クロキライディング

いつだってバイク

ウルトラ級

2018年08月31日 23時39分29秒 | バイク


ハーレーのCVO ウルトラ

滅多に触るバイクではありませんが馴染みのお客さんのを作業後に試運転



大型のフェアリングや計器類全てがハンドルマウント

普通これだと低速では少しバンクさせただけでその重さによって強烈にハンドルが内側に切れ込んでくるのですが

フロントフォークステムのオフセットが一般的モデルとは逆になっているので、

バイクを傾けただけその重量が全てハンドルを切れ込ませることにはなりません。



じゃあどのバイクもそうすればいいじゃないか…と思われるかもしれませんがそれぞれのキャラクターや

構成によって要件は様々でしょうからそう単純にはいかないんですね。



作業の仕上げに特別に頼まれたリヤホイールのクリーニング

久しぶりに磨かれました、コチラの忍耐力。



狭い店内は大変なことになるので作業は昼夜速攻 (~_~;)



ハーレーの経験はそれほど多くありませんが

最大級のはずのウルトラが僕としては最もヒラヒラと軽快に扱える(逆のオフセットが全てではありませんが)のはとっても愉快です

しかも1800ccの空冷ツインはパワフルだしブレーキも前後共に十分に効きます そして速い!

この能力はハーレーとしてだけでなくバイクとして楽しめるものですね。



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R1200RT

2018年08月31日 02時01分35秒 | バイク


久しぶりのR1200RT SOHCヘッドのサーボ付きインテグラルABSのモデル

ABSがどのタイプなのか気になる年代ですが、まめに走らせることと定期的なフルード交換を皆さんにお奨めしております。



巨大な車体も外装とFUELタンクを外してしまえば意外とコンパクト

ハンドル位置とリヤキャリアのグリップ位置が良いところにあるので

慣れた人なら大袈裟にバイクに寄り添う必要もなくて取り回しも重くは無いと思います。

僕にとっては数あるツアラーモデルの中でも見た目と実際の重量感のギャップが大きいですね。



オーナーさんの許可を得ているのでちょっと遠くまで試運転

エンジンの熱をライダーに伝えにくいボディーなので熱くはないけど

ウインドプロテクションのおかげで走行風も当たらないのでやっぱり暑い (^_^;)






走行中のブレーキのサーボ機能は気にせず走れましたが、前後の連動は走る場所によって僕には不要ですね

バンク中のフットブレーキでフロントブレーキもかかってしまうとちょっと予定外な動きになってしまうので

リヤブレーキの操作を少しだけ控えないといけないことになるのは残念

猛烈なパニックブレーキで「とにかく止めろ!」の緊迫状態ではコチラのほうが有利で制動距離も短いでしょうけど…






RTはどの世代モデルもロングツーリングの快適さとタイトコーナーの楽しさを兼ね備えているのでいつも感心します。










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モンキー125

2018年08月28日 00時52分55秒 | 日々のこと


発売前からオーダーをいただいていたモンキー125

当店では非常に珍しく初期デリバリーの販売 (^_^;)



予想どおりのかなりの車格でそれはもうこのままで十分に実用的



50ccモンキーと好みは分かれそうですね

久しぶりの新車で一瞬だけ華やぎましたけど翌日には納車完了

その後はいつものように修理、修理…



お知らせです

9月2日~9日まで、少し長いのですが夏季休業をとらせていただきます。

長々とお待ちいただいているお客様には誠に申し訳ございませんが

何卒、ご理解いただきますようよろしくお願い致します。


とくにこの一週間は怒涛の日々ですが

バイク業務の疲れはバイクで癒すことができるハズなので頑張ります。
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お知らせ

2018年08月26日 00時02分46秒 | 日々のこと


次回 自動車学校コースの練習会のご案内です。

日時  9月9日(日曜日)

集合  AM9:00

参加費用 ¥2500 (昼食付き)

ご参加にはヘルメット、グローブなどのライディングギヤの他に

肘と膝のプロテクターが必要です。

その他詳しいことは当店までお問い合わせください。 



尚、この日は第二日曜日にあたりますので、通常なら早朝ツーリングの開催もあるのですが

都合がありましてこの月は第三日曜日 9月16日に開催いたします。



暑かった夏も終わり秋のベストシーズンを迎えます

楽しみですね~ (^.^)











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サンバイザー付き

2018年08月25日 00時43分13秒 | グッズ


ショーエイのGTエア ツーリングメンバーのF800S氏からのオーダーです。



お互いに歳もかさなってきており、夜間とトンネルはクリアシールドでなければ不安

それでも昼間は眩しいし… ということでこれしかないと。

これでもう朝晩にかかるロングツーリングにシールドを2枚用意する必要もなくなりますね

僕はまだ続きますけど (^_^;)



