クロキライディング

いつだってバイク

2020北海道ツーリング-12 70円

2020年11月28日 03時09分55秒 | ツーリング


今回の宿泊も一泊二食での利用。

宿泊客も少なく、席の間隔を大きく取られた環境でバイキングビュッフェではなく個別に配膳された朝食は

温泉旅館のそれとはまた少し違った内容でとてもおいしくて、ご飯にトーストに…なんだかもの凄くサービスされている感じで大満足ですね。

だって日頃は食べないんですから朝食はもはやイベントに等しい (^_^;)



昨日のチェックインでは冷たい雨が降っていましたが、チェックアウトでは雨も上がっています。

しかし場所が場所だけに寒いこと…

当ツーリングで一番のコールドスタートとなりました。



990アドベンチャーの手当てをしてからのスタート後しばらくは霧の中、バイクとカラダを濡らしながら下り続けます。

電熱ウエアとグリップヒーターが、この時期にこれほど活躍するとは。

冗談半分で準備したけど大正解でした。



今日はこの旭川から東寄りに北上し、オホーツクに出ます。

一周目でオホーツク海沿いに右回りに下りながら、途中で大きく内陸に食い込み再び海側の知床半島にルートが繋がっていたので

その時に走っていないオホーツクエリアをあらためて目指すことに。



無料の自動車専用道「旭川紋別自動車道」である程度東に移動したところから

高速ワインディングに乗り換えてR273をハイペースで北へ北へ。



道沿いに牧場が無いくらいの山間のワインディングでさえ

曲がり方は緩やかで、コーナーリングスピードも高く維持されますが、心配なのは自身の居眠りと動物の飛び出し

眠くならないようバイクの操作にある程度の緊張感が必要となるスピードと、動物との遭遇に対処できるか否かのスピードのバランスが

難しくなることがこの北海道ではよくありました。




山間を抜け、海側に出てきても今日は予報通りの曇り空



紋別から始まるオホーツク海沿いに連なる汽水の海跡湖の数々。





コムケ湖とオホーツク海を分ける、左右が水際の細いダートは進入していいのか躊躇してしまいますが、湖に沿って通行可能。

当然走ってみましたが、左には厳しい表情のオホーツク海、右には人工物の全く見えない自然景観保護地区となれば

なんだか別世界に踏み込んでしまったような不安感。

これはお天気のせいと、ところどころ地面が緩くてバイクの走行が突発的に激しく乱れることによるところが大きいのです。

お天気が良くて、バイクが軽量なトレイルバイクならこの先の湖周辺を走り回ることで広大な手付かずの自然を楽しむことができたことでしょう。

走ることに集中を強いられて片手運転がままならず、切羽詰まる画像が撮れなかったのは残念。



続いて「サロマ湖」 こちらは対岸の細道が見えない巨大な汽水湖



カニとホタテの直売所で帆立バーガーが人気とのことで

アドベンチャーがランチにと予定に組み込んでいて、良い時間に到着。



出来上がりを待つ間、テーブルに置かれていたフリーペーパー。

「夏だ、海だ、泳ごう!」7月18日に海開き…これって今?ですよね~ 

ここ数日間をかけてお天気いまひとつの道央からオホーツクに北上してきた我々としては、このオホーツク海に浸かるなんてありえない気持ち (^_^;)

道民の短い夏は本当に一瞬のことでそれはそれは貴重なんだろうなと、僕が大雪の雪化粧に思いを及ばせるのと全く逆であり同じコト。



まだ時間があるので「北勝水産」の生けすを覗いてみると、立派な毛ガニがわんさか。



ホタテもこのサイズで生けすの中を泳いでいるのも見られ



これならたくさん買い込んでホタテ祭りができるではありませんか。



さすがに毛ガニは北海道でもこのお値段ですから

僕が地元でフグを食べるよりもハードルは高いような気がします (笑)



