にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

「北海道ぷろぐれ絵巻vol.2」

2018年07月30日 | ジャズ、音楽

7/28 D-bop

 

プログレって何なのか、実のところよく分かってません。
ピンクフロイドやキングクリムゾンはそうで、ザッパは違うの?
実験的、前衛的ならザッパの方が・・・?

・流転想思(るてんそうし)
 Moriken ギター
 大﨑健太 ベース
 伊藤勝大 ドラムス

・F.H.C.
 かさいあつし チャップマンスティック
 留美 鍵盤
 春名泰司 ドラムス

・canada
 及川量裕 ギター
 北川勇介 ギター
 坪田佳之 チューバ
 渋谷徹 ドラムス

どれも個性的な3バンド、中でもツインギターと強力なドラムの陰でチューバが奮闘するcanada。
編成だけでも変態、面白かったです!!
(2~3管フロントのスタンダードやるような普通のジャズにおらはもう興味が無いのかな・・)

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エクリプス TD512

2018年07月23日 | オーディオ

先日、オーディオ同好会で富士通のスピーカー、エクリプス TD512を聴きました。
会報を転載します。

 

『今回はK氏の富士通 エクリプス TD512。
タイムドメイン理論に基づき作られた、フルレンジユニット1本を特殊な円形筐体に仕込んだスピーカー。
この理論、私では理解しきれないのですが、スピーカーユニットの正面から出る音以外は、時間がずれた良くない音なので
それを如何に押えるかに注力したことらしい。
そのために、
 ・ネットワークが入らないフルレンジ1発。
 ・『正確にコーン紙を動かすためには基準静止点となる磁気回路が動いてはなりません。従来方式では磁気回路はフレーム
  を介してスピーカーボックスのパネルに固定されております。しかしボックスやフレームは常に振動していますので
  静止点とは言えません。それを基準とするコーン紙からの音はピュアーではありません。』ということで、ユニット後部
  に仮想グランドを設置。
 ・箱の固有振動が少ない円筒形や球形エンクロジャー。等を採用したらしい。

期待が膨らむ中、音出し。
重低音は望めないが、しっかりした低域、高域の伸びてる。
小口径(12cm)でもこの会場で不足なし・・・
でも小口径フルレンジユーザーとしてこの程度鳴るのは当たり前。
植木DAC、植木プリ、クラウンD75改を通している割に、音の分離が悪い。
フルレンジならではの定位の良さが感じられない・・・
ケプラー繊維振動板の重さのせい?
低音がもたついているのではと、後部のバスレフ穴にタオルを(雑巾ではありません・・)貼り付けたり・・


ここで植木氏の新作パワーアンプ(ツインモノラル構成、片チャンネル100W?)が登場。
ようやくボーカルとギターがくっきりして、音楽に躍動感が出る。
そしてまたしても登場、レイオーディオの信号ケーブル。
アンプ替えた以上とも思える変化が、すべての情報がはっきりとする。
こうなると、なかなか良いスピーカーかと・・・
以後は音楽を愉しめる状態になったのですが、でもこれはめんどくさいスピーカーですね。
ここまでの機器を繋がないとまともに鳴らないし・・・
セッテイングでも場所取るし(30cmウーハーのスピーカーとそう変わらん。)
それにタイムドメイン方式の良さがわからない・・
ただの鳴りっぷりのいいフルレンジシステム?』

かなりいいスピーカーと思いましたが、自宅に戻り、フォステクスFE103スパイラルホーンを聴いてみると 
こっちの方が軽やかで分離が良いような。チープなアンプでもちゃんと鳴るし、セッティングも楽だし。
作る手間はかかったけど、コストも安い。
エクリプス8cm版もあり、そちらの振動板はケプラーではないので、もっと軽やかに動くのかも・・
せっかく凝った筐体のメリットが感じられなかった・・・

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ジョン・マクラフリン「EXTRAPOLATION」

2018年07月20日 | ジャズ、音楽

愛車のルノールーテシアは4速ATなんですが、ローギア設定なのか、なかなかシフトアップしない。
引っ張りすぎで燃費も良くないみたいなので、マニュアルモードというのですか、手動でシフトアップしております。
発進した途端に2速に入れ、時速30km超えて3速、45kmあたりで4速に。
停止時もシフトダウンしてエンジンブレーキを使っております。キーキー鳴き出したブレーキ音もこれで収まります。
走る、止まるをアクティブにやっている感じがし、鈍重な出足も少しキビキビした感じ・・・
(トラブルは起きていません、今のところ・・)

先月のカレー屋五○堂のイギリスジャズ特集。
そこで聴いたマクラフリンの初リーダーアルバム(オリジナルLP)をアマゾンでCDでゲット。
ショーター、ハンコック等のマイルス卒業生達はおらにとって主力選手なんですが、一人大物ギタリストをスルーしていた。

イギリスのジャズって、演奏技術は高いけど黒人的ノリを敢えて排除し、島国的に先鋭化した感じ・・・
ジョン・サーマン(baritone sax=bs,ss),ブライアン・オッジス(ac-b),トニー・オックスレイ(ds)という顔ぶれの本作も
尖った感じ。
音色なんでしょうか、永遠にフレッシュな感じ。
マイルスに抜擢されおお化けする人もいたけど、マクラフリンは最初からマクラフリンだったみたい。

マハヴィシュヌ、、シャクティもある・・お宝ザクザク!!

