にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

フレンドリー/リー・オスカー&古澤良治郎 ライヴ・イン・ジャパン

2018年05月31日 | ジャズ、音楽

5/30はカレー屋五〇堂のジャズ喫茶の日。
今月は「べたな超定番を改めて聴く」。
店主に「今日は来ないかと思ってた~、べたなのばかりですよ~」と言われた。
どれだけ変態ジャズマニアと思われているのでしょうか?
拙ブログ読者の皆様ならお分かりのとおり、おらは基本的にはスイングジャーナルの評価を鵜呑みにし、
ビンボなのでできるだけ外れないようにして、音楽のコスパを追求してきた男です。
基本は醤油味で、たまに刺激を求めて辛みそ味に手を出しているだけです。
ピーターソンやポール・デスモンドだって好物です。
(でもクール・ストラッティンやケリー・ブルーはちょっと・・)

定番が365枚あれば、毎日が天国・・・?
ここのレコードはオリジナルとかお宝盤ばかりなので、旧知の定番も一味違って聴こえます。

 

白石のサイクルレコードにてゲットのLP。

Lee Oscar:harmonica
古澤良治郎:drums
高橋知己:saxophone
大口純一郎:piano,e.piano
佐山雅弘:keyboards,synthesizer
廣木光一:guitar
大出元信:guitar
川端民生:bass
ペッカー:percussion
1982年3月24日六本木Pit Inn

”ね”のライブで古澤の良さがようやく分かりかけたら、直ぐ亡くなってしまった。
単なるドラマーには留まらない、ユーモラスでほのぼのとした音楽世界を見せてくれた。
発表時には、ゆるいコマーシャルなものとスルーしていたが、日本の精鋭達、今聴いても
素晴らしい。
イキミの無さが、古澤とリー・オスカーの共通点なんだろうか。

レコード物色中、店内に沢田研二のベスト集が流れていた。
どの曲もいいですねぇ、昭和歌謡の頂点ですね。

コメント (3)
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フィアットパンダ

2018年05月22日 | 

嫁の愛車フィアット500がもう3年で車検。

代車がなんと、まだ走行8000km位のフィアットパンダ。

エンジンが500と同じツインエアー(875ccの2気筒ターボ)
ミッションもデュアロジック(クラッチでつなぐオートマ?)、違いがあるのか?
パンダは5ドアで車重1070kg、500は2ドアで1010kg。

座ってみると、腰高に感じる500より低めに落ち着いた感じ。
運転席からの見切りがよく、初めてだけどとても運転しやすい。
やんちゃなエンジンも、若干重いせいか滑らかにシフトアップしていく。
同じホイールベース(230cm)だけど、500の少しピョコピョコするのが無い。
このテイストで5ドアの使い勝手の良さなら、パンダにするべきだったのでは?

「でも、何か面白くないんだよね。」と嫁。
500のやる時はやるぞ!というのがパンダには薄いのか?(その分落ち着いてる?)

デザインを優先し敢えて小さくまとめた500、同じ土台で5ドアに空間を確保したパンダ。
ドアは500の方が厚い、パンダはロードノイズが若干高く、重量軽減のせいか密度が薄く感じる。

パンダだけ乗っていれば別に不満も感じないと思いますが、
ツインエアーというへんてこエンジンを楽しむならやっぱり500かな。

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財布、久米島

2018年05月18日 | 日々のこと

昨日仕事中に知らない番号から携帯電話に着信。
出てみると西署八軒交番で落し物の財布が届いていると言う。
どうせ金は抜かれていると思ったが仕事帰りに出頭した。

5/5に某スーパーで店員が発見し、店から今日になって届いたという。(確かに5/5にこの店に行った。)
おらは5/6にドンキホーテで落としたと思い込んでいたが、実際には既に前日にロストしていた。
既に無かったことに気付かず、持ってもいない財布を5/6に落としたという思い込み・・愕然、オジイチャンですね。

「私は5/6に落としたと・・・ええっ!中身が手付かず~」
「いやいや、旦那さん5/5に某スーパーで店員が拾ったんですよ。」
「はあ、そうですか・・」
現金が戻ったことの喜びよりも、5/5に既に落としていたことに気付かなかった自分に呆然キョトン・・・
年取った証拠か・・・自分の老いを実感・・
これからこういう自分と付き合うのか・・はぁ~


恒例となった沖縄ツアー、今年は6/2~6/5に久米島に行きます。
梅雨の時期で天気は気になりますが、行きますのだ。

沖縄本島も良いのだが、やはりあの密度、車の多さがねえ。
”のんびりした南の島”に行ったはずなのに、那覇近辺の窮屈さは北海道の人間にはきついです。
やっぱ、離島がいいですね。
今回はあまり走り回らずに、シュノーケリング(できるのか?)や蛍観察等を楽しもうかと・・

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テリエ・リピダル「オデッセイ」

2018年05月16日 | ジャズ、音楽

フォノカートリッジ、シュアー「WHITELABEL」を価格の安いサウンドハウスに発注しました。
サウンドハウスの他のシュアーカートリッジは売切れていました。
ビンボ人のおらですら買うのだから、世間の人も買うのですな。
シュアーの中で特異な「WHITELABEL」がかろうじて残っていたみたい。


いただきものの音源ですが、テリエ・リピダルいたく気に入っております。
バリバリのロックギターだと思うのですが、それにジャズを混ぜて、ECM味を付けると
冷涼で幽玄な作品に仕上がるという不思議。
トロンボーンがとても効いている。