お待ちかねの「帆立バーガー」ホタテの身をいくつもまとめた大きなフライとタルタルソース



こちらは帆立カレー。

どちらも食べ応えアリで実に美味くて、豪快に完食。

大きな荷物積載のツーリングライダーが次々にやって来ては食べて行く人気店ですね。

周辺にはホタテづくしのお店も多いようで、たくさん食べたい人には良いところ

僕はもうこのくらいで満足です (^_^;)



周囲約90km 、面積は約152平方キロメートルと北海道では最も大きな湖で、日本の中でも3番目に大きな「サロマ湖」に沿う

景色良い道はその後もしばらく続きます。





サロマ湖に続いて次は「能取湖」

もうさすがにここまで連続して現れる「網走国定公園」の汽水湖の数々を

バイクで走りながら眺めるだけでは感覚が麻痺してしまっていて、ザっと眺めるだけで終わってしまっている。

もったいないけど北海道はデカすぎる。



能取湖をぐるりとなぞってやって来たのは「能取岬」



数多くのCMや映画のロケ地になったこの岬一帯は広大な草原で

冬にはバックに見えるオホーツク海には流氷が流れつくのだから、いったいどれだけの数多い表情を持っているのでしょう。







本日の宿泊は「網走」

子供の頃、網走と言えば重い罪を犯した囚人が寒さの中、過酷な強制労働を課せられながら収容される

「網走刑務所」のイメージでしたから、網走刑務所の旧建造物を保存・公開している「博物館網走監獄」には

行っておこうと、ホテルにチェックイン前に見学しました。

現在の網走刑務所も近くにあるのですけど、見学はコチラでしょう。



北海道の自然は季節を変え時を変えて訪れてみたいところばかりですが、コチラはもう一度で十分

増してや収容されるなんてのはね (^_^;)









この日は7月23日木曜日ですが「海の日」で4連休の初日

チェックインのホテルもさすがに混んでいてチェックインも順番待ちが発生するほど。

ビジネスホテル(今回もドーミーイン)の宿泊パターンでまずは無事完走の祝杯と速攻入浴に続き

当地の居酒屋へ急行。





出発前からアドベンチャーが予約していることが多いのですが、

事前のリサーチと予約が噛み合わないと、当日現地にて検索することもありまして

今日はそれで選んだお店。

飾り気の少ない盛り付けが豪快!



これまでの印象としては、素材メインでシンプルなメニューが多くて

あまり手が込んだ居酒屋料理は九州、山口に比べて少ないように思います。

それはもう札幌に行けば何だってあるのでしょうけど、自力でバイクで訪れた場所の居酒屋と言うところがいいのです。



ここでホタテは必須ですね。





他にも素材中心で食べまくり。



「クリオネ通り」を歩いて帰りました。

北海道の宿はこれが最後…

案の定、呑みすぎです。



























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小石

2020年11月21日 00時34分46秒 | メンテナンス


汚れないこと、静かなこと、メンテナンスの頻度が少ないことなどのメリットは多いドライブベルトですが

異物が噛んでしまうと、その心配事はチェーンよりもかなり大きいですね。

オーナーさん自ら発見されて以来、ずっとその様子を見ながら

はや10000Kmを問題なく走行されたそうです。



ベルト周りはほとんどカバーで覆われていてそう簡単には異物が噛むことは無いはずですが、

タイヤがまき上げた小石が車体のあちこちをピンボールゲームのように弾んで極々わずかな隙間に飛び込んでしまったのでしょう。

ベルトの内側に埋まり込んでいた小石は早急に取り除かれていますけど、それからも損傷の拡大はなかったようです。

そしてこのたび車検整備を機にメーカー指定交換距離も経過していると言うことからベルトを交換させていただくことになりました。



使用するうえでは手のかからないドライブベルトですが、交換は切り離したり繋いだりができないのでチェーンよりも何かと大変です。



タイヤ交換であっても、外す必要のない構造ゆえに見ることの無いハブダンパーも同時に交換。



オーナーさんの目が行き届いたコンディション良好のF800ST。

800ccのFシリーズは優等生で僕のところでは大きなトラブルを起こしたものを見たことがありません。

このロータックス製のエンジンはまさに「質実剛健」… な印象 (^_^;)



