にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

フランク・ザッパ攻略ガイド: やれるもんならやってみな

2020年12月28日 | ジャズ、音楽

フランク・ザッパの攻略本(?)が出ていることを知り、即ゲット。
膨大な数と内容の多彩さで捕らえ辛いザッパの作品群を製作年順に
並べて解説してくれるという、ありがたい本。

まだ少ししか読んでいませんが、
中山泰樹が残してくれた「マイルスを聴け!」同様、おらの一生のお供になりそうな本です。
正月はこの本読みながらザッパ三昧でしょうかねえ・・・

今年の拙ブログは本日が最後です。
今年はコロナ禍につきますが、
従来のシステムのあり方、生き方等を見直さざるを得ない1年だったと思います。

旅行を断念したけど音楽やオーディオや猫などステイホームでこその楽しみを持つおらは
この時代に適合している人なのかもしれません・・・??

予測不可能ではありますが、皆様よいお年を!!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

試斬刀、岩捲~鍔②

2020年12月25日 | 居合

一昨日はカレー屋五〇堂のジャズ喫茶営業日。
”色んなジャズ”の日だったけど、店主が選ぶのはどれも一癖のあるものばかり。
「なんか聴くものないかな~」というおらに、いつも何らかの啓示が与えられるのだ。
今回は、まさにサンラ様!「SPACE IS THE PLACE」。
おらには未だにつかみ切れない謎の人。
本作もジャズとしてはヘンテコなんだけど、居合わせたお客さんの
「これはファンクだ!」と言う声に納得、ストンと落ちた感じ。
中古盤安かったので直ぐポッチ。
まだまだ聴くものがいっぱいありますね・・

ヤフオクで入手した重量級鍔。

あまりにもの不細工さを、見かねた先生
「好きなもの選べ。」と
複数のコレクションの中から鍔を分けていただけた。

なめらかなタッチの正装用の献上鍔にもひかれたが、
とっかえひっかえ刀に装着して、一番しっくりきた透かし鍔を選択。
室町期の物だと思われるが、格安にしていただいた。

バランスも良く、見た目も初めから誂えたみたい。
自分の腕の延長のように自在に操れるようにするには、こういう調整も大事なことを実感!

ヘンテコ鍔のお蔭で、ピッタリの鍔がゲットできた。
おらは刀わらしべ長者か・・・
(岩捲刀も格安で譲っていただいたし・・)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

試斬刀、岩捲~鍔①

2020年12月23日 | ジャズ、音楽

最近入手した日本刀、岩捲。
付属の鍔が軽く感じ計量してみたら134gだった。
調べてみると、鍔の重さは50~200gと幅があり、標準は130~170g位になるみたい。
なので付属鍔は特に軽いわけではない。

でも手元を重くしようかとヤフオクで探してみた。
(鍔で刀の振り心地の調整をするようになるとはおらもここまで来たのか?)
あった、190gの重量級鍔が送料込で4,200円位。
即落札。

届いたモノは、思い!でかい!分厚い!
そして柄が稚拙、というかなんか変。
鶉と思わしき鳥、笹の葉等の図柄、厚みもすべて雑で不均等。

うまへたとも言えないなあ、
幼稚園児の作を、そのまま日本刀の鍔にしてしまったような。
どうしてこれを作ったのか?
作者の意図はどこに?
不思議とも言える・・・

装着して、振ってみる。
やっぱ重いか・・・
数十gで、これだけバランスが変わるものなんですね。

先生に見てもらうと、
「これはいけません!重量バランスが悪いし、なにより見た目が変!」
う~、即却下ですか・・・

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩」

2020年12月17日 | ジャズ、音楽

シアターキノでジャズ喫茶ベイシーの映画を観てきました。
菅原店主のインタビューを中心に、縁のある人、無い人(?)のエピソードとライブ映像で綴られた
世にも稀なジャズ喫茶の映画。

縁のない人と思われるのは小澤征爾とクラシックのバイオリン奏者かな。
ジャズ喫茶も、楽器みたいなもので芸術表現の一種だと言いたいのだろうが、おらには余計・・
その分、ライブ映像がもっと欲しかった。
阿部薫は特に短過ぎ!凶暴だけじゃないのに!阿部の叙情、切なさ、せめてあと3分!!
エルビンやブロッツマンも、もっと観たかった!

汽車や水の音を、ベイシーのシステムで鳴らして、ナグラのテープレコーダーで録音し、
その音が劇中流れていたけどそれもジャズで良かったのでは?

