみると、今も昔も変わらずな感じで、あの時の歌かと思えるのはあとどれくらいだろう。

「解らないままいつも勝ち負けは決まって行く。駆け抜けた筈のゴール。歓声は聞こえない。追い越して行く人たち、なんて遠い所にいるのだろう。泣かないで今はまだきっと道の途中」(篠原美也子『風の背中』 1997年 より引用)

1997年に負け敗れた事がある。中味は言えないが、そこからしばらく、今から10年くらい前までは、負けてもまあいいかと思えたし、追い越されても良いや、あの前を行く数多の背中に追いつけやしない。それでも良いじゃない何とかなっているし・・・と思い信じ続け、気がつけば道なかばにとらわれて動けなくなっている今がある。
数多の背中と共に行き、追い付け追い越せと言うがっついた順位争いみたいなのにはついては行けず、かと言って、このペースて行くことへの自信を喪失した。
もう8年前になるが、あのつまづいた日。まだまだ間に合い、これから――なんて心のどこかで思っていたし、先へ行こうとする力はあったように思えるが。そんなつまづきから立ち直りは見せたものの歴史は繰り返すので、あの頃に戻った。歳月だけが経過し、もう追い付けぬ数多の背中は見えず追い付けずで、情けねえな自分――と肩を落とす。リタイヤ出来るものやらしたいとさえ思うのは8年前も変わらなかったかも知れないが、それ以上に強く今は思う。

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