一方コチラは先日僕が発見してしまったハーレー



外側に突き抜けるほど強烈に食い込んでいたので、小石を取り除くにも一苦労。

しばらく様子を見ることになりましたが、ベルトの両端ではなくて、ど真ん中に噛んでしまったのはせめてもの救いだったようです。

一般的予測通り使用期間を全うしてほしいけど、どうしても不安はありますね。






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2020北海道ツーリングー11 ミシュラン

2020年11月18日 00時12分34秒 | ツーリング


現在、滞在しているのは旭川。

今日の予定は大きく移動するのではなく、人気のスポット「富良野」へ2回目の訪問。

ココは見どころも多く、1日では時間が足りないでしょうし、

その上、雨でも降られたらそれはそれはもったいないので、もともと日を変えて2回訪れることにしていました。



宿を予約する際、バイクを停める駐輪場の状況を確認して屋根があることを優先して選んでくれているのですが、

全宿泊中、利用中に雨が降ってほしくない数少ない宿と雨が重なってしまって、

出発の準備がはかどらない朝となってしまいました。



今日の天気は予報では「曇りところにより一時雨…」

青空は望めないところですが、走ってみないとわからないようでもあり、

雨雲レーダーを見ながら南へ進むと、幸いにもその「富良野」は雲の密度が低い方向ではありませんか。



街から離れてしまわないうちにホームセンター

少しでも役に立ちそうなものを買いそろえておかないと (^_^;)





雄大な農村景観や花畑などを楽しめる美瑛町から富良野にかけてなだらかなに続く波状丘陵の美しい地形をアップダウン。

ここ上富良野には有名な蕎麦屋さんがありまして、北海道産の手打ち蕎麦が味わえるのだと

アドベンチャーが開店前に到着できるようルートを組み立ててくれていました。



平日の午前11:00、すぐに満席の「まん作」さんの店内は白と木調の清潔で清々しい雰囲気。

どこかクールな女性店員さんからも、きっと奥の方では真剣な仕事をなさっていらっしゃるんだろうなと言う期待感。



食べるとなるといつもお腹いっぱい食べ得たいので大盛りは当たり前、いくら美味しくても蕎麦だけでは物足りない我々には

天ぷらや丼物もあったほうが嬉しい。

このメニューラインナップも魅力的。



蕎麦のうんちくを語れる舌と文言は持っていませんが、それはもう確かに美味しかった。

他にも食べてみたいし、季節が変わるとメニューも変わるようなので

できれば通いたい、無理だけど。

ミシュランガイド一つ星…そんなお店初めて行きました。

僕の行きつけの地元の蕎麦屋さんにもそうですが、美味しいお蕎麦を食べさせてくれて評価よりもなによりも、深く感謝しますよ。



今日も食事の後は990アドベンチャーの手当て。



排気の熱で周辺のゴムやプラスチックパーツが溶けだしています。

他にも手を打たなくては。



今日の富良野は曇り空、それは晴れているほうが良いに決まっていますが

ラベンダーの紫が目に優しく映るもので、曇りの富良野の景色もしっとりとしていて良いものですね。



道も畑も草原も…とにかく何でもどこまでも続くんですよね~。







ココでも発見「カンパーナ六花亭」

贈答用やお土産用のお菓子のことはともかく

先日の帯広本店以外でも店内喫茶室では、そこでしか食べることができないオリジナルメニューがあるので

それが目当てでやって来ました。



周囲は広大なブドウ畑でガラス張りの店内からの景色も雄大。



なりふり構うことはありません、いい歳の男親子でこの先滅多に訪れそうもない場所と時間とスイーツをシェア (笑)



