にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

ポール・ブレイ「フット・ルース」

2023年02月27日 | ジャズ、音楽

1962年、スティーブ・スワロウ(b)、ピート・ラ・ロッカ(ds)。
ポール・ブレイは好きなピアニストの筆頭格。
にも拘らず、本作は手を出しそびれていた。
地味なサボイレーベルで、ブレイもまだ羽化していない時期かと思ってた。
どうしてもっと早く聴かなかったのか、完全に羽化して鱗粉まき散らして羽ばたいているではないか!
ドラムのロッカの躍動感も素晴らしい。(名手だけど、さっさと弁護士になってしまったのね。)

久々に訪れた中古レコード店「ディスク・エバンス」で日本盤を購入。
盤質が良く、ドラムの音が弾み、ベースもむっちりして気持ち良い。
試しにカートリッジを替えてみる。
オルトフォン「オメガ」からシュアー「ホワイトラベル」に。
品が良くなった?バランスよく悪くは無いが音楽の濃度が薄まった感じ、ドラムの迫力も減った。
オーディオテクニカ「AT120Ea」に。
更に平板に・・16年前に購入し使い倒した針、比べるのは可哀想か。
まだ音がそれなりに出るだけでも・・・

シュアー「ホワイトラベル」は上品なシュアー(44Gを下品だと思ってます。)で良いかと思ってたけど、
結局つまらない音だったのかしら。シュアーらしからぬシュアーを買う位ならテクニカでも買っとけば・・

オルトフォン「オメガ」に戻す。
高性能な音ではないけど、ツボを熟知した老舗の技、”美味しい音”とでも言いましょうか。
格安だけど、「これでいいのだ!!」と言わせる音色ですね。
当面主力カートリッジですね。

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CAN「Soon Over Babaluma」

2023年02月21日 | ジャズ、音楽

エレベーターに乗った時、モニターに映った自分の頭頂部を見て愕然となった。
しっかり肌色なのだ!!近頃寒気が沁みるようになり、薄々気が付いていた。
しかしこれ程とは、「禿げとるやないけっ!!」
フットボールアワー岩尾状態であることを何故告げなかったと嫁に詰問したところ、
「薄くなったねえ~と言ってたっしょ。でもそれ以上のことは・・もう65歳だし気にするんでない。」
帽子被ろうかな~・・・・シクシク


2/12のカレー屋五〇堂さんのロック喫茶営業日で聴いて、即ポッチしたドイツのCAN作品。
ぼちぼち帰ろかなーと思ってたら、店主がわざわざオラに近寄り「この後CANかけますよ~」と一言。
オラのツボを知っているのか?聴いたらイチコロでした。
CANについては、存在は知っていたけど、あまり聞いたことが無かったが、オリジナル盤の音の良さも相まって
引きずり込まれました。
アメリカロックとは全く違う、硬質で構造的(?)なドイツぽい仕上がり。
ネットでは「エスノ色が強くなった作品」とあったが、オラにはバイオリンを活用した欧風パキパキに聴こえる。

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「At Music Inn」MJQとロリンズ

2023年02月14日 | ジャズ、音楽

レブロン・ジェームスがNBAの歴代通算得点記録を更新した。
凄いことなんだな~と思ってたら、ちょ、待てよ!
オラ、レブロン観たことあるぜよ!

2006年8月20日、FIBAワールドバスケ、USAvsCHINA戦、札幌きたえーる
アメリカはドリームチームで皆上手(なんだ?この表現)で
クソ素人では動き早過ぎて選手の区別がつかず、レブロンも突出していなかったように。
むしろ孤軍奮闘する中国の姚 明の姿が印象に残ってます。

古レコード店「アニマルズ」で購入した、LP国内盤。
6曲のうち4曲がロリンズ参加、5~6曲はテディ・エドワーズとの共演。

このロリンズとのセッションは「モダン・ジャズ・カルテット・ウィズ・ソニー・ロリンズ」に
2曲収録され、分散発売されたようです。(まとめたCDもあるみたい。)
ばら売りの意味わからんけど、兎に角どの曲も良いです!!
絶頂期のロリンズを捉えており、盛り上がったライブ盤は「サキコロ」より勢いを感じる位です。

