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七瀬遙の意外な1面現る

2014年09月01日 01時01分54秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59
深夜アニメ“Free!”の第2期の第9話に相当する回での話をしてみたい。

あの冷静と言うか、日頃、自分の気持ちをあまり表にしない七瀬遙が怒りを露にしたシーンが出てきた。こんな事も人間である以上あり得るか、と思えた瞬間でもあった。

↑松岡凛との会話のシーン。で、この後、

↑いつに無い七瀬遙の怒りのシーンへ。ロッカーの扉を叩いて怒りをあらわにした。こんな七瀬遙は初めて見た。


こんな場面になる前に、大会でのまさかの出来事があった。
試合中での失速の上に立ち止まってしまった。失格になったのか棄権になったのか定かではないが。
事前の大学等の水泳「スカウト」の圧力に耐えきれなかったのか或いは何か違うと思えたのか解らないけれど。

↑試合前日の夢のシーン。「スカウト」や「周囲の自分への期待」と言う見えない圧力が形になったのだろうか?

↑スカウターが七瀬遙を追い詰めるようなシーンを試合前日に夢の中で七瀬遙は観る。

↑試合前日の七瀬遙の夢の中で一番、見えない圧力に耐えきれない事を示すものがあったように思える。

↑試合直前にも見えない圧力に相当するものを七瀬遙は見ている。

↑普段の泳ぎの時には、プールの水は味方の筈がこの時ばかりは敵として襲ってきた。

↑試合途中で立ち尽くす姿。その見上げた先に感じたものは何だったのだろうか?

水泳で将来生きていく――と明確に覚悟に方向を決めた松岡凛が七瀬遙の試合の結果に、怒りをあらわにするのは解らなくもないけれど、七瀬遙はまだこの段階で「自分は水泳で将来を生きていく」と言う希望や意志は示してない。
七瀬遙は、試合と言う勝負には勝ちたいと言う気持ちは確かにある。けれど基本は「泳ぐと言う事が好き」だと言うこと。この回の七瀬遙の台詞にもあったが「水泳タイムの記録樹立」や「将来(スカウト等)」を目的に泳いでいる訳ではないし、そんな話は現段階ではあがっていない以上、松岡凛に対して怒るのは無理はない。
そんな中で、彼にとってはあまり望ましくないような期待を持たれてしまったのと同時に、わずかでも、その期待に応えたいと言う気持ちがぶつかったのかなとも思えた。
それに、松岡凛とのやり取りの中で、今回の試合結果に、不満とか後悔とかは見えなかった。それがもし七瀬遙の本心だとするならば、彼らしい、と思えるし「自分は自分が泳ぎたいから泳ぐ」と言う事が浮き彫りになるかなと勝手に妄想しているが、橘真琴・葉月渚・竜ヶ崎怜とのメドレーの為に泳ぎたいと口にした七瀬遙の言葉が嘘偽りない事が現れてくるかなと妄想している。
寡黙な七瀬遙の苦悩からくる気持ちの現れの1場面として心に残るものがあった。
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