北海道の富良野と言う地名を知ったのはあの国民的ドラマ「北の国から」でありまして、

僕もそれをテレビに噛り付いて見ていたわけではないし、これまで北海道とは馴染みのない人生を送ってきてはいながらも

観光スポットとしてすぐに取り上げられる、撮影のロケ地にはいってみたいな~なんて思っていました。



撮影ロケ用のセットとは言え、けっこう山手のほうに入り込んだ奥地に在り、

冬場のシーンなんて撮影も過酷だったんだろうと想像できます。



北海道ももう随分と巡ってきましたが真冬に訪れるとどうなんでしょう…と行く先々で思います。







平日の夕方近く、雨の降りだした施設をレインウエア着用で、当ツーリング中もっとも冷たい雨の中を出発し再び北上し本日の宿泊地に向かいます。

そこは大雪山系の旭岳の麓、標高1100メートルにあるホテル。

上昇しながら進むにつれ気温はさらに下がり、過酷さゆえに期待も膨らむと言うものです。



まさに高原のリゾートホテル的な雰囲気、信州、東北、に続いてこの北海道でも一泊取り入れられた山岳ホテル。









ここもやっぱり冷房備わっていません不要です、時は7月下旬。



食事は当時まだこのほうが感染リスクが低いとされていた「横並び」でのコース料理で始まり。





普段は飲まない赤ワインは富良野ワインをお願いして。



感染対策は当ツーリング中で最もハイレベルではなかったかと思います。



今日のライディングのフィニッシュの過酷さとこのホテルのゆったり感のギャップと言ったらもう、

最高デス (^_^;)




















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今シーズン終了

2020年11月16日 09時53分12秒 | ツーリング


かなりの冷え込みを覚悟していましたが、今朝はずいぶんと暖かい朝でよかったな~

なんて思っていましたが、菊川町に近づくにつれ気温はどんどん下がり、外気温表示機能付きのバイクによると8℃。



内陸に入ること20kmで5℃くらいの気温差です。



まあ、その程度の寒さならとくに問題はありませんが、

この時間帯だと、朝露で路面がしっかりと濡れているところがあり、コーナーの途中でも路面状況が大きく変わることは当たり前。



早朝にキビキビ走って楽しむにはもう時期が外れてしまいましたね。



今日はR1200STのキレの良い走りに先頭をお任せして、僕は最後尾とか真ん中とか

ポジションを移動しながら楽しみました。



後半は順調に気温も上がり、海は見えてるけど他に走っている人のいないルートを快走できました。



早朝ツーリングは時間が限られるので、走れるエリアは山口県の西部が中心となりますが、

今年もいろんなルートを走りました。



毎月のことですから、できれば変化に富んだルートを組み立てて、

恐れていることはたくさんあるけど、怖い思いをすることの無いように

平常心と有効なライディング法(わかったような気にさせてくれる専門用語で言うほどのものではありません 笑 )で走れるといいなと思っています。

僕も今年の全開催に参加(当然)しましたが、これだけ走っていればいろいろな状況に出くわすわけでありまして、

それでも対向車などの相手の動きには全て対応できたし、自分がセンターラインをはみ出してしまうことも1度もありませんでした。

まあ、それほど速く走っているわけでもないし、運もよかったからと言うのもあります。

楽しいことはずっと続けていたいですから、それにはバイクで出かけて行っても無事に帰ってくる実績をどんどん積み上げていくのが一番だと思います。

安全運転しています…って言ってるだけではなかなかですね…



タイガー800氏と「なぜか最後はココの銀杏を見て終わるよね」と言う話になりました。



トイレ休憩を兼ねて、俵山の道祖神「麻羅観音」の駐車場

銀杏の大木もすっかりと色づいています。



おかげさまで今シーズンの早朝ツーリングはこれで全開催を無事に終了しました。

本格的な寒さがやってくるまであと少し。

今年の秋はベストシーズンが長く続いていますからツーリングを楽しんでくださいね。



先頭ライダーのキャラクターによってツーリングの雰囲気は変わるものです、お疲れ様 (笑)