MJQはジャズ聴き始めた頃は”お高くとまったいけてないジャズ”だと思ってしまいましたが、
”戦略的コスプレ変態バンド”で、ある意味サン・ラの仲間だという説を知ってから俄然好きになりました。
誰かが、MJQとウェザーリポートは似たようなことしていると言ってた。
そういう見方もあるのね。

ロリンズやMJQはジャズ界では当たり前のビッグネームですけど、やっぱ揺るぎない、”よきもの”ですね。

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山下達郎 札幌ライブ

2023年02月08日 | ジャズ、音楽

2/7 札幌文化芸術劇場

昨年7月の予定にされていたが達郎がコロナ感染したため順延された札幌公演。
西11丁目の勤め先から、徒歩で雪まつり会場を通って会場に向かう。
雪まつりをちゃんと見るのは何年振りだろうか。
大通公園そばに勤めていますが・・地元札幌市民はあまり見に行かないものなのです。
オラは市民雪像づくりに2回参加したこともあるのですが・・・

会場は満員。
席は今回もくじ運が悪く2階後方。
まあでも遠いけど全体を俯瞰でき、出入りしやすい端。

「スパークル」から始まる。
達郎の声がバンドの音に埋もれて聞こえる。
今日はこのサウンドバランスなのかなと思ったが、曲が進むうちに声が明瞭になってくる。
真冬の札幌、達郎といえどもウォームアップが必要だったのね。
聴く方の耳ウォームアップもあるし・・・

暖まったら、そこからは全開。
バンドメンバーは達郎がアカペラ歌っている間に休憩してるけど、
座長達郎はほぼ3時間ステージに出っぱなし。
曲はお馴染みものばかり、アルバムと同質の演奏を難なくこなすバンドにも驚き。

歌唱、演奏、構成、すべて完璧のライブ。
70歳のジジイ?モンスターですね。
アンコールで、21歳の時に作った曲を今も歌えることは幸せなことだと言って「パレード」を。
50年経っても色褪せない素晴らしさ。

今年は初期作品をアナログ盤で再発するそう、う~ん買ってしまうだろうなあ・・

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寺内タケシ「メロー・フィーリング」

2023年02月07日 | ジャズ、音楽

オラは心臓手術受けたことで身体障害認定され、医療費は自己負担割合1割で済む。
しかし、札幌市から65歳以降もこの恩恵を受けたければ、
後期高齢者医療制度に入るようにという文書が届いた。
え゛っ?! なんでオラが”後期高齢者”??
体不自由な人は”後期高齢者”扱いになる制度らしい。

オラはそれ程不自由なく会社勤めを続けていて、健保加入しており、こちらの方が保険料負担は
少ないらしい。(嫁は単独で国保加入しなければならないみたいだし。)

オラはかつては役所にいたこともあり、今は保険代理店で労災の上乗せ補償とか企業の賠償責任保険等が中心で、法律や制度に関わる経歴が長いけど、自分自身を取り巻く制度は分からないことばかりです。

 

新琴似の北郵便局近くに古レコード屋があるのを知り、近所だし行ってみました。
う~ん、こげな所でレコード売って大丈夫か?と思うが、古レコード屋はどこでやっても・・
「ものあつめ」というお店、CDも若干あるがレコードメイン。
ロック、ポップス中心、ジャズは少なめ。
オラの触手が伸びたのは、寺内タケシのソロ作品、500円だったし。

スターダストから始まる名曲の数々。
理屈抜きにええなあ~

この人はもっともっと深掘りすべき”グレートギタリスト”かもしれませんね。
細野晴臣が”外国から見た東洋の音楽”を演じたのとは違い、寺内はエレキギターを
自分のモノにして”東洋の独自スタイル”を発信した点で創造力に優るかと。
(細野と優劣付ける必要ないけど・・・)

あっ!今晩は山下達郎ライブです!!

 

 

 

 

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