にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

始まりの終わり、終わりの始まり・・

2019年12月27日 | 日々のこと

12/25にカレー屋五〇堂のジャズ喫茶営業で聴いたミンガス「Ah Um」。
久しぶりに聴いたけど、
 曲が良い!
 中編成だけど大編成に聴こえる構成
 ワイルドだけど実はとても緻密 完璧な作品であったことに驚き!

 


令和元年がもうすぐ終わる。
平成があっと言う間に”過去”扱いに・・

今年は何より肉体の劣化、健康だけが取り柄だったのに、ガタが出だした。
昨年12月の大腸ポリープに始まり、
3月の虫垂嚢胞切除、
術後の後遺症の左足痛(針でだいぶ良くなったけどまだ・・)
左肘の水(これは匍匐前進したら袋が破れて治まった??)
右肘痛(完治してないけど、針で良くなった。)
腸の具合も頻便は減ったけど、まだだなあ・・
パーツ交換できない劣化した体とうまく折り合っていくしか無いのか・・

体の不調のため、居合で刀を思うように振れずあまり上達でなかった。
数多くの日本刀を手に取ることができたのがきっかけで真剣、三原刀を購入。
居合のお仲間との城・古戦場廻も楽しかった。

よく聴いたのはジャズではジョン・スコフィールドとポール・ブレイあたりですが、”普通”のジャズはあまり聴いてない。
自分の人生の背景でずっと流れていた日本のポップの再認識が今年のメインですね。
一番は山下達郎、ライブも最高でした!

正月は、刀の拵(柄、鞘)を作ってみようかと。
朴の木、エイの革、金具、柄紐、水牛の角など材料を揃えました。
うまくいくかな~

今年のブログ営業は終了です。
良いお年を!!

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ジュリアス・ヘンフィル「ドゴンAD」

2019年12月24日 | ジャズ、音楽

クリスマスを全く無視するようになってもう何年になるのだろうか。
カトリック教会で結婚式を挙げた身として、多少の義理はあるのかもしれないが、何もしてない。
でもまあ、皆さんだってせいぜい酒飲んで鳥食って、ケーキ食う位でしょ?
嫁から「クリスチャンになろうかな、クリスマスが素敵になるから。」と本末転倒的な発言。いまだに考え方がわからん・・

JULIUS HEMPHILL(as,fl) ABDUL K. WADUD(cello) BAIKAIDA YASEEN(tp)
 PHILLIP WILSON(perc)  録音1972年

寡作のジュリアス・ヘンフィルのアルバムがCD化された。
おそらく初回版で販売終了(限定500枚?)とみて、即予約購入。
ポール・ブレイもあったけど、ビンボでスルー・・

フリー系に分類されるけど、この人の場合、しっかり構成・枠組み作ってその中で暴れ回るやり方。
はみ出そうではみ出ない、でもはみ出てる横チンしてる・・
こういうのおらの好物?
ちゃんと服着ているようで、じつは穿いていない・・・
一般社会では許されないが、ジャズではそれがお茶目で許される・・
うん?何を言っておるのだ??
やや時代を感じる部分もあるが、この人ならではの世界。

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バルネ・ウィラン「モシ」

2019年12月17日 | ジャズ、音楽

先日居合の先生宅で、村正の短刀を見せていただいた。
なんか凄かった!!
上手で三河武士がこぞって使った人気刀だったのでしょうね。
でもとても魅力的だけど、手にすると落ち着かない気持ちに・・やはり妖刀?

キャビン大阪屋の中古CDコーナーは小規模ながら時々面白いものがある。
今回はフランスを代表するサックス奏者バルネ・ウィランのアフリカン・フュージョン(?)1972年作を発見。
多分、自分で旅して集めた生音と、エレキばりばりのジャズが織りなす作。
その生音の”生々しさ”と曲の”ご機嫌さ”の混ざり具合が絶妙です。
ジョン・ルイスとの共演や「死刑台のエレベーター」で、アコースティックで保守的な
イメージを 持っていたけどジャズの枠に囚われない意欲満々の人だったんですね。

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映画T34、珈琲のお供ジャズ

2019年12月10日 | ジャズ、音楽

映画「T34」(http://t-34.jp/)を観ました。
戦車T34が主役と言っていいロシア映画。
囚われたドイツからチェコへの脱出劇。
T34はバリバリの本物、この手の映画で問題となるドイツ戦車、Ⅳ号・パンター(不思議な迷彩でしたけど)もそこそこの再現具合。
「外には自由がある!故国に帰ろう!」って、ソ連にかよっ!
という突っ込みをしたくなるが、 戦争娯楽活劇として男の子なら絶対楽しめます。

 

ある方から、珈琲のお供になるようなジャズを所望された。
日頃”何か変わったモノ”を探しクセの強い音ばかりだし、 そもそもジャズは修行僧のように身を浄めて目瞑って真剣に聴くものだ!! なんて言わずに笑顔で引き受けた。
おらもほとんど読書のBGMとして聴いているし・・・

いろんな曲のコンピレーションなんて面倒だし、あくまでアルバム単位のセレクト。
耳当たりの良い音でありながら、じっくり聴けばジャズの深みにハマるような誰しもが認める作品。
さて先輩諸氏なら何を選びます?

まずはマイルス。
「カインドオブブルー」は張りつめているので、少し緩い「サムディ・マイ・プリンス」

ビル・エバンス
「アイ・ウィル・セイ・グッドバイ」が死相がちょっと出ているので、「ポート・レイト・イン・ジャズ」

MJQ  
どれも良いけど(似たようなもの???)、「コンコルド」

スタン・ゲッツ
 ゲッツ作品ではベストじゃないかも、でもね・・喫茶店でかかっていそうなイメージもで「ゲッツ・ジルベルト」 

 キース・ジャレット
 ソロピアノならキースか・・しみじみとくる「メロディ・アト・ウイズ・ユー」

ポール・デスモンド
 この人の音色はジャズ界一かも、
   乱暴なブルーベック抜きで「ファースト・プレイス・アゲイン」
 ジム・ホールもいるし・・・

アール・クルー
 ようやくフュージョン系、物腰は柔らかいけど芯の通ったギター「トリオ Vol.1」

マイルス
 LPしか持っていなくて、自分が車やサブシステムで聞くためにCD音源を入手したついでに 「イン・ナ・サイレントウェイ」。 
 耳障りなところは無いけど、よく聞けば深みや刺激に満ち溢れてる。
  これで”沼”に引きずり込めたら・・

 

う~、”棚から一掴み”で8枚選んでしまった。
自分的には”ほんのさわり”程度ですが、
いきなり8作品というのは一般の人にはTOO MUCH?

 

 

 

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レイ・チャールズ「ホワッド・アイ・セイ 」」

2019年12月02日 | ジャズ、音楽

11/30は居合の皆さんと忘年会。
 2次会不要の3時間飲み放題の個室居酒屋で4,550円のコース。
 「飲み物何にする?」という常套句を店員が制し、
「当店は最初はビール(金麦ですけど・・)とウーロン茶をお出しします。
 その後に個別オーダーを承ります。」
うん?そういうの初めて・・バカ安飲み屋でもないのに、手抜き?
それでもピッチャーの飲み物で乾杯、 しばし歓談・・しばし歓談・・
20分経って出てきたのは小鉢にはいった枝豆、一人4個しか当たらないぞ!
次に鴨のスモーク、3㎝四方が一切れ・・つくね1本。30分でこれだけ。
当然飲み物も不足。
次は魚肉団子の炒め物(1.5cm角のサイコロ状の魚肉団子一人3個)、
冷めたステーキ2切れ。
極めつけは、雑に切られた刺身2切れ(カツオと色の悪いマグロと思わしきもの)。
そして具がほとんど無いチャーハン。
2時間半経過したところで、用事があって退出したがその間出たのはこれだけ。

店の出入り口でエレベーターを待っていると、 トイレから出てきた女性客が
「トイレットペーパー無いんですけど~」と言っても返事だけで誰も対応していなかった。
ススキノ中心部の店だったんですけどねえ・・
ある意味とても思い出に残る忘年会となりました。

 

大瀧詠一「LET'S ONDO AGAIN」の元ネタ作品(?)。
勿論知ってたけど、ちゃんとアルバム作品として聴いたことが無かった。

アトランティックレーベルが発禁処分を恐れずに”性愛”を描いた歌をリリースし それがヒットしたという。
ゴスペルスタイルでラブソングやるのも顰蹙ものだったみたいだし、 当時は音楽やるのも”闘い”だったのですね。

黒人のノリでありながら、日本人のおらもくすぐるようなトットコドラム。
”音頭”に行きやすい感じ。なんか納得と親近感。

「What'd 」だったのですね・・・

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