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Live at Hall Egg Farm Live

2018年07月17日 | ジャズ、音楽

サッカーとテニスで夜更かしが続いた。祭りの後・・・


先日の大友ライブ会場で購入したCD。
ロジャー・ターナー、佐藤允彦、大友良英

ロジャーのパーカッションソロに始まり、10数分して大友登場(ここは何度聴いてもゾクゾクします!)。
ノイズギターだけど、硬質で張り詰めた感じが半端ない・・・
そして佐藤が参戦。
60分1本勝負だけど、緩急動静が入り混じり全く飽きずに聴き通せる。
約束ごとが、無いようでいて、大きなうねりがあり、相手の出方をよく見ながら、瞬時に技を返すような、
このやり取りがタマランです。
音も良し!

やっぱり、大友はこうではなくては!
2管フロントのジャズなんてやる意味が・・・
テーマやってソロまわしてというジャズフォーマットを敢えてやっているのだろうけど・・

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レインスピーカー

2018年07月10日 | オーディオ

仕事の関係で岩見沢の赤間板金という屋根板金工事業の会社が技術を活かして
スピーカーを作っていることを知り、聞かせてもらいに行った。(面識も無いのに押し掛けた・・)

円筒形の両側に小口径のフルレンジユニットを配した形。
このタイプは音場がふわっと広がり、癒し系(おらの嫌いな言葉のひとつ・・”ふれあい”とか"絆”も・・)というか、
なんだかぼやっとした音のイメージが有りメインにはどうなんだろう?というイメージがあった。

先ずは音を聞かせてもらう。
マイルス・デイビス、ビートルズ、ジョン・スコーフィールド、キップ・ハンラハン、フランク・ザッパ等
おらの聴き慣れた持込みCDを片っ端からかけまくる。

低域も不足感無く、高域もシンバルがきれる。
小編成のアコースティックギターあたりが得意なんだろうけどジャンルを選ばない。
ごちゃごちゃしたザッパも、細かい部分まで聞き分けられる。

不思議なのは、けっこう大音量でも赤間社長と会話できること。
普通のスピーカーと大きく違うのがここか。
音が飛んで来ず、スピーカー周辺の空間にステージが有り演奏者が存在している。
充分迫力が有り、何をやっているのかよくわかるのだが
耳をつんざく様なきつさが全く無い、聴き疲れしない。

円筒の中は、3層構造で段階的なバスレフ構造になっている。
どういう構造理論かわからないが、好きなビートルズでとことん音決めしたとのこと。
これが一番信用できることかもしれませんね。
「好きな音楽を良い音で聴きたい」という基本がないオーディオには意味が無い・・

序盤で機械の品評というのを忘れ、次から次へと音楽を聴きたくなりました
このシステムがあれば幸せな音楽生活を得られると思います。

レインスピーカーhttps://www.rain-speaker.com/

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大友良英ニュージャズクインテット

2018年07月02日 | ジャズ、音楽

6/30 くう

大友良英(g) 類家心平(tp) 今込 治(tb) 水谷浩章(b) 芳垣安洋(ds)

久々の「くう」は大友バンド。(昨年の大友祭りからもう1年か・・)

チャーリー・ヘイデンの「チェ・ゲバラに捧げる歌」から始まりショーター、ドルフィ等、選曲はツボ。
曲のテーマ後のソロ回し、大友ノイズギターはいつもどおり切れ味が良い(ノイズギターを”いつもどおり”と表現していいのか・・)のだが、フロント陣にどうも心踊らない。
類家トランペットに期待していたのだが、火が付かない・・・
大友以外は”真っ当なジャズ”をやらせれば相当なメンバーなんだろが・・・

これなら、ターンテーブルソロとかインプロ系の人とかフリー系のサックスでもいた方が・・・

たまたま隣に座ったフリーの大家JOE氏に疑問をぶつけたら
「これは大友氏がジャズをやるというバンドフォーマットを楽しむものである。邪心を抱かずに素直に聞くべし。」と
言ったかどうか・・

「ノイズとジャズの微妙なブレンドをお楽しみ下さい」ということか・・・

ある意味今回も”何なんだ?!”という気持ちにさせられた、やっぱ大友の音楽か・・・

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