おらの仕事は1~4月が繁忙期。
1/7からフルパワーで働いているが、もうエナジーが・・・
さぼりてぇ~
居合を初めて丸2年になるが、昨年4~10月まで右肘痛のためまともに刀を振れず、あまり上達していない。
その癖、物欲に駆られて日本刀、鍔などを購入していますが、
更にまた刀を購入してしまった。
前回購入した刀、三原正興はおらには高価な物で、試斬に使うには勿体ない。
(試斬できるのは、段位を取ってからなのでまだかなり先のことなんですが・・・)
なので三原より安い値段で、もう一振り探してみた。
ヤフオクを見ると、確かに10万円以内のモノもある。
でもなあ、使用に耐えるが状態が今一つ、何より”魂”が抜けたように見える。
それに出来るだけ古いモノとかこだわりが出てしまいます。
そんな中で見つけたのが大和安則作(豊後国行平の子、鎌倉時代の人)と称するもの。
居合の先生に相談したところ、鎌倉まではいかないが南北朝期の出来の良い備前刀に見えるとの見解。
”いいモノ”が欲しくなり予算以上の金額を入れたが、自分の上限値を超えたので断念。
翌朝、ヤフオクを覗くと、おらと競り合った落札者が辞退し、おらが繰上げとなっていた。
昨夜はムキになって予算以上の金額を入れてしまったので、かなりためらいが。
先生に相談すると、この値段で落とせるなら買い得とのこと、あとは自己判断で・・・
写真を眺めているうちに、先生の”刀は縁のもの”という言葉が頭をよぎり
刀がおらのところに来たがっているように思わさってくる。
まあ、数万円の違いだし、行っちゃうか!落札!
届いた刀は2尺2寸位だが、目釘穴が5つも開いており、もともと長くて豪壮(太刀?)だったものが
それそれの時代のユーザーによって摺り上げられて今の長さになったらしい。
左側だけ手元、柄のそばから茎まで樋が入っている。
後銘で弱いタッチで「月光」と彫ってある。
これは偽銘で誰かを騙そうとしたのではなく、愛着から”号”をつけたかったのでは・・
(そんなことがありうるのかどうか知らんけど・・)
鎺に家紋が。
明智光秀でおなじみの桔梗紋にも見えるが・・・???
結果、試斬には勿体ない二振りを所有することに・・・