にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

マイルス・デイビス「The Bootleg Series, Vol. 7: That's What Happened 1982-1985」

2023年09月26日 | ジャズ、音楽

先日先生宅で2021年5月以来、2度目の試斬。
刀を扱う技術を学ぶ以上、実際にモノを斬ることは重要である。
斬らないと型の意味が分からないわけで・・
モノ斬りをしない流派もあるそうだが、それでは舞踊と変わらんのでは・・・

巻藁(前日から水に浸けて丸めた畳表)を試斬台に立てたものを斬る。
最初の一太刀目はうまく切れたが、その後がいけない。
踏み込みが甘くて空振りはするは、チョットでも力めば刃筋が狂い、巻藁に引っ掛かり、切り口ザクザク。
一刀両断なら相手も苦しまずに逝けるのに、ひどく残酷なグズグズ斬りという感じ。

前回は虚心坦懐で望めたのか、割と斬れましたが、邪心が入りまくった今回は全然あかん。
巻藁4本斬っただけなのに翌日全身筋肉痛、どれだけ力んでいたのでしょうか?
静かな心持で、刀を振れるようになるのは何時になるのか・・・

マイルスの晩期のブートレグCDはそこそこ持っており、キリが無いし
これ以上は良いかなと思ってたけどお手頃中古価格でポチってしまった。

公式ブートレグって言葉の意味分からないけど、マイルスの音源聴けるならね。
「スターピープル」の時期になるのか、
DISC1&2には1982-1985年までのスタジオ録音未発表音源を、
DISC3には1983年7月7日モントリオール・ジャズ・フェスでのライヴ音源。

DISC1にJ.J.ジョンソン(tb)参加曲が(うち2曲はデュオ)入っている。
トロンボーンの巨匠(当時60歳くらいか)、たまたまスタジオ近辺にいたのか?
マイルスのエレクトリックバンドで違和感なく演奏している、さすが!!

ジョンソンとのセッション以外は目新しいものは無いが演奏内容、音質共に良し!

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細野 晴臣「ホソノハウス」

2023年09月19日 | ジャズ、音楽

1973年発売の細野の初ソロアルバムの50周年記念で、レコードが再発された。
コピーCD音源しかないオラ、まあ買っちゃいますね。

50年前、友人が購入し、オラは即カセットテープに録音させてもらった。
当時は何のこったか分からんオラ、ただセンスの良い友人のお蔭で、本作や大瀧詠一、荒井由実等を
リアルタイムで聴けたことは大きかったような気がします。

歌詞カードや内袋等当は当時のデザインなのかな、重量盤ですね。
針を落とす、CDと大きな違いは感じない。低音が図太いかな。

再発LPのミックスが現代仕様でがっかりしたという話もあるが、本作は良い意味で
従来と変わり映えしていないみたい。

50年経っても楽しめる音楽に感謝!
と、50年聴き続ける自分も偉い!(???)

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マーヴィン・ゲイ「 Let's Get It on」

2023年09月12日 | ジャズ、音楽

ソマリ猫、初めはオラの顔見て”シャー”してたけど、少しずつ慣れてきました。
日々の変化が面白いです。

今まで”適切に飼われていた”のだろうがペットとして人と暮らしたことが無いのか、猫じゃらしに異常に食いつきこちらが飽きる位遊んでやらねばなりません。
TVも見たことが無いようで、突然映った猫見て驚いて走り逃げることも。
もう4歳の経産婦なんだけど、子猫のようです。
好奇心強く、食欲旺盛、いつも尻尾ピ~ンと立ってます。

ジャズメインに聴く以上、ブラックミュージックも当然守備範囲にあるわけで
マービン・ゲイやダニー・ハサウェイ等もボチボチ聴いております。

状態の良いアナログレコードを探しても良かったのですが、
お手軽にコスパの良いCDを購入。

社会性の強い”ホワッツ・ゴーイン・オン”の次作は、エロ唄集の本作(1973年)。
「いったいどうなっているんだい?」と訴えた前作の主張は、
平和でなければ、性愛も愉しめないよという本作につながるのか・・違うかしら?
最上級のシンガーの一人ですね。

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オーディオ同好会 9月

2023年09月05日 | ジャズ、音楽

9/2 恵庭
今回はK氏の励磁システムの試聴中心に、N氏製作の管球パワーアンプ3種聴き比べ。
お手製のパワーアンプ3台も持ち込んでくれたのですが、そのうち1台は40Kg越え!!
奥方に自分で動かせないアンプは作るなと言われたそうだが・・・
一番出力の小さい3極管アンプに味わいを感じました。

前回、不調だったアルテックA5励磁型(サブウーハーはパーマネントマグネット)マルチ4ウェイシステム。
新チャンネルデバイダーも届き、整ったとのこと。
古めのジャズを得意とするA5がハイスピード、ワイドレンジになり音源の時代を選ばない。
「押しの強いA5の高音ドライバーが押し出しばかりでなく、引き際も良い感じ端正に鳴ってる感じ。」と前回評したが押し出しが少し強くなった感じ。

K氏、最近ネットワークオーディオに嵌まっているそう
「音源をパソコンでアップサンプリング処理して・・」
(元は44.1kHzの信号をいじる理屈理解してません・・)
出てきた音は、元信号と比べると、少し空間が広がり音のエッジが立ったような・・
オラには元信号の音のかたまり感も悪く無いような、
差ではなく微妙な言われてみなければ気付かない程度の違い。
パソコンの演算が追い付かず音が途切れることもあるみたい。

今まで聴いたシステムの中でも、最高位と思えるここの励磁システムですが、
音源によって調整が必要なのかな。
アップサンプリングしたデジタル音源で調整後、アナログレコードに替えるとカリカリした感じ。
マルチシステムは難しい・・

レコードに入った程度の音楽情報を楽しむのなら我が家程度のシステムで
箱庭的に楽しむのが幸せなのかもしれません。

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