次回は令和3年 3月の第二日曜日

絶好のルートで(タイガー800氏による)皆様のご参加をお待ちしております。



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11月早朝ツーリング

2020年11月14日 18時42分55秒 | お知らせ
明日15日は予定通り早朝ツーリングを開催します。

特に冷え込むと言った予報ではありませんが、朝一はそれなりに寒いと思いますので

防寒対策をしっかりとお願いします。

クロキライディングを6:30 菊川セブンイレブンを7:00出発

今シーズン最後の開催です、よろしくお願いいたします。
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2020北海道ツーリングー10 五朗さん

2020年11月10日 03時29分35秒 | ツーリング


昨夜はホテルの駐車場とコンビニだけの小樽滞在。



ホテルも新しくて綺麗で快適だったのですが、部屋に居たのは僅か6時間程度ではなかったでしょうか。



この広い北海道で2度も利用したこの小樽運河そばのホテルは新しくて清潔でとても快適だったのですが、

早朝にスタートを切るための素泊まりですし、あっと言う間にお昼を迎えてしまう後悔もしたくないので、

ココは気合を入れて早々に発ちます。





8日前、北海道ツーリングをスタートしたのはココ小樽からで、今日もまた同じ街からツーリングをスタートすると言うことは、

つまり2周目が始まると言うことになります。

だからと言って同じルートと目的地をたどるわけではなくて、1周目のルートの都合で回りきれなかった場所に行くことと、

お天気が悪くて視界が優れず、満足に景色を楽しむことができなかったポイントへの再アクセスの機会とするため。

なかなかお天気が安定しない北海道ですからゆっくり時間をかけて進むのではなくて、高いスピード感で移動しながら良い条件の空の下へ

ルートを変更しながら進むと言うアドベンチャーのプランに従いました。



幸いにも、これまでのところ憂鬱になるようなお天気の崩れは無く、北海道特有の「霧」に少しだけ、いやそれなりに絶景を遮られただけで、

それぞれの滞在時間は短いけれど、雄大な自然と景色を自力でこの目に焼き付けてきています。



札幌市内に降り立つことは望んでいませんから道央自動車道で一気に通過して、続いて道東自動車道の占冠ICまで150Kmほどひた走り

北海道の高速道路をありがたく感じたのはこの時だけだな~なんて思いながら北海道のど真ん中に再びやって来ました。



この先も宿泊地だけは決めていますが、2度目の訪問の選択肢を多くするため、敢えて道央エリアに戻ってきたわけです。



占冠~トマムまで霧の出やすいエリアも今日はきれいに晴れ上がり、

遠くに見えていた「星野リゾートトマム」が誇る「雲海テラス」から見下ろされる深い雲海の海底を走ることとならずに済みました。

前回は、あと少し高度が足りず雲海の雲の上の人になれなかった「狩勝峠」からは眼下に十勝平野を見下ろせていますが、

もっとよく見えるところに行きましょう。




北海道5日目に上士幌町の糠平湖で幻の橋「タウシュベツ橋梁」を素晴らしいお天気の下で眺めた後、

続いて向かった「ナイタイ高原牧場」

さほど距離も離れていなかったように思うけど、まるで場面が切り替わったように濃霧で視界が全く望めませんでしたが、今日は文句無しの晴れ模様。

牧場入口ゲートから標高800mまで駆け上がる約7kmの道はまるで絵画のような絶景のワインディングロード。



九州では九重に阿蘇、四国では四国カルスト、そして中国山脈の地元近場にとどまらず

近年では随分と走るエリアを広げてきていまして、この北海道に来てからはもうケタ違いの牧場コース(どこかに牛あり)を楽しんでいますが、

このワインディングも実に美しかった。







ココからの展望は再来の甲斐がありましたね。

広い広い十勝平野が一望できます。




一番眺めの良いところに佇む「ナイタイテラス」

勿論、今日は利用させてもらいます。