エマージェンシークイックリリースシステム

これまでのアライも一度たりとも衝撃(落下も)を受けることなく使え終えたのはよかったですね…と


前後で走ることの多い我々ですから、そこは互いに喜び合いました。

これからも安全に走りましょう。




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せっかくですから

2018年08月23日 23時38分21秒 | メンテナンス


690も990もウオーターポンプシールはメカニカルシールではなく

ゴムシールの2段重ねでありましてココはどうしても漏れが発生しやすいので

潔く交換させていただいております。





ちょっとした渋滞でも水温急上昇があたりまえですから、これまでにかなりの高温にさらされているはずなので

サーモスタットも交換(正常でしたがこの先のために)



水温上昇でウオータージャケット各部が熱くなっていく様子と実際に走らせてみてラジエターが受けた走行風と

メーター内のデジタルTEMP表示の変化を目と肌で感じながら

正常に機能していることを確かめて作業完了。

といきたかったのですが…

試乗の時いろいろと試すとピークパワー手前でクラッチの滑りを感じたので、オーナーさんの許可を得て追加作業です。





クラッチはディスクとスプリングのセットを交換すればOKのようでしたが

クランクケース底にクラッチディスクの成分と異なる見過ごせない異物を見つけたのでさらに取り外し

2つのオイルポンプのドライブギヤ(プラスチック)の歯が欠けはじめているところに行き着きました。



当初の予定より深入りすることになりましたので、もうせっかくですから後々疲労で折れてしまうと厄介なシフト関係のスプリングの交換もこれを機に



左から右へシフトロッドが貫通するところにはニードルローラーベアリング

KTMのシフト機構にはスキが無くて感心

こうでなくては (^.^)



この他にオイルプレッシャーに関わるオイルシールを1つ交換したことで

「右側」を開けた際に少し手を拡げて交換しておいたほうがベターだと思われるパーツを一通りおさえることができたのではないかと思います。



当方の勧めで作業がかなりエスカレートしてしまいましたが、オーナーさんの理解は正しくて追加作業については快諾



エンジンはもちろん、車体側についても

やらないと乗れない「修理」ではなく、乗れるけどやっておく「メンテナンス」では何処を何時やるのか… そこの基準と判断は難しいところです

何でも実施すれば、それはいいに決まっていますが

それぞれ事情は異なりますし誰もがそうするとは限らないので、そこは現実的に考えていかないといけないのではないかと思います。

オーナーさん置き去りで作業者が突っ走るわけにはいきません。


でも今回のはちょっと際どいタイミングでしたね (^_^;)










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やっぱり地図

2018年08月22日 02時34分47秒 | グッズ


スマホがあればマップを見たりその周辺を検索したりと事前にいろんな情報を得ながら進むことができます。

それでもやっぱり地図は見ます。

どこに行くか… もですけど

どこを走るのかとなるとやっぱり地図をめくらなくてはイメージが湧かないので仕方ありませんね (^_^;)



FUELタンク上面が傾斜しているアドベンチャー系モデルではオフロードモデル用の傾斜に対応したタンクバッグがフィットします。





物入れではなく地図を目の前に置くためですから容量は多くなくてOK

カラダに触れていなくてもここに物が有るのは少し気になりますから

地図をセットするだけでいいのです。


ちょうどいいサイズが見つかりました (^_^)



