にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

マレウレウとOKI

2020年09月29日 | ジャズ、音楽


9/27にアイヌの弦楽器トンコリ奏者OKIが出演するというので、アイヌ文化のイベントに行ってみた。
前半1時間以上北大の歴史の先生の基調講演、半分は寝てしまったが後半は意識を取り戻した。
ニュージーランドでは、マオリ時代~植民地時代~共生の現代という見方でくくっている。
アイヌの歴史も「征服民の和人からではなく、アイヌ人から見たアイヌの歴史構築が必要だ」という趣旨と受け取った。
伝承神話に基づく歴史構築の試みもあるという・・・ちょ!待った。
学問的な歴史って、違うと思うのですが・・
民族の神話的歴史感はあっていいと思うけど、そこからクールに事実を抽出するのが歴史学では?

う~ん、虫を駆除するように原住民を殺しまくった西欧が贖罪なのか、今になって先住民族を持ち上げて
いるのが世界のトレンドで、日本もそれを真似しているように思える。
文化、民俗の保存・伝承は大切だけど、征服者側が今までやってきたことが何も総括されないまま
観光イベント施設として「ウポポイ」ができたたことを騒いでいるような気がします。

アイヌボーカルグループ”マレウレウ”とOKIはさすがにプロミュージシャンだけあって、
ジジババだらけの観衆相手に熱演しておりました。
ただ、普遍的なポップとしておらに迫ってきたかと言うと・・・
珍しいアイヌの音楽を聴かせていただいた位かな・・

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道南旅行

2020年09月25日 | 日々のこと

「あんた道南に行きたいって言ってたわよね。GoToで割安の宿とれたから行くわよ。」と
いきなり嫁に言われ、9/22~23道南方面に行ってきました。

おらが行きたかったのは江差、松前なんですけど、宿は恵山!
松前からメチャ遠いのですが、そこは文句をイッテハイケナイ・・

5:30に出発、余市まで高速、倶知安、黒松内、長万部、八雲を経て江差に10時前に到着。
お目当ての開陽丸資料館、なかなか見ごたえありました。
再現された当時の世界最新鋭艦の大きさに驚くが、メンテ設備が無いばかりに舵が壊れたままで
結局嵐で海の藻屑となってしまい、蝦夷共和国は儚い夢となる。
もう少し旧幕軍が制海権を握って時間稼ぎできれば状況も変わったかもしれない・・
お昼は、当然の鰊そば。(嫁は冷やしタヌキ、旅情というものは無いのか?)

松前。遠目から復元天守が見えるが、小さくてしょぼい感じが・・
でも搦手二ノ門方面から登ると、なかなかの迫力。
軍事要塞としてちゃんと縄張りされたことを実感します。(土方歳三に簡単に落とされたけど・・)
海方面の構えが浅いように感じたけど、城の山側を散策してこの城の正体がわかります。
庭園も神社仏閣もすべて城域として想定されていたのではないかい?

アイヌをぼった食った松前藩は好きじゃないけど、貴重な史跡であることは間違いない・・


江差、松前と目当ての地をクリアした後、宿にむかう・・目指すは恵山!
これがホントに遠い。松前から函館の間は何にも見どころ無いし(地域の人ゴメン)、函館は走り辛いし、
山の中で豪雨に見舞われるし、3時間以上かけて恵山の麓の一軒宿にたどり着く。

アワビステーキ、牛皮ヒレステーキ、タラバ蟹の天ぷら、キンキだの豪華食材が出てくる。
大食堂でおばさんが給仕してくれるのだが、どうもありがたみが少ない。
ビールもサワーもセルフの800円飲み放題というのも、格安庶民過ぎる。
まあ店の”高級感”にありがたみを感じない人だし、
セルフで白飯盛ってきてステーキ丼にして食ったのが一番旨かったし・・

帰りは鹿部、八雲(ハーベスタ八雲でチキン食った。)、豊浦、中山峠(揚げ芋はパス)を経て帰宅。

1泊2日の強行ツアー、フィアット500で運転は楽な車ですけど、こういう長距離は最後かな~

 

 

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ソニカ 再会!?

2020年09月18日 | 

最近はゲイリー・ピーコックばかり聴いています。
9/30はカレー屋五〇堂さんで追悼特集やるそうです。

ある病院の駐車場で左隣に止まっていた車に何かを感じた。
おお、ダイハツソニカ、乗っていたのと同じ色、同じナンバー?!
5年前にドナドナされたおらのソニカではないか!

擦り傷、当て傷が多く少しやつれた(?)感じだが、まだ走っていたのか。
枯葉マークが付いている。高齢のオーナーか。
よく見ると運転席にメモが貼ってある。
「エンジンをかけるときはブレーキペダルを踏んでセルを回すこと。」と書いてある。
う~ん、これ以外にエンジンをかける方法は無いと思う・・
それを標記しなければならいないというのは・・
ソニカよお前も苦労しているのだな・・最後までお年寄りの役に立っているとも言えるけど。

捨てた女(そんな経験は無いけど)を道で見かけてしまったような、懐かしいような微妙な
気持ちになりますね。

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ゲイリー・ピーコック逝去

2020年09月10日 | ジャズ、音楽

ゲイリー・ピーコックが9/4に亡くなった。享年85歳。
ジャズマンの死には慣れていて、イイお歳であったとは言え、けっこう悲しいです。

一番好きなベーシスト。
生で観られなかったのが悔やまれる。

先日も二つ目のリーダー作「ヴォイセズ」に浸ってた。
菊地雅章、村上寛、富樫雅彦という日本勢とやることで湧き出る”幽玄”な感じ。
失意の中で訪れた日本で彼は何かを得たのでしょうかね?

しばらくはピーコック参加作品ばかり聴くことになりそうです。

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グレン・ムーア「Mokave 2」

2020年09月02日 | ジャズ、音楽

居合のお仲間と今年は長野方面(松本城、真田氏ゆかりの地巡り)の旅を計画しておりましたが
コロナ禍のため中止。
真田昌幸が秀吉から貰った三原刀を見たかった~


グレン・ムーア(b)、ラリー・カルシュ(p)、グレン・ベレッツ(per)、

先週のカレー屋五〇堂のジャズ営業時にかかったレコードが気に入り、CDは送料込みで500円位だったので
アマゾンポッチ。

「ムーアってどういう人でしたっけ?」
「オレゴンのベースだよ~」とカレー屋の隣席の人が教えてくれた。
そうかあ、オレゴンてスーパーバンドだったのですね・・・だけどちゃんと聴いていない・・

メンバー3人の苗字からとったアルバムタイトル、なので誰のリーダー作というものではないのだろうが
やっぱりムーアの存在感が大きいような。

ベースとパーカッションの音が気持ち良さが決め手。
内容はそこそこでも”音”で買ってしまうのってありますよね。

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