9/27にアイヌの弦楽器トンコリ奏者OKIが出演するというので、アイヌ文化のイベントに行ってみた。
前半1時間以上北大の歴史の先生の基調講演、半分は寝てしまったが後半は意識を取り戻した。
ニュージーランドでは、マオリ時代~植民地時代~共生の現代という見方でくくっている。
アイヌの歴史も「征服民の和人からではなく、アイヌ人から見たアイヌの歴史構築が必要だ」という趣旨と受け取った。
伝承神話に基づく歴史構築の試みもあるという・・・ちょ!待った。
学問的な歴史って、違うと思うのですが・・
民族の神話的歴史感はあっていいと思うけど、そこからクールに事実を抽出するのが歴史学では?
う~ん、虫を駆除するように原住民を殺しまくった西欧が贖罪なのか、今になって先住民族を持ち上げて
いるのが世界のトレンドで、日本もそれを真似しているように思える。
文化、民俗の保存・伝承は大切だけど、征服者側が今までやってきたことが何も総括されないまま
観光イベント施設として「ウポポイ」ができたたことを騒いでいるような気がします。
アイヌボーカルグループ”マレウレウ”とOKIはさすがにプロミュージシャンだけあって、
ジジババだらけの観衆相手に熱演しておりました。
ただ、普遍的なポップとしておらに迫ってきたかと言うと・・・
珍しいアイヌの音楽を聴かせていただいた位かな・・