ページをめくるため何度も何度も出し入れすることになるので地図は長持ちしませんが

どうせ新しい道ができて中身も旧くなっていくのだから地図も消耗品みたいなものです。





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気軽に250単気筒点火チューン

2018年08月20日 21時58分44秒 | パーツ


おなじみのお客さんの2号車

イグニッションコイルを交換してみようということで、迷わずSPⅡです。



久しぶりに伺ったウオタニさんのところで、グラストラッカーはCDI点火とトランジスター点火と年式によって違うけど大丈夫かと念を押され

CDIですと答えたけれど、最近はバタバタしていて凡ミスを繰り返していたのでコイルの姿と点火方式なりの配線の接続を見るまではちょっと心配しました。



スリムなバイクは余分なスペースが無いので、もうココしかないといった場所に収まることになりますね。



非力な単気筒

SPⅡコイルとコンデンサー効果を持つプラグコードと電極の細いスパークプラグ

何よりもスロットルフィーリングの変化が嬉しい

良い組み合わせです。
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ステアリング

2018年08月16日 23時23分52秒 | メンテナンス


もともとの作業依頼はそこではなかったのですが

作業前後の取りまわしや試運転で異常が見つかってステムベアリングの交換と調整へと追加作業となることはよくあります

と言うか何時もそうで、オーナーさん側から原因はともかくとして「バイクの動きがおかしいんです…」と

訴えてこられることはまずありません。



ここが不調だとバイクは台無しで、それに慣れてしまった状態でライディングを積み重ねるのはとても残念


完治して初めてわかる不具合と言えるわかりにくいところ



ますます人気の高いチョイ旧なバイク



どれもこれもバラして見る必要は無いけど正しく走るかどうかは確かめておきたいですね。

当時の新車のフィーリングを知っている必要はありません

新旧いろいろ乗りますが、昔も今も大小問わず理屈は同じです。




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蒲江ツーリング

2018年08月15日 00時29分00秒 | ツーリング
順番が前後してしまいましたが先日の蒲江ツーリングのこと



昼間は猛暑日となるのが確実な朝

7時前の気持ちイイ高速クルージングの始まりです。



今川SAに集合したのは僕を含めて8台

津久見ICで1台合流の総勢9台の予定。



津久見ICで降りるまで休憩するほどでもありませんがこのツーリングでは休憩を多めにとりながら皆さんの体調を見ながら進めないといけません

大勢で賑わう別府湾SAで小休止。



津久見ICで東九州道を降り海沿いのルートを目指します。



今回走ろうとしているのは大分県西岸の海沿いワインディングですが

入組んだ地形の出っ張り(半島)をおおまかに2箇所

景色と道路の良さそうなところを選んで走ります。



水際のクネクネ道ばかりその気になれば延々走れるけど

左に海、右に漁師町的な風景が続いていくので変化が欲しくなります。







急に昇り始めたかと思うとこの絶景

ココは以前の大隅半島タフツーリングの2日目の帰り道

反対側から昇って来てその景色に絶叫しながら

誰も留まる様子も無く駆け抜けていったポイントなので

今回のツーリングでは必ず立ち寄ろうと決めていました。





「空の公園」前後のルートはかなりの絶景




ここは少しゆっくりと下っていかないとちょっともったいないくらい美しい道でしたね。



予定(希望)時間の11:00を20分ほど過ぎたところで

「かまえインターパーク海べの市」に到着



自魚フライ定食のごはん大盛り

お刺身もいいけどエネルギッシュな揚げたての三種フライのほうに惹かれました (^.^)



ここ蒲江は南北で言うと南阿蘇や長崎のラインですから下関からだとかなり遠い

東九州道があるから日帰りできるエリア

せっかくココまでやって来て、魚を味わうなら泊まりで散策したほうがいいんでしょうね。



お昼過ぎには再出発

でももうこれ以上遠くへは進めません

潔く折り返して帰る方向へ。


東九州道の蒲江ICから佐伯堅田ICまで無料区間のみ走り

こんどは海沿いではなく内陸部へ



午後の一番暑い時間帯

走行風にまったく不足の無いルートとペースですがさすがに暑い



この時とばかり登場の「ヒヤロン」

休憩時間中の短時間ですが効果はなかなかのもの

自分のだけなら荷物にもならないしオススメです。



その後も程よく休憩をとりながら進むのですが

ライディングに集中し続けていると忙しくシフトチェンジを繰り返す左足が攣ってきて

同様に他のメンバーも体のどこかが攣ったらしいとの声が聴かれ

歳のせいか運動不足のせいかはたまた熱中症の前兆なのか…とにかく用心



トップケースの中身は二重に重ねたクーラーバッグが

そうか、二重にするという手がありましたね (^.^)



夏休みで川遊びを楽しむ人達を見下ろす中流から上流域の川沿いワインディング

日射の少ない深い山の中の細道



尾根を走る森林ルートや視界の開ける豪快ルートなどなど

いつの間にか暑さのピークを越えていて

これなら健やかにツーリングを終えることができそう。



大分から下関へはこれまでにどのルートも走りつくした感があるので

今回はいつもの快走ルートをあえて進まず

「鶴見岳」を背にいったん別府方面にもどります。



明礬温泉の岡本屋売店

さすがに人気の観光地



エアコンの効いた室内でくつろぐことは叶いませんでしたがパラソル付き屋外テーブルで見る見る融けていく地獄蒸しプリンのパフェを超早食い



だいぶ陽も傾いてきて日差しも和らいできたことだし

もう少しワインディングを楽しもうと高速道に沿うように下道快走



フルーツロード(果樹園多い)から安心院~院内へと農道&裏道で宇佐に到着



高速道路に上がる前にコンビニの建物の陰で最後の休憩

高速道路上の合流地点と解散場所を告げて宇佐ICから上がります。



途中、災害通行止めの1区間を国道ではなく農道で迂回しようとアドベンチャーが言うので

最後はおまかせで僕は後から追いて行きました。



そうして最後まで走行風を絶やさなかったツーリングも東九州道上り今川SAでお開き

ご参加の皆さん何のトラブルも無く無事に明るいうちに帰還されました。



走行距離は990SMTのメーターで570Kmほど

この暑さの中よく走りました。

この異常な暑さで様々なトラブルで修理の依頼が立て込む中、人もバイクも健やかにツーリングを楽しめたのはありがたいことです

ご参加の皆さんのおかげ…  大変お疲れ様でした。

















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