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誰もが待ち望んでいる?

2013年01月06日 22時33分08秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59


深夜アニメ『好きっていいなよ』の最終話のシーンだが、こちらもあっさりワンクールで終わり、拍子抜けではあるけれど、ちゃんと、主人公とその恋人は結ばれて、綺麗に終わり、物語としては悪くないな、と思った。
この作品も『となりの怪物くん』もそうだが、ひとつの恋の始まりが、太陽の光のように広がり、やがてそれを力に主人公とその脇役達も動き始めると言う、かつての深夜アニメ『ハチミツとクローバー』みたいだなと思いつつ、ひとつの恋が成就する連鎖反応で人間模様が豊かになるなんて、こんな学生生活送れたならなぁと思う。しかも、そこまでクラスの中で目立たない諸氏らが集まって、楽しい日々がおくれるなんてあり得ないんだろうが、物語だからあり得る話で“VERY GOOD”な所である。

誰かの輪のなかに溶け込めはしても、協調してその輪を乱さずして生きていけない私には、そんな物語などあり得はしないし、実際の人間関係なんてドロッドロで、物語の様にいかないのは解っている。だからこそ、こうした人間関係が美しく綺麗な話が私は好きである。

好きっていいなよ、もし恋人が出来たら、誰しもが言われたい「好き」と言う2文字。「言ってよ、好きって」なんて、上から目線でなんだよ、な、話で先ず恋なんか始まらねーよ、そんなんじゃと思うけれど、恋愛ものは、有り得ないから、観られる。有り得そうな話ならあんまり見向きされないだろうな、と思うし、なかなか、人生、恋愛物語の様に、出会いなんかあるはずもない。そんな中で、どちらかと言えば、教室のはしっこ属的なマイナーなキャラクターに、恋や友情が芽生える物語が私は好きである。女々しいヘタレソツネイラらしい、一言だと笑われるが、笑われるような感想を抱ける事も大事かなとか思う。

歳始めに、歳末時の最終話の話してよろこんでる私に、明日がないのがよくお解りいただけたと思う。
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