全面ガラス窓の絶景カフェ。

標高は高いけど今日は随分と気温も上がっていますから、ランチは迷うことなく屋外のテラス。



ナイタイ和牛のハンバーガーとかローストビーフのサンドイッチとか十勝産フライドポテトなどなど、



お天気次第で美味さも違うでしょうし、11月に営業を終了し翌年4月下旬までは営業休止となるこの立地…

あまり多くは無いと思われる良い日に来られたのは幸運でした。



しかし、食後にはやっぱり990アドベンチャーのエキゾーストパイプの手当て。

予定通り進むとなるとこの先再びオホーツク海に向かうことになりますが、こんな手負いの状態で進んでもいいものか…

自ら完全に修理ができるであろう自分の仕事場からは遠ざかる一方。

ツーリングの早期切り上げや、レンタルバイクまたはレンタカーへの乗り換えなど

様々な対処も想像しながら、少し弱気になり始めたのもこの頃 (^_^;)



なんとかやれるだけの作業を終え牧場のワインディングを下り、再び北上開始。



そのままだと三国峠に上がることになるので、ひとつ東側の足寄町側から先日とは別ルートで進みます。

飽きるほどの直線は続かず、山間とは言えスピードが乗るワインディング。

「鹿に気を付けよう」と、時々口に出して喚起し続けないと、スピード感と注意力が麻痺してしまうような一本道。

ツーリングマップルによると周囲は林道とフラットダートの宝庫のようですね。



排気音が大きい(爆音)と言うことは、ライダーをひどく疲れさせるので相当に堪えていることだろうと、

なんとかしてやりたくて音が大きくなるたびに休憩の時に対処。





巻き付けるプレートは増える一方ですが、そろそろ手の施しようが無くなってきていますね。

エンジンの使用回転域も抑えに抑えてコントロールしつつ走っているのも見て取れます。

とにかく先へ進もう (^_^;)



結局、大雪山の東側を半時計回りに回り込み、石北峠から大雪湖の横を通過して旭川に向かいます。



大雪湖越しに見えている大雪山系の山々、標高2,290mの旭岳を最高峰とする2,000m級の比較的標高の低い山岳と言うことにはなりますが、

緯度が高いため気象条件は厳しく、本州の3,000m級の山に匹敵するのだとか。



万年雪と言うのか雪渓と言うのか、7月下旬ですけど溶けないんですね。



旭川に入る手前で雨が降り出しましたけど、なんとか本降りになる前にホテルにチェックイン。

本日の走行距離は500Kmと少し、でも音のせいで乗り手も修理人も疲労は大きい。





ミシュランガイドに掲載され、ドラマ「孤独のグルメ」にも取り上げられた、女将のおもてなしが素敵な人気居酒屋で、

旭川では外せない人気の居酒屋「独酌三四郎」だそうで、アドベンチャーのチェック済み。

予約は難しそうだからダメもとで行ってみようと言うことになり、行くとたまたま数人のグループが退席するところでしたので運よく入店。



女将さんにお勧めを伺いながらあれやこれやと純粋にただただ味わいました。



コチラが旭川のソウルフードでもあります「新子焼」



勿論、日本酒は利き酒師でもある女将さんにお任せで。



北海道3大ラーメンとしては「札幌」「函館」「旭川」となります(知らなかったけど)

札幌には止まらないし函館は昼間だったので泊まらなかったので、〆で食べるとしたらこの旭川が唯一のチャンス。



札幌の味噌、函館の塩、旭川は醤油…

明日は朝から雨なのか。





















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開催延期

2020年11月07日 18時44分31秒 | お知らせ
明日の11月早朝ツーリングは今日の雨が予報以上に長引き、

ツーリングルートのほとんどがウエットコンディションであることが予想されます。

これは先月と同じ状況ですから、明日の開催は見合わせることにして来週に延期とさせていただきます。

 
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