ECM作品はプロデューサー、マンフレッド・アイヒャーの作品でもあるわけですが、
アイヒャーの支配がまだ薄くて奏者とせめぎ合っている初期作品が面白いと思います。
(支配が強過ぎると、どれもこれも同じに聴こえてしまう時もある・・)

アート・アンサンブル・オブ・シカゴ、ドン・チェリー、ジスモンチ達も
アイヒャーにかかると、水で晒して、冷蔵して、ガラスの器に盛り付け、モノトーンで小洒落た店
で出されて、えぐみまでもが爽やかに感じてしまう灰汁の強かった山菜みたいになっちまう。
(この例え伝わります??)
普段の姿ではないかもしれないけど、本人でも気付いていなかった音楽家の”芯の部分”や”新たな魅力”が
発見されることも。

ECMレーベルの良さが結実した作品ではないかと思います。

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シュアー生産終了

2018年05月11日 | オーディオ

シュアー社がフォノカートリッジの生産終了を発表した。
リーズナブルな商品を提供しているめぼしいメーカーはオルトフォン、オーディオテクニカ、デノン、ナガオカくらいか・・

振り返れば、M75、M95HE、タイプⅣ、M44Gを使ったことがある。
遠い昔の記憶ですが
 M75はヤマハのプレーヤーに付属していたモノだと思う。
 当時愛用のエラックの355と比べて、やっぱりアメリカンやな~。(今使うと、良い味出すかも・・)
 すっきりバランスのよいM95HE。
 絶大な支持を受けるタイプⅢより現代的な音がするタイプⅣの方を好んだが、子供にカンチレバーを折られてしまった・・・
 人気のM44Gは抜群のコスパで鳴りっぷりはいいけど荒くて、シンバルが厚ぼったく聴こえるのがどうも・・・

現用はオーディオ・テクニカのカートリッジAT120a。(購入記事は2007/3/26参照)
それ程アナログ聴いていないけど、11年選手、ナガオカかJICOを候補にしていた。
生産終了となるとシュアーのものを1個買っておくか・・

M92E、SC35C等があるがこれにしようかと、
「WHITELABEL」


シェル一体型で、剛性の高そうなセラミックボディ、ボディ直出しのリード線(接点少ない?)等で
粗っぽさがとれて質感が増したM44Gみたいな?

財布紛失の衝撃からまだ立ち直れず、心は喪に服したままだけどお買物しようかと・・・

コメント (2)
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連休終了・・・

2018年05月07日 | 日々のこと

5/2 40cm程の高低差の土手を飛び降りたら、腰にギュワ~ンと捩れた様な傷みが。
    今日に至るまで、車の乗り降り、寝返りに支障をきたす状態。

5/3~4 ひたすらおとなしくTVを観たり音楽聴いたり・・

5/5 S氏の爆音鉄工場で、音楽鑑賞会!
   腰は痛くても音楽は楽しめる。 
   電源方面を改良したとのことで、音が安定し、小音量もクリーンな感じ。
   ビル・エバンストリオの「枯葉」を爆音で聴くと、3人がどれだけ凄いやり取りをしていたかを再確認。
   コルトレーンの「オレ」がダブルベースであったことを認識、というか本作があまたあるトレーンの作品の中でも
   トップクラスじゃないか!!
   今頃気付く・・

5/6 嫁と八軒のカレー屋「エスパーイトウ」でパリパリチキンと野菜のカレーを食す。うまし。
  コーチャンフォー、ドンキホーテと地元店巡り。
  夜10時に日中着ていたジャンパーを片付ようとしたら、ポケットに入っているはずの財布が無い!
  慌てて家中、車周りを探すが見当たらない。
  落としたとすればドンキだが、10時過ぎると電話が通じない。
  店舗に行き、スタッフに尋ねるが落し物の届出は無かった。

      警察、クレジット会社に盗難届出。

  現金+金券で2万円位、面倒なのは免許証も入ってたこと。
  経済的、心理的ダメージ大・・・

5/7 半休とって、免許証再交付手続、4,000円位かかるのか・・・

今日はコルトレーンを聴こう・・・・

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キップ・ハンラハン「クレッセント・ムーン」

2018年05月01日 | ジャズ、音楽

新川の桜並木のそばに暮らしておりますが、なんだかな~

4/28は「さっぽろ未来ジャズ」を観てきました。
朝から晩まで1日中ジャズを楽しめるイベント。(オジサンは4時間でお腹いっぱい・・)
どのプロ、アマ混在ですけど、どのバンドもカッチリしていて演奏レベルが高い。
でも、このまじめカッチリさに飽いてきて”あばれる君”を求めるのがおら・・

 

新譜で買ったキップ・ハンラハン7年ぶりの作品。

相変わらず、個々にかっこいいフレーズ満載だけど、つかみどころの無い断片集的な
夜中に聴くべき音楽、でもクセになる。

ネットに
『制作資金の調達に難渋したのは太っ腹な本誌編集子に一昨年だった一昨昨年だったかにご馳走になったとき、
キップがアルバム制作資金集めのためクラウドファンディングをやっていると聞いたので存じあげておりました。
はたして出資者にどのような特典があるかは知らないが、王道の音楽史とはいわないまでもオルタナティヴなそれに
くっきりと足跡をのこすアメリカン・クラーヴェさえ音盤不況さなか財政的に逼迫せざるをえないのかと思うと少々やるせなかった。』という記事が。
キップでさえこんな状況なんだ・・・

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