と、文句と並べたけど、それだけ観てて、思いがこみ上げてくる作品だったのかな?
おらもジャズ喫茶で育ったような者だしねえ。
特定の年代にしか共感できないであろう作品を、よく作った!と感謝すべきか・・・

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

試斬刀、岩捲

2020年12月14日 | 居合

3年経っても、なかなか上手くならないおらの居合。
何せまあ、体が弱まりつつある中での60歳の手習いですからねえ~
ゆるゆるとやっていきましょう・・
と言いつつ、ついに3振り目の刀を入手してしまった。

当流では段位を取らないと真剣を使えないので、まだまだ先のことなのですが、
話の流れでコレクターの先輩が格安で試斬用の刀を譲ってくれるというので、
気が変わらないうちにと即断しました。

入手したのは、室町末期~江戸初期(古刀と新刀の境目位の時期)の美濃伝、岩捲。
大和系の鍛冶が美濃に移り「寿命」を名乗り、その流れが清水市辺りで作った物らしい。
幕末の志士、清河八郎が岩捲を使っていたらしいという話もあるが、
三原正家の方が有力みたいです。
ならばおらの三原正興との縁が・・
清河は北辰一刀流の使い手で、活動資金のために刀剣商売もしていた。
浪士組作ったけど、やばすぎて幕府(佐々木只三郎)に暗殺されてしまった。
話題がそれたけど、興味深い人物ですね。

鑑賞用ではなく試斬に使われているので、表面は荒れて曇っているが
よ~く見ると、刃紋や地金の様子が・・
目釘穴が3つあり、使い減りしているので、色んな時代のユーザー達が使ってきたものと思われます。
かなり磨り上げられており、今はおらには振りやすい長さ(2尺位)。
重ね(刃の厚み)厚くなく丁度良い重さ、ただ付いてきた鍔が軽いので、もう少し手元に重心を置きたい。
重い鍔が欲しい・・

柄紐は巻き直す必要がある、合わせ鞘だが支障は無いみたい。
若干調整が必要だが、これで型を稽古して、そのまま試斬にも使うの良いかもしれない。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サブシステム、アンプ替え

2020年12月07日 | ジャズ、音楽

寝室用のオーディオサブシステム。
もらったDVDプレーヤー→パワーアンプ、ベリンガーA500(125W×2、8Ω)→
スピーカー、自作スパイラルホーン(フォステクス FE103+FT60H)。

このシステムのアンプをサンスイAU-D607に変更した。
ベリンガーの方がレンジや空間が広いような気もしていたが、小音量時のボリュームコントロールの
し易さで替えた。サンスイの方が押し出しイイ感じもあるし。

ベリンガーはオヤジ部屋のJBL4312用に。

ベリンガーからサンスイに替えた程度ではゆるがないサブステム。
どんなソースでも気持ちよく鳴らします。

情報量が多く、録音の粗まで暴いてしまうメインシステムはクオリティは高いが、すべての
音楽を楽しめない時がある。
モータウンの映画に触発されて買ったスティービー・ワンダー
「Music Of My Mind」がメインシステムでは潤いのないギスギスした音で楽しめなかった。
音楽を楽しめないというのは本末転倒。

まあスピーカーを複数もっているし、音源と相性のいいシステムで聴くようにします。
ロックやポップスはJBLやフォステクスが良いような気がします。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アル・ヘイグ&ジミー・レイニー「ストリング・アタッチト」

2020年12月02日 | ジャズ、音楽

コロナ禍で困窮し進学も困難な若者がいるというニュースを見た。
どうもマスコミの貧困報道というのはいつもワンパターン、ステレオタイプに見える。
とりあえず”貧困ネタ”やっておけ的に感じます。

『かつてスタン・ゲッツのグループでコンビを組んでいた、盟友同士の25年ぶりの共演アルバム。
幻の名ピアニスト、ヘイグの名演に対する、ジミーの円熟のインタープレイが光る』で
「ドルフィン・ダンス」や「インヴィテーション」を演っている、そして1,200円となれば手が出ます。

名作「インビテーション」の翌年(1975年)なので、アル・ヘイグの調子はいいはずなんだけど
「インビテーション」ほどじゃない・・
「ドルフィン・ダンス」もなんかおじいちゃん臭いというか、この曲のならではの鮮やかさに欠ける。
チープでピアノの豊かさがない録音のせいか・・

悪くは無いけど、何かが微妙に足りない作品・・・

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする