にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

本田竹廣「ジス・イズ・ホンダ」

2024年05月13日 | ジャズ、音楽

中古レコード店「アニマルズ」でLPレコードで購入、2,500円。(GWセールで割引してくれた。)

4/28カレー屋五〇堂で日本ジャズ特集があり、ナベサダの「スイスエアー」がかかった。
モントルー・ジャズ・フェスティバルでメンバー一丸となった意気込み、熱気に「おおっ!!」となった。
でも、何十回聴いてもナベサダの音色が苦手なオラ、「スイスエアー」は見送り・・・

本田のピアノは刺さりまくっていたので、アニマルズ店頭で本作を見つけ即購入。
鈴木良雄(b)日野元彦(ds)1972年録音。

お馴染み曲を日本人ならではの思い入れで弾きまくる。
”昭和の青春の缶詰”みたいな作品。音も良し!

欧米の大物ジャズマンだけでも手いっぱいで、「和ジャズ」は後回しにしてきたオラ。
ジャズを聴き始めたのが高1(73年)の後半あたりから。
この時期がえぐい!!
マイルスの「クッキン」と「オン・ザ・コーナー」が同一人物の作品と言われ混乱しまくっているビギナーに新譜の嵐。
リアルタイムで買ったレコード(思い出せるだけでも・・昼飯我慢して、よく買ったものです。)

ハンコック「ヘッドハンターズ」73年
ウェザーリポート「ミステリアス・トラベラー」74年
「ゲット・アップ・ウィズ・イット」74年
キースの「宝島」74年
マッコイ・タイナー「アトランティス」74年
MJQ「ラスト・コンサート」74年
ロリンズ「ザ・カッティング・エッジ」74年
アート・ペッパー「リヴィング・レジェンド」75年

TBMも新譜バリバリ出てたけど、さすがに手が回らなかった。

日本のジャズ、耳になじみ易い故に少し軽く見て、いつでも聴けるという錯覚・・・
気が付けば多くの名手たちがこの世を去り、TBMレコードはお宝価格に。
今本田を聴くと、初めての曲でも、旧知の、馴染んだモノに聴こえます。
これぞ”和”なのでしょうか。

 

コメント
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